当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響があると認識している主要なリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、従来の方法に比べて、当第2四半期連結累計期間の売上高は216,838千円減少しております。なお、営業利益、経常利益、税金等調整前四半期純利益に与える影響はありません。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
また、文中の前年同期比較については、収益認識会計基準等の適用前の前年同期実績を用いております。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチンの開発・接種が進み、段階的な経済活動の再開が期待されましたが、感染力の強い変異株の出現など、未だにその収束時期は見通せておらず、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループにおきましては、自社品種「夏瑞/なつみずき」(品種登録名「ペチカほのか」)の生食用販売、業務用販売を中心に、いちご果実及びその他青果物の販売に注力してまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高1,340,127千円(前年同期比10.8%減少)、営業利益87,436千円(前年同期比390.3%増加)、経常利益88,366千円(前年同期比346.7%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は68,734千円(前年同期比314.5%増加)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(いちご果実・青果事業)
いちご果実・青果事業の主力商品は業務用いちご果実であります。当第2四半期連結累計期間においては、夏秋期は「夏瑞/なつみずき」(品種登録名「ペチカほのか」)、「コア」(品種登録名「ペチカエバー」)などの自社開発品種と輸入いちごを、その後は国産促成いちご(とちおとめ、紅ほっぺなど)を主に販売しております。
自社品種を中心とした夏秋期は、生食向け「夏瑞/なつみずき」について、百貨店等のギフト販売及び量販店での取扱数量が増加いたしました。また、業務用では「夏瑞/なつみずき」を使用したスイーツ等が話題となり、果実販売は概ね順調に推移いたしました。
12月のクリスマス期におきましては、促成いちごの生育が全国的に順調に推移したため、市場への入荷量は潤沢となりました。利益圧縮の要因となっていた固定価格での取引きを一部見直したことで、販売数量が減少し、売上高は前年を下回りましたが、利益は確保することができました。
その他の青果物におきましては、コンビニエンスストアをはじめとした既存取引先において、フルーツを使用し
たアイテムの増加に伴い使用量が増加いたしました。第1四半期連結会計期間より、「収益認識会計基準」等の適用に伴い、一部の売上高を純額とした影響で売上高が減少したものの、利益は増加いたしました。
この結果、いちご果実・青果事業の売上高は1,161,932千円(前年同期比14.8%減少)、営業利益は137,742千円(前年同期比47.4%増加)となりました。
(種苗事業)
種苗事業は、自社いちご品種の「ペチカほのか」(商品名「夏瑞/なつみずき」)と「ペチカエバー」(商品名「コア」)を生産販売しております。栽培方法には、秋に苗を定植し翌年春から秋にかけて果実を生産する秋定植と、春に苗を定植し夏から秋にかけて果実を生産する春定植の、概ね2体系の作型があります。当第2四半期連結累計期間におきましては、主に秋定植用苗を販売しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、種苗販売本数が前年同期に比べ減少しましたが、いちご品種の共同開発事業に伴う収入があったことで、売上高、利益ともに増加いたしました。
この結果、種苗事業の売上高26,667千円(前年同期比201.8%増加)、営業利益は18,788千円(前年同期は1,479千円の利益)となりました。
(馬鈴薯事業)
馬鈴薯事業は、主に種馬鈴薯の生産販売、仕入販売と青果馬鈴薯の仕入販売からなり、主要売上品である種馬鈴薯には、秋から春にかけて販売する春作と夏に販売する秋作の2体系がありますが、そのメインは春作種馬鈴薯です。当第2四半期連結累計期間におきましては、秋作及び春作種馬鈴薯販売を行っております。
春作の種馬鈴薯において、生産地の干ばつなどの天候不順の影響で、生産量が大幅に減少いたしました。そのような状況下でも、オリジナル品種を中心に仕入数量の確保に努めたことで販売数量は前年同期を上回り、さらに採算性を重視した販売を継続したことにより、利益についても前年同期を上回りました。
この結果、馬鈴薯事業の売上高は102,226千円(前年同期比19.2%増加)、営業利益は9,243千円(前年同期比89.4%増加)となりました。
(運送事業)
運送事業は、株式会社エス・ロジスティックスが行っております。関東圏を中心とした事業展開で、当社の商品配送を中核としつつ、一般荷主からの配送業務受託も行っております。当第2四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により一部配送の休止はありましたが、一般荷主からの配送を自社配送に切り替えるなど効率的な運行に注力し、また経費削減に努めた結果、売上高、利益ともに増加いたしました。
この結果、運送事業の売上高は49,300千円(前年同期比8.9%増加)、営業利益は2,402千円(前年同期比41.1%増加)となりました。
(2)財政状態の状況
(流動資産)
流動資産は、前連結会計年度末と比較して513,657千円増加し、当第2四半期連結会計期間末で1,355,304千円となりました。これは現金及び預金、売掛金、棚卸資産が増加したことが主因であります。
(固定資産)
固定資産は、前連結会計年度末と比較して2,472千円増加し、当第2四半期連結会計期間末で135,774千円となりました。
(流動負債)
流動負債は、前連結会計年度末と比較して445,323千円増加し、当第2四半期連結会計期間末で698,971千円となりました。これは買掛金、短期借入金が増加したことが主因であります。
(固定負債)
固定負債は、前連結会計年度末と比較して2,119千円増加し、当第2四半期連結会計期間末で146,242千円となりました。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末と比較して68,686千円増加し、当第2四半期連結会計期間末で645,865千円となりました。なお、自己資本比率は前連結会計年度末の59.2%から43.3%となっております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比較して75,505千円増加して483,300千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果使用した資金は8,957千円(前年同期は170,120千円の取得)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益88,373千円の計上、仕入債務307,707千円の増加があったものの、売上債権314,431千円、棚卸資産56,384千円の増加があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は7,034千円(前年同期は12,124千円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出9,544千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果取得した資金は91,498千円(前年同期は6,504千円の使用)となりました。これは主に、短期借入れによる収入100,000千円があったことによるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は14,291千円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。