当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
(単位:百万円)
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売上高 |
税引前四半期利益 |
親会社の所有者に 帰属する四半期利益 |
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当第1四半期連結累計期間 |
196,870 |
3,543 |
171 |
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前第1四半期連結累計期間 |
207,049 |
17,900 |
14,261 |
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増減 (増減率%) |
△10,179 (△4.9) |
△14,357 (△80.2) |
△14,090 (△98.8) |
(海外相場、為替)
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単位 |
前第1四半期 連結累計期間 |
当第1四半期 連結累計期間 |
増減 (△は減少) |
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銅 |
$/t |
6,114 |
5,341 |
△773 |
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金 |
$/TOZ |
1,309.8 |
1,710.2 |
400.4 |
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ニッケル |
$/lb |
5.56 |
5.53 |
△0.03 |
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為替(TTM) |
円/$ |
109.91 |
107.62 |
△2.29 |
当第1四半期連結累計期間の世界経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大が収束していないことなどを背景に、景気が減速基調で推移しました。
為替相場につきましては、中国、欧米、日本などで経済活動が再開された一方、これらの国での当該感染症拡大の第2波への懸念などがあるなか、わずかに円高ドル安傾向で推移しました。前年同期間も円高ドル安で推移しましたが、前期首が日米間の金利差などにより円安であったため、平均為替レートは前年同期間と比べ円高となりました。
主要非鉄金属価格につきましては、銅及びニッケル価格は、当該感染症の拡大を受け前年度末にかけ下落しましたが、当第1四半期連結累計期間では、中国、欧米で経済活動が再開したことにより回復方向に向かいました。金価格は、当該感染症の影響による世界経済の先行き不透明感により上昇基調で推移しました。この結果、当第1四半期連結累計期間の銅及びニッケル価格は、回復基調ではあるものの平均価格では前年同期間を下回り、金は前年同期間を上回りました。
材料事業の関連業界におきましても、当該感染症の拡大による経済活動の停滞を受け、当社の車載用電池向け部材は需要が低迷し販売は伸び悩みました。スマートフォン市場は、普及率の向上と成熟化により成長が頭打ちとなっており、更に当該感染症の拡大による影響を受け、一部の部材で在庫調整がありました。
このような状況のなか、当第1四半期連結累計期間の連結売上高は、銅及びニッケル価格が前年同期間を下回ったことなどにより、前年同期間に比べ101億79百万円減少し、1,968億70百万円となりました。
連結税引前四半期利益は、減収に加え、銅価格の下落などにより持分法による投資損益が悪化したことで、前年同期間に比べ143億57百万円減少し、35億43百万円となりました。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、連結税引前四半期利益が減少したことにより、前年同期間に比べ140億90百万円減少し、1億71百万円となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(資源セグメント)
(単位:百万円)
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前第1四半期 連結累計期間 |
当第1四半期 連結累計期間 |
増減 |
増減率(%) |
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売上高 |
26,026 |
30,450 |
4,424 |
17.0 |
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セグメント利益 |
13,340 |
3,795 |
△9,545 |
△71.6 |
セグメント利益は、銅価格の下落などにより、前年同期間を下回りました。
主要鉱山の概況は以下のとおりであります。
菱刈鉱山は年間販売金量6tに向け順調な操業を継続しており、販売金量は1.9tとなりました。
モレンシー銅鉱山(米国)の生産量は、鉱石処理量の増加などにより前年同期間を上回り、109千tとなりました(うち非支配持分を除く当社権益は25%)。
セロ・ベルデ銅鉱山(ペルー)の生産量は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う国家非常事態宣言を受け、3月中旬から保安操業を実施した影響などにより前年同期間を下回り、92千tとなりました(うち非支配持分を除く当社権益は16.8%)。
シエラゴルダ銅鉱山(チリ)の生産量は、鉱石処理量の増加などにより前年同期間を上回り、34千tとなりました(うち非支配持分を除く当社権益は31.5%)。
(製錬セグメント)
(単位:百万円)
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前第1四半期 連結累計期間 |
当第1四半期 連結累計期間 |
増減 |
増減率(%) |
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売上高 |
147,122 |
136,092 |
△11,030 |
△7.5 |
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セグメント利益 |
5,738 |
4,155 |
△1,583 |
△27.6 |
(当社の主な製品別生産量)
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製品 |
単位 |
前第1四半期 連結累計期間 |
当第1四半期 連結累計期間 |
増減 (△は減少) |
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銅 |
t |
100,943 |
106,123 |
5,180 |
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金 |
kg |
4,676 |
3,860 |
△816 |
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電気ニッケル |
t |
12,005 |
13,344 |
1,339 |
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フェロニッケル |
t |
3,557 |
3,192 |
△365 |
(注)生産量には、受委託分を含めて表示しております。
セグメント利益は、金価格は上昇したものの、その他の非鉄金属価格が下落したことなどにより前年同期間を下回りました。
電気銅及び電気ニッケルの生産量は前年同期間を上回りましたが、販売量は前年同期間並みとなりました。
