当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び連結子会社)における新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はない。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものである。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、米中貿易摩擦の影響を受け輸出に弱さが見られたものの、堅調な企業業績や改善が続く個人消費などに支えられ、総じて緩やかな景気回復軌道を歩んだ。
このような情勢の中で、電力設備投資の圧縮が継続されたが、国内建設投資についてはオフィス・商業施設の建替え需要やインターネット取引の規模拡大に伴う物流施設の整備・拡充などを背景に底堅い状況で推移した。
このため当社は、お客様の多様なニーズにお応えするトータルソリューションサービスを積極的に展開するとともに、これまで培ってきた技術・ノウハウを活用し、鉄道・水道など社会インフラ工事分野の受注獲得にも注力した。また、手持ち工事の着実な進捗を図るため、業務プロセスの標準化・効率化や施工力の弾力的運用による生産性の向上に努めた。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は、以下のとおりとなった。
①財政状態
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ46億5千7百万円増加し、4,645億1千2百万円となった。
(資産の部)
流動資産は、受取手形・完成工事未収入金等が298億8千2百万円減少したものの、現金預金が161億3千9百万円増加したことなどから、流動資産合計で前連結会計年度末に比べ39億9千8百万円増加した。
固定資産は、主に有形固定資産が10億4千4百万円増加したことから、固定資産合計で前連結会計年度末に比べ6億5千9百万円増加した。
(負債の部)
流動負債は、短期借入金が32億6百万円、未成工事受入金が30億2百万円増加したものの、支払手形・工事未払金等が111億9千4百万円減少したことなどから、流動負債合計で前連結会計年度末に比べ9億1千9百万円減少した。
固定負債は、主に退職給付に係る負債が12億4百万円減少したことから、固定負債合計で前連結会計年度末に比べ15億2千9百万円減少した。
負債合計では前連結会計年度末に比べ24億4千8百万円減少し、2,114億5千1百万円となった。
(純資産の部)
純資産の部は、主に利益剰余金が72億8千1百万円増加したことから、純資産合計で前連結会計年度末に比べ71億6百万円増加し、2,530億6千万円となった。
②経営成績
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高2,789億9千3百万円(前第2四半期連結累計期間比210億1千7百万円増)、経常利益157億6千8百万円(前第2四半期連結累計期間比10億8千6百万円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益99億3千6百万円(前第2四半期連結累計期間比5億8千7百万円増)となった。また、東京電力グループからの売上高は、824億1千7百万円(前第2四半期連結累計期間比26億5百万円増)となった。
東京電力グループ:東京電力ホールディングス㈱、東京電力フュエル&パワー㈱、東京電力パワーグリッド㈱、
東京電力エナジーパートナー㈱
セグメントごとの業績は、次のとおりである。
(設備工事業)
当社グループの主たる事業である設備工事業の業績は、新規受注高2,896億5千7百万円(前第2四半期連結累計期間比24億3千2百万円減)、完成工事高2,728億8千3百万円(前第2四半期連結累計期間比208億3千9百万円増)、営業利益140億8千9百万円(前第2四半期連結累計期間比13億1千9百万円増)となった。
(その他の事業)
その他の事業の業績は、売上高61億1千万円(前第2四半期連結累計期間比1億7千7百万円増)、営業利益12億4百万円(前第2四半期連結累計期間比1億1千5百万円減)となった。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動により資金が増加したことから、投資活動及び財務活動による資金の減少があったものの、前連結会計年度末から199億3千4百万円増加し、830億2百万円となった。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間では、営業活動によって263億8千9百万円の資金が増加した(前第2四半期連結累計期間比12億7百万円減)。これは、税金等調整前四半期純利益157億1千5百万円、売上債権の減少額299億1千9百万円などの資金増加要因が、未成工事支出金の増加額61億1千3百万円、仕入債務の減少額111億9千5百万円、法人税等の支払額38億1千7百万円などの資金減少要因を上回ったことによるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間では、投資活動によって63億3百万円の資金が減少した(前第2四半期連結累計期間比19億7千2百万円減)。これは主に、有形固定資産の取得に42億9千4百万円を支出したことによるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間では、財務活動によって1億4千万円の資金が減少した(前第2四半期連結累計期間比17億5千5百万円増)。これは、短期借入金の純増加額33億9千5百万円の収入があったものの、長期借入金の返済5億3千2百万円、配当金の支払に26億5千5百万円を支出したことによるものである。
(3)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、5億7千3百万円である。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はない。