第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 新型コロナウイルス感染症による事業への影響については、引き続き今後の状況を注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

 (経営成績の状況)

当第1四半期連結累計期間(2020年6月1日~2020年8月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響から、4~6月期のGDPが年率換算27.8%減となる過去最大の落ち込みとなるなど、大変厳しい状況となりました。外出自粛や催事開催の制限が企業活動や個人消費に多大な影響を与え、外食産業や観光産業を中心に多くの産業が大打撃を被っております。これにより雇用情勢も不安定化し、先行きに暗い影を落とす状態となりました。

国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、コロナ禍による外食産業の農産物需要大幅減、長梅雨による青果物の作柄不良や野菜価格の高騰など農家経営に大きな影響を与える事象が頻発する様相となりました

このような状況のなか当社グループの業績は、コロナ禍による巣ごもり需要を取り込めたことなどから全般的に堅調な推移となり、売上高146億39百万円で前年同期比11億48百万円8.5%)の増収となり、利益面でも、営業利益3億40百万円で前年同期比65百万円23.7%経常利益3億75百万円で前年同期比56百万円17.7%親会社株主に帰属する四半期純利益2億60百万円で前年同期比42百万円19.6%となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 

種苗事業

種苗事業においては、タマネギやカボチャの野菜種子が輸出販売時期の遅れによる販売減があったものの、緑化工事用種子・資材の販売が堅調に推移したことなどから、売上高20億34百万円で前年同期比2.7%の増収となりました。利益面でも、セグメント利益3億24百万円で前年同期比2.6%増となりました。

 

花き事業

花き事業においては、コロナ禍での外出自粛により家庭園芸・菜園需要が拡大したことや、当社の企画提案が販売先に比較的多く受け入れられたことなどにより、売上高18億3百万円で前年同期比24.3%の増収となりました。利益面でも、セグメント損失48百万円(前年同四半期のセグメント損失は71百万円)で損失は縮小いたしました。

なお、当事業は春に需要期を迎えることに伴い、第4四半期に売上高及び利益が集中的に計上される傾向があります。例年第3四半期まではセグメント損益はマイナスでありますが、通期では当該マイナスは解消されております。

 

農材事業

農材事業においては、長梅雨による農薬の散布機会の喪失や、焼酎原料用サツマイモの減産により土壌消毒剤の需要が減少したものの、家庭での使用が拡大している茎葉除草剤の販売増や、新規薬剤の積極推進などにより堅調に推移し売上高73億60百万円で前年同期比6.7%の増収となり、利益面でも、セグメント利益1億93百万円で前年同期比14.1%増となりました。

 

施設材事業

施設材事業においては、昨年の大型台風襲来より千葉県を中心に農業用施設が大きな被害を受け、それに対する復旧需要が継続していることや、コロナ禍による巣ごもり需要が農業資材関係でもみられたことから、売上高34億41百万円で前年同期比8.8%の増収となり、利益面でも、セグメント利益79百万円で前年同期比55.2%増となりました。

 

(財政状態の状況)

当第1四半期連結会計期間末における「資産の部」の残高は、410億79百万円となり、前連結会計年度末と比較して57億13百万円減少いたしました。これは主に受取手形及び売掛金や商品の減少によるものであります。

また、「負債の部」の残高は、204億94百万円となり、前連結会計年度末と比較して58億96百万円減少いたしました。これは主に短期借入金は増加したものの、支払手形及び買掛金が減少したことによるものであります。

なお、上記「資産の部」と「負債の部」の状況は、当社グループの事業が主に第4四半期に繁忙期を迎えることに伴うものであり、毎期ほぼ同様の状況となっております。

「純資産の部」の残高は、205億85百万円となり、前連結会計年度末と比較して微増となりました。

(2)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、183,799千円であります。

 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。