第2【事業の状況】

 

 「第2 事業の状況」に記載している金額には,消費税等は含まれておりません。

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において,新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また,前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態及び経営成績の状況の分析

①経営成績

 当第3四半期連結累計期間の日本経済は,新型コロナウイルス感染症の影響が続く中,個人消費や輸出に持ち直しの動きがみられたものの,企業収益は依然として低水準で推移するなど,厳しい状況が続きました。

 建設業界においては,官公庁工事の受注が堅調に推移した一方,民間工事の受注は感染症の影響による設備投資の低迷等により前年同期を下回る水準で推移しました。

 このような状況のもと,当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は,完成工事高及び開発事業等売上高の減少により,前年同期に比べ16.8%減少1兆305億円となりました。

 利益については,完成工事高の減少による完成工事総利益の減少などにより,営業利益は前年同期に比べ27.2%減少706億円,経常利益は27.4%減少751億円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は,特別損益に保有株式の売却に伴う固定資産売却益や,感染症関連損失及び投資有価証券評価損などを計上した結果,25.2%減少552億円となりました。

 

 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。(セグメントごとの経営成績については,セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。また,報告セグメントの利益は,四半期連結財務諸表の作成にあたって計上した引当金の繰入額及び取崩額を含んでおりません。なお,セグメント利益は,四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。)

 

(当社建設事業)

 当社建設事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ15.3%減少8,640億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ21.7%減少740億円となりました。

 

(当社投資開発事業)

 当社投資開発事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ11.5%減少256億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ17.0%減少82億円となりました。

 

(その他)

 当社が営んでいるエンジニアリング事業,LCV事業及び子会社が営んでいる各種事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ22.2%減少2,974億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ35.2%減少85億円となりました。

 

 

 

②財政状態

(資産の部)

 当第3四半期連結会計期間末の資産の部は,受取手形・完成工事未収入金等の減少などにより,前連結会計年度末に比べ463億円減少1兆8,585億円となりました。

 なお,現金及び現金同等物の残高は2,861億円で,新型コロナウイルス感染症拡大の影響による工事代金の入金遅延等の不測の事態に引き続き備えております。

 

(負債の部)

 当第3四半期連結会計期間末の負債の部は,支払手形・工事未払金等の減少などにより,前連結会計年度末に比べ907億円減少1兆777億円となりました。

 なお,連結有利子負債の残高は4,754億円となり,前連結会計年度末に比べ341億円の増加となりました。

 

(純資産の部)

 当第3四半期連結会計期間末の純資産の部は,親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加などにより,前連結会計年度末に比べ443億円増加7,808億円となりました。また,自己資本比率は前連結会計年度末に比べ3.4ポイント増加41.7%となりました。

 

 

(2) 経営方針・経営戦略等並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において,当社グループが定めている経営方針・経営戦略等並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

 

(3) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における研究開発費は98億円であります。なお,当第3四半期連結累計期間において,当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 特記事項はありません。