第2【事業の状況】

 

   「第2 事業の状況」に記載している金額には,消費税等は含まれていない。

 

1【事業等のリスク】

   当第3四半期連結累計期間において,新たに発生した事業等のリスクはない。

   また,前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はない。

 

2【経営上の重要な契約等】

 該当事項なし。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

①業績等の概要

 当第3四半期連結累計期間の日本経済は,企業収益は高い水準にあるものの改善に足踏みがみられたが,個人消費などに持ち直しの動きがみられ,緩やかな回復基調が続いた。

 建設業界においては,製造業の設備投資は持ち直しの動きに足踏みがみられたものの,非製造業からの受注は増加基調が続いた。また,官公庁工事では大型工事が受注の増加に寄与したことから,業界全体の受注高は前年同期をやや上回る水準で推移した。

 当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は,完成工事高の減少などから,前年同期に比べ7.8%減少し1兆992億円となった。利益については,完成工事高は減少したものの,完成工事総利益率の改善による完成工事総利益の増加などから,営業利益は前年同期に比べ31.3%増加し880億円,経常利益は32.3%増加し913億円,親会社株主に帰属する四半期純利益は55.3%増加し675億円となった。

 

 セグメントの業績は次のとおりである。(セグメントの業績については,セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載している。また,報告セグメントの利益は,四半期連結財務諸表の作成にあたって計上した引当金の繰入額及び取崩額を含んでいない。なお,セグメント利益は,四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っている。)

 

(当社建設事業)

 当社建設事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ9.2%減少し8,967億円となり,セグメント利益は完成工事総利益率の改善などにより,前年同期に比べ32.1%増加し687億円となった。

 

(当社投資開発事業)

 当社投資開発事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ39.7%減少し146億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ26.7%増加し49億円となった。

 

(その他)

 当社が営んでいるエンジニアリング事業や子会社が営んでいる各種事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ2.9%減少し3,142億円となり,セグメント利益は前年同期とほぼ同水準の118億円となった。


②財政状態の分析

(資産の部)

 当第3四半期連結会計期間末の資産の部は,受取手形・完成工事未収入金等の減少などにより,前連結会計年度末に比べ845億円減少し1兆6,384億円となった。

 

(負債の部)

 当第3四半期連結会計期間末の負債の部は,支払手形・工事未払金等の減少などにより,前連結会計年度末に比べ1,459億円減少し1兆913億円となった。

 なお,連結有利子負債の残高は3,629億円となり,前連結会計年度末に比べ295億円の減少となった。

 

 

(純資産の部)
 当第3四半期連結会計期間末の純資産の部は,親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加などにより,前連結会計年度末に比べ614億円増加し5,470億円となった。また,自己資本比率は前連結会計年度末に比べ5.2ポイント増加し33.1%となった。

 

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において,当社グループが対処すべき課題について重要な変更はない。

 

 

 (3) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における研究開発費は65億円である。なお,当第3四半期連結累計期間において,当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。

 

 

 (4) 主要な設備

 連結子会社である片山ストラテック株式会社は,当社グループの橋梁事業・鉄骨事業の事業競争力と収益力の強化を目的とした株式会社東京鐵骨橋梁との経営統合に伴い,平成28年4月に東京工場を株式会社東京鐵骨橋梁に承継させ,平成28年11月に大阪本社・大阪工場(前連結会計年度末帳簿価額3,401百万円)を外部に売却した。