第2【事業の状況】

 

   「第2 事業の状況」に記載している金額には,消費税等は含まれていない。

 

1【事業等のリスク】

   当第3四半期連結累計期間において,新たに発生した事業等のリスクはない。

   また,前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はない。

 

2【経営上の重要な契約等】

 該当事項なし。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

①業績等の概要

 当第3四半期連結累計期間の日本経済は,企業収益や雇用・所得環境の着実な改善を背景に,設備投資は増加基調をたどり,個人消費も底堅さを増すなど,緩やかな回復傾向が続いた。

 建設業界においては,官公庁工事・民間工事ともに堅調に推移し,安定した受注環境が継続した。

 このような状況のもと,当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は,完成工事高の減少から,前年同期に比べ4.5%減少し1兆497億円となった。利益については,完成工事高の減少による完成工事総利益の減少などから,営業利益は前年同期に比べ12.9%減少し766億円,経常利益は10.7%減少し815億円,親会社株主に帰属する四半期純利益は14.3%減少し578億円となった。

 

 セグメントの業績は次のとおりである。(セグメントの業績については,セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載している。また,報告セグメントの利益は,四半期連結財務諸表の作成にあたって計上した引当金の繰入額及び取崩額を含んでいない。なお,セグメント利益は,四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っている。)

 

(当社建設事業)

 当社建設事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ7.0%減少し8,341億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ5.7%減少し647億円となった。

 

(当社投資開発事業)

 当社投資開発事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は,大型開発物件を売上計上したことなどから,前年同期に比べ92.4%増加し281億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ47.5%増加し73億円となった。

 

(その他)

 当社が営んでいるエンジニアリング事業や子会社が営んでいる各種事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ2.6%増加し3,224億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ26.7%減少し86億円となった。


②財政状態の分析

(資産の部)

 当第3四半期連結会計期間末の資産の部は,株式相場の上昇に伴う当社保有株式(投資有価証券)の含み益の増加などにより,前連結会計年度末に比べ220億円増加し1兆7,102億円となった。

 

(負債の部)

 当第3四半期連結会計期間末の負債の部は,支払手形・工事未払金等の減少などにより,前連結会計年度末に比べ411億円減少し1兆701億円となった。

 なお,連結有利子負債の残高は3,430億円となり,前連結会計年度末に比べ30億円の増加となった。

 

 

(純資産の部)
 当第3四半期連結会計期間末の純資産の部は,親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加に加え,株式相場の上昇に伴うその他有価証券評価差額金の増加などにより,前連結会計年度末に比べ632億円増加し6,400億円となった。また,自己資本比率は前連結会計年度末に比べ3.2ポイント増加し37.1%となった。

 

 

(2) 経営方針・経営戦略等並びに事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において,当社グループが定めている経営方針・経営戦略等並びに事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はない。

 

 

 (3) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における研究開発費は79億円である。なお,当第3四半期連結累計期間において,当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。