第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 新型コロナウイルス感染症による事業への影響については、引き続き今後の状況を注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

  (経営成績の状況)

当第2四半期連結累計期間(2020年6月1日~2020年11月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、外食産業や観光産業を中心に著しく停滞する非常に厳しい状況となりました。

国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、コロナ禍で海外からの入国が困難となったことにより、外国人労働者に依存していた一部生産者では労働力不足となり、また、コロナ禍で外食産業の需要低迷に加え、秋口から好天に恵まれ豊作になったことから青果安となるなど、農家経営も厳しさを増しております。

このような状況のなか当社グループの業績は、農材事業・花き事業・種苗事業で堅調な推移となり、売上高261億81百万円で前年同期比10億74百万円(4.3%)の増収となり、利益面でも、営業利益2億46百万円で前年同期比94百万円(61.6%)増、経常利益3億円で前年同期比84百万円(39.1%)増、親会社株主に帰属する四半期純利益2億23百万円で前年同期比69百万円(45.1%)増となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 

 

種苗事業

種苗事業においては、野菜種子関係でカボチャの輸出やダイコンの国内販売が減少したものの、キャベツの輸出及び海外子会社での販売が伸長したことから、売上高37億4百万円で前年同期比3.0%の増収となり、利益面でも、セグメント利益3億83百万円で前年同期比7.7%増となりました。

 

花き事業

花き事業においては、コロナ禍での外出自粛により自宅で楽しめる家庭園芸への参加人口が増加し、家庭園芸・菜園需要が拡大したことや、積極的な営業展開が功を奏し、売上高34億12百万円で前年同期比16.3%の増収となりました。利益面でも、セグメント損失65百万円(前年同期のセグメント損失は1億6百万円)で損失は縮小いたしました。

なお、当事業は春に需要期を迎えることに伴い、第4四半期に売上高及び利益が集中的に計上される傾向があります。例年第3四半期まではセグメント損益はマイナスでありますが、通期では当該マイナスは解消されております。

 

農材事業

農材事業においては、青果安による防除意欲の減退から土壌消毒剤の販売が低迷したものの、除草作業の軽減に効果的な茎葉除草剤が一般家庭へも浸透したことや、新規薬剤の積極的な推進に注力したことにより、売上高117億50百万円で前年同期比2.5%の増収となり、利益面でも、セグメント利益1億30百万円で前年同期比74.9%増となりました。

 

施設材事業

施設材事業においては、青果安に伴う農家の節約志向から農業用フィルムの更新需要が減退したことや、養液栽培プラントの完工売上高の減少などの減収要因があったものの、台風復旧需要による農業施設用パイプの販売増、また、温室の完工売上高が増加したことから、売上高73億14百万円で前年同期比2.9%の増収となりました。利益面では、農業用フィルムの需要低迷による採算性低下や、比較的利幅の厚い養液栽培プラントが低迷したことから利益率が低下し、セグメント利益2億3百万円で前年同期比3.9%減となりました。

 

  (財政状態の状況)

当第2四半期連結会計期間末における「資産の部」の残高は、368億46百万円となり、前連結会計年度末と比較して99億45百万円減少いたしました。これは主に受取手形及び売掛金、商品の減少によるものであります。

また、「負債の部」の残高は、162億5百万円となり、前連結会計年度末と比較して101億85百万円減少いたしました。これは主に短期借入金は増加したものの、支払手形及び買掛金が減少したことによるものであります。

なお、「資産の部」における受取手形及び売掛金や商品の減少、また、「負債の部」における支払手形及び買掛金の減少は、当社グループの事業が主に第4四半期に繁忙期を迎えることに伴うものであり、毎期同様の状況となっております。

「純資産の部」の残高は、206億40百万円となり、前連結会計年度末と比較して微増となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して4億93百万円減少し、39億17百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果使用した資金は、12億45百万円(前年同期比57.3%減)となりました。

 これは主に、仕入債務の減少額115億68百万円が、売上債権の減少額89億75百万円及びたな卸資産の減少額14億42百万円を上回ったことなどによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、5億13百万円(前年同期比209.6%増)となりました。

 これは主に、有形固定資産の取得により2億14百万円、無形固定資産の取得により2億96百万円それぞれ支出したことなどによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果獲得した資金は、12億63百万円(前年同期比0.7%増)となりました。

 これは主に、営業活動により使用した資金を、短期借入金で調達したことによるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業場及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、361,932千円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。