文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成27年6月1日~平成28年2月29日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなか個人消費に底堅い動きがみられるものの、中国をはじめとするアジア新興国や資源国の景気が下振れし、また、本年年初から株価が低迷するなど不透明な状況が続いております。
国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、TPP(環太平洋経済連携協定)などを踏まえた、耕作放棄地の解消や農地の集約化・大規模化の進捗状況は芳しくないなど、構造改革の進みはゆるやかなものとなっております。
このような状況のなか当社グループの業績は、農材事業が順調だったものの、施設材事業がこれまで大きく伸長した反動などから低調に終わりました。
売上高359億33百万円で前年同四半期比1億6百万円(0.3%)の減収となり、利益面でも営業利益9億27百万円で前年同四半期比75百万円(7.6%)減、経常利益10億13百万円で前年同四半期比88百万円(8.1%)減、親会社株主に帰属する四半期純利益6億54百万円で前年同四半期比41百万円(6.0%)減となりました。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
種苗事業
種苗事業においては、牧草関係で緑化工事用種子の販売が低迷したものの、野菜種子関係でキャベツの輸出やレタスの国内販売が伸長したことなどにより、売上高47億22百万円で前年同四半期比2.7%増となりました。
利益面においては、牧草種子の輸入仕入コスト上昇による採算の悪化や費用の増加により、セグメント利益は5億51百万円で前年同四半期比3.2%減となりました。
花き事業
花き事業においては、家庭園芸肥料の販売が低迷したものの、家庭園芸農薬の積極的な販売推進やオリジナル野菜苗の販路拡大などによりカバーし、売上高47億85百万円で前年同四半期比1.5%増となり、セグメント損失も1億76百万円(前年同四半期のセグメント損失は1億89百万円)と改善いたしました。
なお、当事業は春に需要期を迎えることに伴い、第4四半期に売上高及び利益が集中的に計上される傾向があります。第3四半期まではセグメント利益はマイナスでありますが、例年通期では当該マイナスは解消されております。
農材事業
農材事業においては、消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動により農薬の販売が大きく低迷した前期の状況と比べ、今期は常態に回復したことや、得意先のニーズをとらえた営業展開により、売上高149億43百万円で前年同四半期比7.3%増となり、セグメント利益も4億68百万円で前年同四半期比18.6%増となりました。
施設材事業
施設材事業においては、前期の業績向上の主要因となっていた雪害に伴う農業用施設の復旧需要が一巡したことから、売上高112億49百万円で前年同四半期比10.5%減となり、セグメント利益も6億44百万円で前年同四半期比18.5%減となりました。
造園事業
売上高2億31百万円で前年同四半期比2.6%増となり、セグメント利益も497千円(前年同四半期のセグメント損失は1,312千円)と改善いたしました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、428,973千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。