第3【設備の状況】

1【設備投資等の概要】

当社グループでは、業務の効率化並びに既存設備の維持向上のための投資を行っております。

当連結会計年度の設備投資(有形固定資産及び無形固定資産)の総額は843百万円であり、セグメントごとの状況は、次のとおりであります。

(1)不動産セグメントにおいては、主に北海道釧路市における賃貸事業用地の取得を中心に487百万円の設備投資を実施しました。

(2)商事セグメントにおいては、主に運送事業用車両の取得を中心に186百万円の設備投資を実施しました。

(3)サービスセグメントにおいては、主に有料老人ホーム事業の施設能力の維持向上を中心に127百万円の設備投資を実施しました。

(4)建設工事セグメントにおいては、主に建設事業用車両の取得を中心に0百万円の設備投資を実施しました。

(5)肥料セグメントにおいては、主に農業用肥料生産設備の施設能力の維持向上を中心に30百万円の設備投資を実施しました。

なお、当連結会計年度において、減損損失25百万円を計上しております。減損損失の詳細については、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結損益計算書関係) ※7減損損失」に記載のとおりであります。

 

 

2【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。

(1)提出会社

2024年3月31日現在

 

事業所名等

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物及び構築物

(百万円)

機械装置及び運搬具

(百万円)

土地

(百万円)

(面積㎡)

リース資産

(百万円)

その他

(百万円)

合計

(百万円)

本店

不動産

商事

サービス

賃貸ビル

799

295

1,274

(129,645)

71

7

2,448

94

札幌支店

不動産

商事

賃貸ビル

3,030

14

1,270

(7,487)

1

4,317

110

釧路支店

不動産

商事

賃貸ビル

1,262

1

4,929

(3,503,414)

1

6,194

26

帯広支店

不動産

賃貸ビル

1,178

432

(3,102)

0

1,611

9

南青山SOビル

不動産

賃貸ビル

352

5

1,892

(1,478)

0

2,250

0

シルバーシティ駒込

サービス

有料老人ホーム

69

422

(761)

0

491

複合商業施設

(釧路支店)

不動産

賃貸店舗

394

858

(60,997)

1,253

シルバーシティときわ台ヒルズ(釧路支店)

サービス

有料老人ホーム

413

319

(15,987)

733

シルバーシティ十勝おびひろ(帯広支店)

サービス

有料老人ホーム

105

81

(2,518)

186

 

(2)国内子会社

2024年3月31日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物及び構築物

(百万円)

機械装置及び運搬具

(百万円)

土地

(百万円)

(面積㎡)

リース資産

(百万円)

その他

(百万円)

合計

(百万円)

太平洋運輸㈱

本社

(北海道釧路市)

商事

トレーラー、車庫・倉庫

43

100

276

(64,988)

111

7

539

36

訓子府石灰工業㈱

本社

(北海道常呂郡訓子府町)

肥料

石灰の採掘、肥料製造設備

313

82

89

(130,317)

11

1

499

58

㈱太平洋製作所

本社

(北海道釧路市)

建設工事

坑枠工場及び機械設備

51

22

409

(47,509)

10

2

496

24

㈱太平洋シルバーサービス

シルバーシティ武蔵境

(東京都武蔵野市)

サービス

有料老人ホーム

139

(-)

17

7

163

102

シルバーシティ哲学堂

(東京都中野区)

サービス

有料老人ホーム

151

392

(1,424)

17

2

564

11

新太平洋商事㈱

釧路事業所

(北海道釧路市)

不動産

商事

サービス

賃貸マンション、港湾揚荷役施設、倉庫

460

43

1,353

(314,838)

0

13

1,870

47

(注)帳簿価額のうち「その他」は、工具器具備品及び建設仮勘定であります。なお、金額には消費税等は含めておりません。

 

 

3【設備の新設、除却等の計画】

当社グループの設備投資については、景気予測、業界動向、投資効率等を総合的に勘案して策定しております。

また、設備投資計画は原則的に連結子会社各社が個別に策定しておりますが、計画策定にあたっては、提出会社を中心に調整を図っております。

さらに、当社グループでは、新規事業として展開している賃貸事業に関連する設備投資について、投資効率等を勘案し、引き続き積極的に行っていく予定であります。

なお、当連結会計年度末現在における重要な設備の新設、改修の計画はありません。