(1) 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、中国経済の減速により輸出等に弱さが見られたものの、政府による経済政策や日銀による金融緩和策の継続を背景に、企業収益が改善するなど、景気は緩やかな回復基調をたどりました。
このような経済情勢のもと、当社グループにおきましては、販売の強化、促進に努めましたものの、売上高は569億9千6百万円(前年同四半期比1.6%減)と前年同四半期なみにとどまりました。
一方、損益につきましては、資源事業の収益が改善しましたことなどから、経常利益は54億9千2百万円(前年同四半期比34.8%増)と前年同四半期に比べ向上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別利益の増加及び特別損失の減少等により、35億5千9百万円(前年同四半期比84.9%増)と前年同四半期に比べ大幅に向上いたしました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
[資源事業]
(鉱石部門)
鉱石部門につきましては、主力生産品である石灰石の販売は前年同四半期なみでありましたものの、原油価格の下落に伴う石油製品の減収等により、売上高は274億9千4百万円と前年同四半期に比べ4億9千2百万円(1.8%)減少いたしました。
一方、営業利益につきましては、一部子会社において増益となりましたことなどから、38億2千6百万円と前年同四半期に比べ2億4千5百万円(6.9%)増加いたしました。
(金属部門)
金属部門につきましては、電気金の販売数量の減少により、売上高は228億1千5百万円と前年同四半期に比べ2億4千9百万円(1.1%)減少しましたものの、円安の進行や銅鉱石の買鉱条件の改善により、営業利益は12億3千4百万円と前年同四半期に比べ1億7千4百万円(16.5%)増加いたしました。
[機械・環境事業]
機械・環境事業につきましては、環境部門の主力商品である水処理剤の販売は堅調に推移しましたものの、機械部門における販売が振わず、売上高は42億5千7百万円と前年同四半期に比べ3億8千6百万円(8.3%)減少いたしました。
一方、営業利益につきましては、コスト削減などに努めましたことから、3億1百万円と前年同四半期に比べ5百万円(2.0%)増加いたしました。
[不動産事業]
不動産事業につきましては、既存の賃貸物件の稼働状況が概ね順調に推移するとともに、販売用不動産の売却がありましたことから、売上高は14億5千1百万円と前年同四半期に比べ1億2千8百万円(9.7%)増加し、営業利益は8億3千5百万円と前年同四半期に比べ1億7千6百万円(26.8%)増加いたしました。
[再生可能エネルギー事業]
再生可能エネルギー事業につきましては、新たに太陽光発電所が稼働し、売上高は9億7千8百万円と前年同四半期に比べ6千5百万円(7.2%)増加しましたものの、地熱部門における減価償却費の増加等により、営業利益は2億5千7百万円と前年同四半期に比べ3千5百万円(12.2%)減少いたしました。
(2) 財政状態の分析
① 資産の部
当第2四半期連結会計期間末における資産の部の合計は、前連結会計年度末に比べ36億3千5百万円(2.1%)減少し、1,664億2千万円となりました。
流動資産につきましては、仕掛品の増加等により、前連結会計年度末に比べ15億2百万円(2.1%)増加し、730億8百万円となりました。
固定資産につきましては、保有株式の時価下落に伴う投資有価証券の減少等により、前連結会計年度末に比べ51億3千7百万円(5.2%)減少し、934億1千1百万円となりました。
② 負債の部
当第2四半期連結会計期間末における負債の部の合計は、前連結会計年度末に比べ40億9千5百万円(5.3%)減少し、734億9千4百万円となりました。
流動負債につきましては、短期借入金及び未払法人税等の減少等により、前連結会計年度末に比べ16億1千7百万円(4.7%)減少し、328億7百万円となりました。
固定負債につきましては、繰延税金負債の減少等により、前連結会計年度末に比べ24億7千7百万円(5.7%)減少し、406億8千7百万円となりました。
③ 純資産の部
当第2四半期連結会計期間末における純資産の部の合計は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ4億5千9百万円(0.5%)増加し、929億2千6百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ58億4百万円(24.5%)減少し、179億1千3百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益54億9千4百万円、減価償却費30億9千8百万円を計上しましたが、たな卸資産及び未収入金の増加等により、営業活動によって得られた資金は6億5千8百万円となり、前年同四半期に比べ81億4千万円(92.5%)減少いたしました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により、投資活動に要した資金は39億6千5百万円となり、前年同四半期に比べ14億7百万円(55.0%)増加いたしました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済等により、財務活動に要した資金は25億3千万円となり、前年同四半期に比べ3億8千万円(17.7%)増加いたしました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2億8千8百万円であります。