当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
新型コロナウイルス感染症による事業への影響については、引き続き今後の状況を注視してまいります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績の状況)
当第1四半期連結累計期間(2021年6月1日~2021年8月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症関連で、ワクチン接種が促進されるなかでも感染が拡大し、引続き飲食・観光業を中心に需要が低迷、また、海外の感染拡大により部品調達が滞った製造業が減産を余儀なくされるなど、影響は多岐にわたり、かつ厳しい状況が継続しております。
国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、九州地方の大雨に象徴されるように、天候面では降水量が多く日照不足傾向となり、農作物の作柄不良が懸念されるなど、農家経営が不安定化する要因が散見されます。
このような状況のなか当社グループの業績は、売上高144億39百万円で前年同期比1億99百万円(1.4%)の減収となり、利益面でも、営業利益3億15百万円で前年同期比25百万円(7.3%)減、経常利益3億55百万円で前年同期比20百万円(5.5%)減、親会社株主に帰属する四半期純利益2億35百万円で前年同期比24百万円(9.6%)減となりました。なお、当第1四半期連結会計期間より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を適用したことにより、売上高は32百万円減少、売上原価は77百万円減少し、営業利益・経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ44百万円増加しております。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
種苗事業
種苗事業においては、飼料作物種子の販売増があったものの、緑化工事用資材の需要減やキャベツ種子が国内販売・輸出ともに減少するなど苦戦し、売上高19億89百万円で前年同期比2.2%の減収となりました。利益面では、飼料作物種子の販売増による採算性の改善などにより、セグメント利益3億30百万円で前年同期比1.7%増となりました。
花き事業
花き事業においては、コロナ禍での外出自粛による家庭園芸・菜園分野への巣ごもり需要などから花苗の販売が好調に推移したものの、8月の長雨により園芸愛好家の戸外作業が妨げられたことで園芸農薬などの販売が低迷し、売上高17億95百万円で前年同期比0.5%の減収となりました。利益面でも、セグメント損失54百万円(前年同四半期のセグメント損失は48百万円)で損失は拡大いたしました。
なお、当事業は春に需要期を迎えることに伴い、第4四半期に売上高及び利益が集中的に計上される傾向があります。例年第3四半期まではセグメント損益はマイナスでありますが、通期では当該マイナスは解消されております。
農材事業
農材事業においては、8月の長雨により農薬の散布機会が喪失したことにより需要が低迷し、売上高72億83百万円で前年同期比1.0%の減収となり、利益面でも、セグメント利益1億82百万円で前年同期比5.5%減となりました。
施設材事業
施設材事業においては、農業資材の値上がり前の駆け込み需要による販売増があったものの、天候不順による農作物の不作や一部野菜の青果安などに伴う農家の設備投資意欲の減退から、温室部材の販売や養液栽培プラントの完工売上高が減少し、売上高33億71百万円で前年同期比2.0%の減収となりました。利益面でも、セグメント利益70百万円で前年同期比10.9%減となりました。
(財政状態の状況)
当第1四半期連結会計期間末における「資産の部」の残高は、422億96百万円となり、前連結会計年度末と比較して51億55百万円減少いたしました。これは主に受取手形及び売掛金の減少によるものであります。
また、「負債の部」の残高は、205億51百万円となり、前連結会計年度末と比較して52億3百万円減少いたしました。これは主に短期借入金は増加したものの、支払手形及び買掛金が減少したことによるものであります。
なお、「資産の部」における受取手形及び売掛金の減少、また、「負債の部」における支払手形及び買掛金の減少は、当社グループの事業が主に第4四半期に繁忙期を迎えることに伴うものであり、毎期ほぼ同様の状況となっております。
「純資産の部」の残高は、217億44百万円となり、前連結会計年度末と比較して微増となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、194,297千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。