第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

  (経営成績の状況)

当第2四半期連結累計期間(2018年6月1日~2018年11月30日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や堅調な企業収益など明るさは継続している一方、米中貿易摩擦問題や海外経済の不確実性によりもたらされる日本経済へのマイナス影響が、懸念されるところとなっております。

国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、夏場は猛暑や台風などの天候不順による農作物の作柄不良、秋以降は好天に恵まれ野菜の生育が前倒しで進み、出荷量増加が青果安につながるなど、目まぐるしく状況が変化いたしました。

このような状況のなか当社グループの業績は、花き事業及び種苗事業の販売が低迷したものの、施設材事業・農材事業で堅調に推移したことなどから、売上高251億41百万円で前年同期比2億17百万円(0.9%)の増収となり、利益面でも、営業利益3億51百万円で前年同期比72百万円(26.0%)増、経常利益3億93百万円で前年同期比54百万円(16.0%)増、親会社株主に帰属する四半期純利益2億58百万円で前年同期比65百万円(33.6%)増となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメント区分及び費用の配賦方法を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)Ⅱ 当第2四半期連結累計期間 3.報告セグメントの変更等に関する事項」をご覧ください。

 

種苗事業

種苗事業においては、牧草種子関係で九州地方を中心にイタリアンライグラスの販売増などがあったものの、野菜種子関係でカボチャやキャベツの輸出が販売時期のズレ等により減収となったほか、今期より種苗事業に統合した造園関係の受注減により、売上高36億9百万円で前年同期比4.3%減収となりました。利益面でも、人件費や種子検査費用等の増加により、セグメント利益4億71百万円で前年同期比9.4%減となりました。

 

花き事業

花き事業においては、プランター等の家庭園芸資材の需要低迷や、販売先の園芸事業からの撤退、大手チェーン店の統合に伴い販売ルートが他社へ移るなどして、売上高29億97百万円で前年同期比9.5%減収となり、利益面でも、セグメント損失1億47百万円(前年同期のセグメント損失は1億4百万円)で損失は拡大いたしました。

なお、当事業は春に需要期を迎えることに伴い、第4四半期に売上高及び利益が集中的に計上される傾向があります。例年第3四半期まではセグメント利益はマイナスでありますが、通期では当該マイナスは解消されております。

 

農材事業

農材事業においては、猛暑により害虫の発生が少なかったことから殺虫剤の販売が低迷したものの、土壌消毒剤や新規薬剤の拡販により、売上高111億49百万円で前年同期比1.9%増収となりました。利益面では、物流経費の増加があったものの採算性の良化等により、セグメント利益1億26百万円で前年同期比76.0%増となりました。

 

施設材事業

施設材事業においては、度重なる台風により被害を受けた農業用施設の復旧需要や、猛暑による遮光・灌水資材の販売増、養液栽培プラント関係においても、輸出や太陽光発電併設プラント、閉鎖型植物工場の大型物件を完工できたことなど堅調に推移し、売上高73億84百万円で前年同期比7.1%増収となり、利益面でも、セグメント利益2億51百万円で前年同期比64.4%増となりました。

 

  (財政状態の状況)

当第2四半期連結会計期間末における「資産の部」の残高は、352億84百万円となり、前連結会計年度末と比較して97億11百万円減少いたしました。これは主に受取手形及び売掛金の減少によるものであります。

また、「負債の部」の残高は、163億65百万円となり、前連結会計年度末と比較して99億7百万円減少いたしました。これは主に短期借入金は増加したものの、支払手形及び買掛金が減少したことによるものであります。

なお、上記「資産の部」と「負債の部」の状況は、当社グループの事業が主に第4四半期に繁忙期を迎えることに伴うものであり、毎期同様の状況となっております。

「純資産の部」の残高は、189億18百万円となり、前連結会計年度末と比較して微増となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して7億34百万円減少し、41億76百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果使用した資金は、18億27百万円(前年同期比13.3%増)となりました。

 これは主に、仕入債務の減少額115億91百万円が、売上債権の減少額88億46百万円及びたな卸資産の減少額6億89百万円を上回ったことなどによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、3億13百万円(前年同期比8.4%減)となりました。

 これは主に、有形固定資産の取得により3億15百万円支出したことなどによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果獲得した資金は、14億4百万円(前年同期比5.3%減)となりました。

 これは主に、営業活動により使用した資金を、短期借入金で調達したことによるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、322,532千円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。