第2【事業の状況】

 「第2 事業の状況」における各事項の記載金額には、消費税等は含まれていない。

 

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはない。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はない。

なお、重要事象等は存在していない。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものである。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、生産や設備投資が緩慢な動きとなるなか、企業収益は伸びが鈍化しつつも改善傾向を維持し、雇用や所得水準の改善等により個人消費が底堅く推移するなど、景気は緩やかに回復を続けている。

 建設業界においては、住宅建設は概ね横ばいとなっているものの、企業の建設投資は緩やかながら増加しているほか、公共投資も引き続き高水準にあり、事業環境は良好な状況にある。

 当社グループはこのような状況のもと、2018年3月に策定した①建設工事請負事業の維持・拡大、②新たな事業の創出、③他社との戦略的連携を戦略の柱とする『熊谷組グループ 中期経営計画(2018~2020年度)~成長への挑戦~』に熊谷組グループ一丸となって取り組み、さらなる成長に向けて挑戦しているところである。

 当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高(完成工事高)は、前年同四半期に比べ37億円(4.9%)増の802億円となった。利益面については、販売費及び一般管理費の増加などにより、営業利益は、前年同四半期に比べ6億円(23.7%)減の20億円、経常利益は、前年同四半期に比べ7億円(25.8%)減の20億円となった。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、法人税等6億円などを加減算し、前年同四半期に比べ7億円(35.6%)減の13億円となった。

 

 セグメントの業績(セグメント間取引消去前)は次のとおりである。

(土木事業)

 売上高は234億円(前年同四半期比5.6%増)、セグメント利益は4億円(同11.7%減)となった。受注高は709億円(同124.4%増)であった。

(建築事業)

 売上高は410億円(前年同四半期比10.3%増)、セグメント利益は11億円(同25.8%減)となった。受注高は400億円(同29.9%減)であった。

(子会社)

 売上高は207億円(前年同四半期比5.8%増)、セグメント利益は4億円(同29.4%減)となった。

 なお、当該セグメントにおいては、受注生産形態をとっていない子会社もあるため受注実績を示すことはできない。

 

② 財政状態

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は、受取手形・完成工事未収入金等の減少などにより、前連結会計年度末に比べ99億円(3.0%)減の3,236億円となった。負債合計は、支払手形・工事未払金等の減少などにより、前連結会計年度末に比べ72億円(3.5%)減の2,000億円となった。なお、これら資産・負債の増減は、建設事業において工事の完成引渡しが年度末に集中する傾向にあることを要因としている。純資産は、四半期純利益の計上はあったものの、配当金の支払いに伴う利益剰余金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ26億円(2.1%)減の1,236億円となった。なお、自己資本比率は、前連結会計年度末の37.9%から0.3ポイント向上し、38.2%となっている。

 

(2)経営方針・経営戦略等並びに事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び連結子会社)が定めている経営方針・経営戦略等並びに事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はない。

 

(3)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、5億円である。

 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はない。