第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更は、次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当第1四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 第一部 企業情報 第2 事業の状況 2.事業等のリスク 2 事業に関するリスク 1.E&P事業 (3)海外E&P事業の主な個別プロジェクトに係るリスク ③イラク ガラフ油田開発プロジェクト

 

同事業は新型コロナウイルス感染拡大の影響により開発生産作業を一時休止中でしたが、2020年7月21日より生産を開始しました。なお、今後、同国の感染流行の推移等を慎重に見極めたうえで、原油増産に向けた開発作業を行う予定ですが、速やかに状況が改善しない場合には開発作業の中断が長期化し、収入の減少又は投資回収の遅れ等により当社グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間における売上高は51,018百万円と前年同期に比べ42,233百万円の減収△45.3%)となり、売上総利益は2,399百万円と前年同期に比べ10,040百万円の減益△80.7%)となりました。前年同期に比べ減収減益となった主な要因は、イラク ガラフプロジェクトからの引き取り原油と国内の原油及び天然ガスの販売数量ならびに販売価格が減少したこと、希釈ビチューメンの販売収支が悪化したことなどによるものです

探鉱費は、206百万円と前年同期に比べ10百万円減少△5.0%)し、販売費及び一般管理費は、7,443百万円と前年同期に比べ162百万円減少△2.1%)した結果、営業損益は、前年同期に比べ9,867百万円減益5,250百万円の営業損失(前年同期は4,617百万円の営業利益)となりました。

経常損益は、主に為替差益が為替差損に転じたことなどにより、前年同期に比べ18,484百万円減益9,575百万円の経常損失(前年同期は8,909百万円の経常利益)となりました。

税金等調整前四半期純損益は、前年同期に比べ18,483百万円減益9,578百万円の税金等調整前四半期純損失(前年同期は8,905百万円の税金等調整前四半期純利益)となり、親会社株主に帰属する四半期純損益は、前年同期に比べ18,488百万円減益親会社株主に帰属する四半期純損失9,536百万円(前年同期は8,951百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。

 

なお、売上高の内訳は次のとおりであります。

(イ)E&P事業

E&P事業の売上高は、主に原油、天然ガス(海外)及び希釈ビチューメンの販売数量や販売価格が減少したことなどに伴い、22,904百万円と前年同期に比べ31,228百万円の減収(△57.7%)となりました

(ロ)インフラ・ユーティリティ事業

インフラ・ユーティリティ事業の売上高は、福島天然ガス発電所1号機の営業運転開始に伴い電力販売が加わったものの、天然ガス(国内)及び液化天然ガスの販売数量と販売価格が減少したことなどに伴い、20,997百万円と前年同期に比べ2,174百万円の減収(△9.4%)となりました

(ハ)その他

請負(掘さく工事及び地質調査の受注等)、液化石油ガス(LPG)・重油等の石油製品等の販売及びその他業務受託等の売上高は、7,116百万円と前年同期に比べ8,830百万円の減収(△55.4%)となりました

 

主なセグメントごとの経営成績(セグメント間の内部取引消去前)は、次のとおりであります。

 

① 日本

日本セグメントの売上高は、主に原油、天然ガス(LNG含む)、電力、請負及び石油製品等により構成されております。当第1四半期連結累計期間における売上高は、福島天然ガス発電所1号機の営業運転開始に伴い電力販売が加わったものの、原油、天然ガス及び液化天然ガスの販売数量ならびに販売価格が減少したことなどにより43,369百万円と前年同期に比べ37,747百万円の減収△46.5%)となりました。セグメント利益は、前述の売上高の減収などにより790百万円と前年同期に比べ4,833百万円の減益△85.9%)となりました。

② 北米

北米セグメントの売上高は、主に原油及び天然ガス(希釈ビチューメン含む)により構成されております。当第1四半期連結累計期間における売上高は、JACOS ハンギングストーン鉱区における希釈ビチューメンの販売価格の下落などにより7,306百万円と前年同期に比べ4,408百万円の減収△37.6%)となりました。セグメント損益は、油価の下落と重軽格差の拡大による希釈ビチューメン販売収支の悪化などにより4,223百万円のセグメント損失(前年同期は1,311百万円のセグメント利益)となりました。

③ 欧州

欧州セグメントにおいては、英領北海アバディーン沖合に位置する海上鉱区での開発作業を実施しております。当第1四半期連結累計期間におけるセグメント損失は、42百万円(前年同期は71百万円のセグメント損失)となりました。

④ 中東

中東セグメントの売上高は、原油により構成されております。当第1四半期連結累計期間における売上高は、販売数量が減少したことにより4,049百万円と前年同期に比べ17,345百万円の減収△81.1%)となりました。セグメント損益は、前述の売上高が減収したものの売上原価の減少により301百万円のセグメント利益(前年同期は169百万円のセグメント損失)となりました。

 

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ6,742百万円減少し、620,390百万円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末に比べ11,387百万円の減少となりました。これは、現金及び預金並びに受取手形及び売掛金が、それぞれ減少したことなどによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ4,645百万円の増加となりました。これは、有形固定資産が為替の影響により減少した一方で、投資有価証券における時価の上昇及び投資その他の資産のその他に含めている生産物回収勘定への投資に伴い、それぞれ増加したことなどによるものであります。

は、前連結会計年度末に比べ3,204百万円増加し、190,179百万円となりました。

流動負債は、前連結会計年度末に比べ702百万円の増加となりました。これは、支払手形及び買掛金が増加したことなどによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ2,501百万円の増加となりました。これは、前述の投資有価証券の時価上昇により繰延税金負債が増加したことなどによるものであります。

純資は、前連結会計年度末に比べ9,946百万円減少し、430,210百万円となりました。

これは、その他有価証券評価差額金は増加したものの、利益剰余金が減少したことなどによるものであります。

 

(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

また、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う会計上の見積りについては、後記「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)」をご覧ください。

 

(3) 経営方針・経営戦略等並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等並びに当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 また、当第1四半期連結累計期間において、財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は84百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 主要な設備

前連結会計年度末における当社の重要な設備の新設等の計画として、「浅層開発生産施設(所在地:北海道勇払郡。着工年月:2017年7月)」がありましたが、2020年6月に完了しております。

 

(6) 生産、受注及び販売の実績

 当第1四半期連結累計期間において、電力の生産・販売実績が著しく増加しております。その内容については、「第1 企業の概況 2 事業の内容」及び「(1) 財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。