第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や金融政策を背景に緩やかな回復傾向が見られましたが、アジア新興国の景気減速やイギリスのEU離脱問題等の国内景気への影響など、依然として先行き不透明な状況が続いております。

このような状況の中、当社グループにおきましては、自社いちご品種「ペチカプライム」「ペチカサンタ」に加え、新品種「夏瑞/なつみずき」(品種登録申請名「ペチカほのか」)の販売を本格的に開始し、いちご果実及びその他青果物の販売拡大に努めてまいりました。

また、当第2四半期より、当社の子会社であった株式会社ホーブ21及び株式会社ジャパンポテトを吸収合併し、グループの経営資源の集約、業務の効率化を図ってまいりました。

この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高2,165,114千円(前年同期比14.9%減少)、営業損失37,166千円(前年同期は営業利益43,887千円)、経常損失32,723千円(前年同期は経常利益50,781千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は38,628千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益3,885千円)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。

 

(いちご果実・青果事業)

いちご果実・青果事業の主力商品は業務用いちご果実であります。当第2四半期連結累計期間においては、夏秋期は自社品種である「ペチカプライム」「ペチカサンタ」と輸入いちごを、その後は国産促成いちご(とちおとめ、さがほのかなど)を主に販売しております。

主力となる自社品種においては、7月中下旬より出荷量が一時的に増加することを想定し、業務用だけでなく、加工用などの新たな販路の開拓を行うとともに、食味の良い新品種「夏瑞/なつみずき」(品種登録申請名「ペチカほのか」)を生食用として積極的に販売展開してまいりました。しかしながら、業務用の販売数量の減少と9月の自社品種の出荷数量の落ち込みによって、販売数量の抑制を余儀なくされました。さらに10,11月の出荷数量も9月の全国的な日照不足の影響で回復せず、売上高、利益ともに前年を下回りました。

最需要期となるクリスマス期におきましては、促成いちごの定植時期となる9月の極端な日照不足が株の初期生育に影響し、市場への入荷量が例年に比べ少なく、市場相場価格が高騰いたしました。取引先への販売価格の上昇により売上高は前年より増加しましたが、クリスマス以降も高値傾向は続き、固定価格での販売先に対する利益が大幅に減少する結果となりました。

その他の青果物については、既存取引先のアイテム縮小などにより取扱量が減少することとなりました。

この結果、いちご果実・青果事業の売上高1,781,359千円(前年同期比0.6%増加)、営業利益は9,086千円(前年同期比87.8%減少)となりました。

 

(種苗事業)

種苗生産販売事業は、自社いちご品種の「ペチカプライム」「ペチカサンタ」、新品種「ペチカほのか」の3品種に加えて、当第2四半期より新品種「ペチカエバー」の種苗の生産販売が始まりました。

栽培方法には、秋に苗を定植し翌年春から秋にかけて果実を生産する秋定植と、春に苗を定植し夏から秋にかけて果実を生産する春定植の、概ね2体系の作型があります。当第2四半期連結累計期間におきましては、主に秋定植用苗を販売しております。前年同期と比べて、新たに秋定植を始める生産者がいたものの、全体としては高齢化による栽培休止や規模縮小の影響により、苗販売数量は約8%の減少となりました。

この結果、種苗事業の売上高は8,791千円(前年同期比3.7%減少)、営業利益は434千円(前年同期比8.9%増加)となりました。

 

(馬鈴薯事業)

馬鈴薯事業は、主に種馬鈴薯の生産販売、仕入販売と、青果馬鈴薯の仕入販売からなり、主要売上品である種馬鈴薯には、秋から春にかけて販売する春作と夏に販売する秋作の2体系がありますが、そのメインは春作種馬鈴薯です。当第2四半期連結会計期間におきましては、主に春作種馬鈴薯販売を行っております。

当第2四半期連結累計期間は、昨年4月に発生した熊本地震の影響と、北海道において8月に4個の台風が上陸または接近した影響で、主な馬鈴薯の仕入産地で生産量が減少し、馬鈴薯の仕入を十分に行うことができなかったため、売上高、利益ともに前年同期を下回ることとなりました。

この結果、馬鈴薯事業の売上高は332,341千円(前年同期比54.2%減少)、営業利益は25,545千円(前年同期比52.8%減少)となりました。

 

(運送事業)

運送事業は、関東圏を中心として、株式会社エス・ロジスティックスが行っております。当第2四半期連結累計期間におきましては、当社の商品配送を中核としつつ、一般荷主からの配送業務受託を積極的に推進して売上増加を図ってまいりました。また、利益につきましては、自社配送原価を抑制することと、提携業者並びに共同配送業者を効率的かつ積極的に運用することで、利益の確保に努めてまいりました。

この結果、運送事業の売上高は42,622千円(前年同期比8.2%増加)、営業利益は9,981千円(前年同期比77.0%増加)となりました。

 

(2)財政状態の状況

(流動資産)

流動資産は、前連結会計年度末と比較して1,002,233千円増加し、当第2四半期連結会計期間末で1,893,256千円となりました。これは売掛金が増加したことが主因であります。

(固定資産)

固定資産は、前連結会計年度末と比較して8,689千円増加し、当第2四半期連結会計期間末で293,064千円となりました。これは投資その他の資産が増加したことが主因であります。

(流動負債)

流動負債は、前連結会計年度末と比較して1,056,231千円増加し、当第2四半期連結会計期間末で1,237,046千円となりました。これは未払法人税等が減少したものの買掛金及び短期借入金が増加したことが主因であります。

(固定負債)

固定負債は、前連結会計年度末と比較して7,105千円減少し、当第2四半期連結会計期間末で118,626千円となりました。これは退職給付に係る負債が減少したことが主因であります。

(純資産)

純資産は、前連結会計年度末と比較して38,202千円減少し、830,648千円となりました。なお、自己資本比率は前連結会計年度末の73.9%から38.0%となっております。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比較して109,722千円増加して562,338千円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果使用した資金は271,280千円(前年同期は331,582千円の使用)となりました。これは主に、仕入債務651,111千円の増加があったものの、売上債権908,376千円の増加、たな卸資産67,316千円の増加および税金等調整前四半期純損失32,526千円の計上があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間において投資活動の結果使用した資金は18,905千円(前年同期は6,102千円の使用)となりました。これは主に、敷金及び保証金の回収による収入10,295千円があったものの、敷金及び保証金の差入による支出24,651千円および有形固定資産の取得による支出4,693千円があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果取得した資金は399,908千円(前年同期は268,476千円の取得)となりました。これは主に短期借入れによる収入400,000千円があったことによるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は8,974千円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。