第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間(平成28年6月1日~平成29年2月28日)におけるわが国経済は、中国の景気減速懸念やアメリカをはじめ保護主義的な動きが台頭するなど、海外経済の不確実性の影響が懸念されるものの、雇用・所得環境の改善や企業収益に堅調な動きがみられ、緩やかな回復基調で推移いたしました。

 国内農業の状況は、強い国内農業の構築を目指した政府の施策の今後が期待される一方、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に大きな変化はありません。

 このような状況のなか当社グループの業績は、農材事業や種苗事業が順調だったものの、施設材事業がこれまで大きく伸長した反動などから低調に終わり、前年同期と比べ後退いたしました。

 売上高347億48百万円で前年同四半期比11億84百万円(3.3%)の減収となり、利益面でも営業利益6億68百万円で前年同四半期比2億59百万円(27.9%)減、経常利益7億46百万円で前年同四半期比2億66百万円(26.3%)減、親会社株主に帰属する四半期純利益5億33百万円で前年同四半期比1億21百万円(18.6%)減となりました。

 

 セグメントごとの業績は、次のとおりであります。

 

種苗事業

 種苗事業においては、野菜種子関係でカボチャ及びチンゲンサイの輸出やレタスの国内販売が伸長したことに加え、緑化工事用種苗の販売が増加し、売上高48億65百万円で前年同四半期比3.0%の増収となり、利益面においても、セグメント利益は6億25百万円で前年同四半期比13.3%増となりました。

 

花き事業

 花き事業においては、家庭園芸資材の需要低迷などにより、売上高46億21百万円で前年同四半期比3.4%減収となりました。利益面においては、苗関係でオリジナル野菜苗の販売増により採算性が向上したことや、販売費及び一般管理費が減少したことから、セグメント損失1億66百万円(前年同四半期のセグメント損失は1億76百万円)で損失は減少いたしました。

 なお、当事業は春に需要期を迎えることに伴い、第4四半期に売上高及び利益が集中的に計上される傾向があります。例年第3四半期まではセグメント利益はマイナスでありますが、通期では当該マイナスは解消されております。

 

農材事業

 農材事業においては、除草剤の需要増や企画提案力を生かした営業展開、また、青果高に伴う農家の防除意欲向上により農薬の販売が増加し、売上高154億13百万円で前年同四半期比3.1%増となり、セグメント利益も5億13百万円で前年同四半期比9.8%増となりました。

 

施設材事業

 施設材事業においては、前期、前々期と業績上積み要因となった雪害復旧需要が一巡したことや、当該復旧に伴い一気に更新された農業用フィルム等の需要が低迷し、売上高96億26百万円で前年同四半期比14.4%減となり、セグメント利益も3億8百万円で前年同四半期比52.1%減となりました。

 

造園事業

 売上高2億21百万円で前年同四半期比4.4%減となり、セグメント損失は1,667千円(前年同四半期のセグメント利益は497千円)と損失計上となりました。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、440,676千円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。