Coral Bay Nickel Corporationの生産量は、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響は軽微であり前年同期間を上回りましたが、Taganito HPAL Nickel Corporationの生産量は、当該感染症拡大の影響を受けて予定休転期間が一部長期化したことなどにより前年同期間を下回りました。
(材料セグメント)
(単位:百万円)
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前第1四半期 連結累計期間 |
当第1四半期 連結累計期間 |
増減 |
増減率(%) |
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売上高 |
50,914 |
54,510 |
3,596 |
7.1 |
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セグメント損益 |
701 |
△217 |
△918 |
- |
セグメント損益は、粉体材料等では在庫調整の影響を受けた前年同期間と比較し販売量が増加したものの、電池材料における在庫評価影響の悪化などにより、前年同期間を下回りました。
(2)財政状態に関する説明
① 財政状態
(単位:百万円)
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前連結会計年度末 |
当第1四半期 連結会計期間末 |
増減 |
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資産合計 |
1,719,690 |
1,719,115 |
△575 |
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負債合計 |
608,830 |
618,438 |
9,608 |
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資本合計 |
1,110,860 |
1,100,677 |
△10,183 |
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は前連結会計年度末並みとなりました。棚卸資産及びその他の金融資産(流動)に含まれる定期預金が増加しましたが、営業債権及びその他の債権が減少し、また、持分法による投資損失を計上したことにより持分法で会計処理されている投資が減少しました。なお、持分法で会計処理されている投資の一部を当第1四半期連結会計期間末に売却目的で保有する資産へ振り替えております。
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は前連結会計年度末に比べ増加しました。引当金が減少したものの、営業債務及びその他の債務が増加しました。
当第1四半期連結会計期間末の資本合計は前連結会計年度末に比べ減少しました。保有株式の価格上昇によりその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産が増加したものの、配当の実施により利益剰余金が減少し、その他の資本の構成要素に含まれる在外営業活動体の換算差額が円高の影響により減少しました。
② キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
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前第1四半期 連結累計期間 |
当第1四半期 連結累計期間 |
増減 |
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営業活動によるキャッシュ・フロー |
25,744 |
41,059 |
15,315 |
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投資活動によるキャッシュ・フロー |
△6,796 |
△27,349 |
△20,553 |
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財務活動によるキャッシュ・フロー |
△10,433 |
△12,193 |
△1,760 |
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換算差額 |
△1,274 |
△1,535 |
△261 |
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現金及び現金同等物の期首残高 |
81,261 |
155,530 |
74,269 |
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現金及び現金同等物の四半期末残高 |
88,502 |
155,512 |
67,010 |
当第1四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益が減少し、棚卸資産が増加したものの、営業債務及びその他の債務が増加したことなどから前年同期間に比べて収入が増加しました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金が増加し、有形固定資産の取得による支出が増加したことなどから前年同期間に比べて支出が増加しました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額が増加したことなどから、前年同期間に比べて支出が増加しました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。また、新たに生じた事業上及び財務上の重要な対処すべき課題はありません。
(4)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第1四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は、16億25百万円であります。
また、当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の状況の変更の内容は、次のとおりであります。
国立大学法人東北大学と、2050年に向けたビジョン共創型パートナーシップに基づく取組みを開始いたしました。
この取り組みでは、2050年をターゲットとした「ありたい姿」と「ビジョン」を策定し、そこからバックキャストした具体的なステップとして、材料系素材の共同研究・開発に取組み、事業化・社会実装を実現することで、新たな価値の創造を目指します。
2020年4月より、第1ステップとなる共同研究を開始しております。
(注)「事業の状況」に記載している金額は、「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)財政状態に関する説明」を除き、消費税等を除いた金額であります。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等は以下のとおりです。
( PT Vale Indonesia Tbk 株式譲渡契約締結)
当社は、PT Vale Indonesia Tbk(当社関連会社、製錬セグメント、インドネシア共和国所在)株式の20%相当を保有しておりましたが、保有株式の一部(同社発行済株式の5%相当)をインドネシア国営企業であるPT Indonesia Asahan Aluminium (Persero)に売却する株式譲渡契約を、2020年6月19日に同社と締結いたしました。当該譲渡は、本契約の締結後6ヶ月以内に完了する予定となっております。
また、当該譲渡の実行に際し、カナダ国のヴァーレ・カナダ社とのPT Vale Indonesia Tbkの現行の共同運営契約を解消し、売却先を含めた3社にて新たな共同運営契約を締結する予定となっております。