当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における世界経済及びわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による経済活動への制約の緩和が進んだ一方、ウクライナ情勢の長期化などにより、インフレの高進、金利の高騰、為替相場の大幅な変動など、先行きの不透明感が強まりました。
このような状況のなか当社グループでは、ウェブ会議やプロモーション動画の活用などの新しい様式での活動は継続しつつ、感染防止策を講じた上で、展示会の開催や日本から海外への出張などリアルベースの活動も段階的に再開いたしました。
これらの結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間における業績は、為替相場が前年同期比大幅な円安になったことから、売上高は546億35百万円(前年同期比47億51百万円、9.5%増)となりました。売上総利益率が前年同期比低下したことに加え、人件費や旅費交通費などを中心に販売費及び一般管理費も増加したことから、営業利益は82億13百万円(前年同期比6億50百万円、7.3%減)となりました。経常利益は、主に営業利益の減少を受けて、91億35百万円(前年同期比3億5百万円、3.2%減)となりました。以上により、親会社株主に帰属する四半期純利益は、65億22百万円(前年同期比2億38百万円、3.5%減)となりました。
当第3四半期連結累計期間の海外連結子会社等の財務諸表項目の主な為替換算レートは、次のとおりです。為替レートの変動による影響は、売上高に対してはプラス44億48百万円でした。
なお、海外連結子会社等の決算日が連結決算日と異なるため、財務諸表項目を各四半期決算日末(3、6、9、12月末)の直物為替レートで換算し、その都度洗替を行っております。
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第1四半期連結累計期間 |
第2四半期連結累計期間 |
当第3四半期連結累計期間 |
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米ドル |
136.69円(110.61円) |
144.81円(111.95円) |
132.70円(115.02円) |
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ユーロ |
142.65円(131.63円) |
142.32円(129.90円) |
141.44円(130.52円) |
注:( )内は前年同期の換算レート
セグメント別の経営成績の概要は次のとおりです。
①国内卸売事業
国内卸売事業は、農園芸肥料などが好調に推移し資材は増加いたしましたが、青果市況の低迷や生産コストの上昇などにより作付面積が全般的に減少傾向にあることなどから野菜種子は減少、また、巣ごもり需要の落ち着きなどから花種子と苗木も減少した結果、前年同期比減収となりました。
品目別では、野菜種子は、トマトなどが増加しましたが、ホウレンソウ、ニンジン、ネギなどが減少しました。花種子は、ストックなどが増加しましたが、パンジーなどが減少しました。
これらの結果、売上高は95億円(前年同期比3億56百万円、3.6%減)、営業利益は41億12百万円(前年同期比2億58百万円、5.9%減)となりました。
②海外卸売事業
海外卸売事業は、為替レートが全般的に円安になったことから、前年同期比、増収となりました。
野菜種子は、北中米では、ペッパー、ビート、ホウレンソウ、レタスなどが好調に推移しましたが、ブロッコリーが米国西部の干ばつの影響や出荷の遅れなどから減少し、現地通貨ベースで減収となりました。なお、米国西部の干ばつは解消しており、ブロッコリーの作付面積は徐々に回復することを見込んでおります。欧州・中近東では、キュウリやキャベツなどが増加しましたが、トマトがエジプトの外貨規制の影響により出荷を一時見合わせたことなどから大きく減少し、現地通貨ベースで減収となりました。一方、南米では、ペッパー、スカッシュ、レタスなど、アジアでは、ブロッコリー、ネギなどが好調に推移し、増収となりました。
花種子は、北中米ではカンパニュラやトルコギキョウ、南米ではトルコギキョウやパンジー、アジアではマリーゴールドやプリムラなどが好調に推移しましたが、前年度売上が大幅に増加したヒマワリについて当期は安定供給を見据えた出荷調整を実施したことや、エネルギー価格高騰により欧州・中近東で施設栽培用のトルコギキョウの需要が減少した影響などもあり、南米を除き、現地通貨ベースで前年同期比減収となりました。
これらの結果、売上高は391億8百万円(前年同期比44億75百万円、12.9%増)、営業利益は116億61百万円(前年同期比3億49百万円、3.1%増)となりました。
③小売事業
小売事業は、直営店のガーデンセンター横浜では、巣ごもり需要の落ち着きなどから来店者数が減少し、減収となりました。通信販売分野では、絵袋商品が全般的に安定して推移したことから、微増となりました。量販店向けのホームガーデン分野では、一部帳合替えなどもあって資材の売上が増加したほか、野菜種子・花種子・球根も好調に推移し、前年同期比増収となりました。
これらの結果、売上高は34億95百万円(前年同期比3億9百万円、9.7%増)、営業損益は44百万円悪化し、1億20百万円の損失(前年同期は75百万円の営業損失)となりました。
④その他事業
造園緑花分野は、新型コロナウイルス感染症の影響継続に加え、資材や燃料費などの原価上昇などによる厳しい状況下にありましたが、民間及び公共工事の安定した受注や、緑花関係の育成維持管理業務を着実に実施することができたことなどから、前年同期比増収となりました。
これらの結果、売上高は25億31百万円(前年同期比3億23百万円、14.7%増)、営業利益は84百万円(前年同期比21百万円、34.4%増)となりました。
(2)財政状態の分析
①資産の部
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ66億80百万円増加し、1,541億3百万円となりました。これは、受取手形、売掛金及び契約資産が19億49百万円減少した一方で、商品及び製品が40億25百万円、建設仮勘定が20億46百万円、固定資産その他が10億42百万円増加したことなどによるものです。
②負債の部
負債合計は、前連結会計年度末に比べ9億円減少し、210億55百万円となりました。これは、固定負債その他が7億10百万円増加した一方で、未払法人税等が8億39百万円、流動負債その他が9億3百万円減少したことなどによるものです。
③純資産の部
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ75億80百万円増加し、1,330億47百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したことなどから株主資本が43億51百万円、為替換算調整勘定の増加などからその他の包括利益累計額が31億83百万円増加したことなどによるものです。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、67億12百万円であります。なお、研究開発費については、セグメント別に関連付けることが困難であるため、その総額を記載しております。また、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。