当社は、自社品種いちご果実の栽培について、生産農家との間で「栽培契約書」を締結しております。その主な内容は、以下のとおりであります。
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契約締結先 |
期間 |
主な内容 |
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生産農家個人 |
契約締結日から1年間 (自動更新規定なし) |
・いちご果実の生産が目的であること ・当社が販売する苗の品種及び数量 ・当社選果規格に合致する果実をすべて当社へ出荷すること ・種苗の他人への譲渡、増殖、保存等の禁止 |
(注)1 契約締結先は、農業生産法人あるいは農業協同組合の場合もあります。
2 契約期間は1年間で満了しますが、種苗の他人への譲渡、増殖、保存等の禁止規定は期間満了後も効力を有することとなっております。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や金融政策を背景に緩やかな回復傾向が見られましたが、アジア新興国の景気減速やイギリスのEU離脱問題等の国内景気への影響など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループにおきましては、自社いちご品種「ペチカプライム」「ペチカサンタ」に加え、新品種「夏瑞/なつみずき」(品種登録申請名「ペチカほのか」)の販売を本格的に開始し、いちご果実及びその他青果物の販売拡大に努めてまいりました。
また、第2四半期より、当社の子会社であった株式会社ホーブ21及び株式会社ジャパンポテトを吸収合併し、グループの経営資源の集約、業務の効率化を図ってまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高3,118,004千円(前年同期比17.7%減少)、営業損失99,312千円(前年同期は営業利益19,632千円)、経常損失93,727千円(前年同期は経常利益26,450千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は102,352千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失30,353千円)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(いちご果実・青果事業)
いちご果実・青果事業の主力商品は業務用いちご果実であります。当第3四半期連結累計期間においては、夏秋期は自社品種である「ペチカプライム」「ペチカサンタ」と輸入いちごを、その後は国産促成いちご(とちおとめ、さがほのかなど)を主に販売しております。
主力となる自社品種においては、7月中下旬より出荷量が一時的に増加することを想定し、業務用だけでなく、加工用などの新たな販路の開拓を行うとともに、食味の良い新品種「夏瑞/なつみずき」(品種登録申請名「ペチカほのか」)を生食用として積極的に販売展開してまいりました。しかしながら、業務用の販売数量の減少と9月の自社品種の出荷数量の落ち込みによって、販売数量の抑制を余儀なくされました。さらに10,11月の出荷数量も9月の全国的な日照不足の影響で回復せず、売上高、利益ともに前年を下回りました。
最需要期となるクリスマス期におきましては、促成いちごの定植時期となる9月の極端な日照不足が株の初期生育に影響し、市場への入荷量が例年に比べ少なく、市場相場価格が高騰いたしました。取引先への販売価格の上昇により売上高は前年より増加しましたが、クリスマス以降も高値傾向は続き、固定価格での販売先に対する利益が大幅に減少いたしました。
年明け以降1~3月は販売数量が前年より微増いたしましたが、12月までの利益の落ち込みが累計期間の業績に大きく響く結果となりました。
その他青果物につきましては、取扱量の減少により、売上高・利益とも前年を下回ることとなりました。
この結果、いちご果実・青果事業の売上高は2,582,951千円(前年同期比1.2%減少)、営業損失は3,613千円(前年同期は営業利益50,882千円)となりました。
(種苗事業)
種苗事業は、自社いちご品種の「ペチカプライム」「ペチカサンタ」、新品種「ペチカほのか」の3品種に加えて、第2四半期より新品種「ペチカエバー」の種苗の生産販売が始まりました。自社品種の栽培方法には、秋に苗を定植し翌年から果実を生産する秋定植と、春に苗を定植し果実を生産する春定植の概ね2体系の作型があります。その販売は、春定植用苗を中心としており、当第3四半期連結会計期間においては、秋定植用苗の販売を終え、春定植用苗の販売を行っております。
当第3四半期連結累計期間は、栽培休止や規模縮小に加えて、販売時期が4月以降にずれ込んだ影響もあり、自社品種の種苗販売本数は前年同期に比べて約8%減少いたしましたが、経費の圧縮に努めたことにより営業利益は前年を上回ることとなりました。
この結果、種苗事業の売上高は30,328千円(前年同期比4.7%減少)、営業利益は5,393千円(前年同期比48.7%増加)となりました。
(馬鈴薯事業)
馬鈴薯事業は、主に種馬鈴薯の生産販売、仕入販売と、青果馬鈴薯の仕入販売からなります。主要売上品である種馬鈴薯には、秋から春にかけて販売する春作と夏に販売する秋作の2体系がありますが、そのメインは春作種馬鈴薯です。当第3四半期連結会計期間におきましては、主に春作種馬鈴薯の販売を行っております。
当第3四半期連結累計期間は、昨年4月に発生した熊本地震の影響と、北海道において8月に4個の台風が上陸または接近した影響で、主な種馬鈴薯の仕入産地で生産量が減少し、種馬鈴薯の仕入が十分に行えなかったことで、売上高、利益ともに前年同期を下回ることとなりました。
この結果、馬鈴薯事業の売上高は439,619千円(前年同期比59.4%減少)、営業利益は2,857千円(前年同期比96.5%減少)となりました。
(運送事業)
運送事業は、株式会社エス・ロジスティックスが行っております。関東圏を中心とした事業展開で当社の商品配送を中核としつつ、一般荷主からの配送業務受託を積極的に推進して売上増加を図ってまいりました。また、自社配送原価を抑制して、提携業者並びに共同配送業者を効率的かつ積極的に運用することで利益の確保に努めてまいりました。
この結果、運送事業の売上高は65,106千円(前年同期比3.3%増加)、営業利益は17,775千円(前年同期比23.6%増加)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(流動資産)
流動資産は、前連結会計年度末と比較して72,019千円減少し、当第3四半期連結会計期間末で819,003千円となりました。これは売掛金が増加したものの現金及び預金が減少したことが主因であります。
(固定資産)
固定資産は、前連結会計年度末と比較して38,785千円増加し、当第3四半期連結会計期間末で323,161千円となりました。これは有形固定資産が増加したことが主因であります。
(流動負債)
流動負債は、前連結会計年度末と比較して17,133千円増加し、当第3四半期連結会計期間末で197,948千円となりました。これは買掛金が増加したことが主因であります。
(固定負債)
固定負債は、前連結会計年度末と比較して51,520千円増加し、当第3四半期連結会計期間末で177,252千円となりました。これは長期借入金が増加したことが主因であります。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末と比較して101,887千円減少し、766,964千円となりました。なお、自己資本比率は前連結会計年度末の73.9%から67.2%となっております。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は13,838千円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。