当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績の状況)
当第2四半期連結累計期間(2019年6月1日~2019年11月30日)におけるわが国経済は、引続き雇用・所得環境の改善がみられるものの、米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題などの海外要因や、国内では消費税率引上げ後の消費者マインドの冷え込みなど、日本経済へのマイナス影響が懸念されるところとなっております。
国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、初夏の日照不足や大型台風の襲来による農作物への被害、豚コレラの発生など、農家経営を不安定化させる要因が多発する状況となりました。
このような状況のなか当社グループの業績は、全般的に業績が低迷し、売上高251億6百万円で前年同期比34百万円(0.1%)の微減となり、利益面でも、営業利益1億52百万円で前年同期比1億98百万円(56.5%)減、経常利益2億15百万円で前年同期比1億77百万円(45.1%)減、親会社株主に帰属する四半期純利益1億54百万円で前年同期比1億4百万円(40.5%)減となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、前連結会計年度第4四半期より、花き事業と農材事業に係る物流費用の配賦方法を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後の配賦方法で算出した数値で比較しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)Ⅱ当第2四半期連結累計期間 3.報告セグメントの変更等に関する事項」をご覧ください。
種苗事業
種苗事業においては、ラグビーワールドカップの影響によるスポーツターフ用芝種子の販売増や、カボチャ種子の輸出が伸長したものの、タマネギ・キャベツ・ニンジンの各野菜種子の輸出が減少し、売上高35億97百万円で前年同期比0.4%の減収となりました。利益面でも、種子生産委託先である新興国の人件費の上昇にスライドして種子生産コストが上昇したことや物流費用の増加により、セグメント利益3億56百万円で前年同期比24.4%減となりました。
花き事業
花き事業においては、提案型セールスが功を奏したことによる営業状況の好転が一部でみられたものの、大手チェーン店の資本業務提携に伴い販売ルートが他社へ移ったことや、プライベートブランド化による販売減などにより、売上高29億34百万円で前年同期比2.1%の減収となりました。利益面では、業務の効率化に努めたことなどから、セグメント損失1億6百万円(前年同期のセグメント損失は1億37百万円)で損失は縮小いたしました。
なお、当事業は春に需要期を迎えることに伴い、第4四半期に売上高及び利益が集中的に計上される傾向があります。例年第3四半期まではセグメント損益はマイナスでありますが、通期では当該マイナスは解消されております。
農材事業
農材事業においては、除草作業の軽減に効果的な茎葉除草剤が、高齢化や省力化志向に伴い需要が拡大したことや、新規薬剤の積極的な推進に注力したことにより、売上高114億68百万円で前年同期比2.9%の増収となりました。利益面では、競争激化による採算性の低下や物流費用が増加したことなどにより、セグメント利益74百万円で前年同期比36.6%減となりました。
施設材事業
施設材事業においては、関東地区では農業用施設の台風復旧需要により販売増となったものの、前期東海地区で発生した台風復旧需要の反動減や、初夏の低温・日照不足に伴う遮光・灌水資材の販売減、養液栽培プラント関係でも受注が減少したことから、売上高71億6百万円で前年同期比3.8%の減収となり、利益面でも、セグメント利益2億11百万円で前年同期比15.8%減となりました。
(財政状態の状況)
当第2四半期連結会計期間末における「資産の部」の残高は、365億7百万円となり、前連結会計年度末と比較して90億18百万円減少いたしました。これは主に受取手形及び売掛金、現金及び預金、商品の減少によるものであります。
また、「負債の部」の残高は、169億57百万円となり、前連結会計年度末と比較して89億49百万円減少いたしました。これは主に短期借入金は増加したものの、支払手形及び買掛金が減少したことによるものであります。
なお、「資産の部」における受取手形及び売掛金や商品の減少、また、「負債の部」における支払手形及び買掛金の減少は、当社グループの事業が主に第4四半期に繁忙期を迎えることに伴うものであり、毎期同様の状況となっております。
「純資産の部」の残高は、195億49百万円となり、前連結会計年度末と比較して微減となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して18億26百万円減少し、27億46百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、29億14百万円(前年同期比59.5%増)となりました。
これは主に、仕入債務の減少額105億97百万円が、売上債権の減少額64億72百万円及びたな卸資産の減少額11億87百万円を上回ったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、1億65百万円(前年同期比47.1%減)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得により3億7百万円支出したことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は、12億55百万円(前年同期比10.6%減)となりました。
これは主に、営業活動により使用した資金を、短期借入金で調達したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、345,209千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。