「第2 事業の状況」における各事項の記載については、消費税等抜きの金額で表示しています。
当第3四半期連結累計期間において、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは発生していません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による下押しが続くなか、一部に持ち直しの動きが見られたものの、同感染症の再拡大が重石となり、回復のペースは極めて鈍いものとなりました。そのような中、建設業界においては、各種政策を下支えに公共投資は底堅い動きを示した一方、先行きの不透明感を背景に企業の設備投資の減少が続くなど、引き続き厳しい受注環境に置かれました。
当社グループ(当社及び連結子会社)におきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期間に比べ3.6%減少した157,224百万円となりました。損益面では、建築事業の売上総利益率の改善等により、売上総利益は同6.5%増加した20,038百万円、営業利益は同2.6%増加した6,885百万円、経常利益は同2.9%増加した8,299百万円、投資有価証券売却益の減少及び投資有価証券評価損の計上等により、親会社株主に帰属する四半期純利益は同7.0%減少した5,758百万円となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりです。
(土木事業)
受注高は前年同期間に比べ38.0%減少した43,767百万円、売上高は同3.9%増加した74,867百万円、営業利益は同3.7%減少した4,759百万円となりました。
(建築事業)
受注高は前年同期間に比べ26.5%増加した66,011百万円、売上高は同10.8%減少した74,879百万円、営業利益は658百万円(前年同期間は595百万円の営業損失)となりました。
(投資開発事業)
売上高は前年同期間に比べ1.0%減少した3,589百万円、営業利益は同36.3%減少した1,208百万円となりました。
(その他)
売上高は前年同期間に比べ13.0%増加した3,888百万円、営業利益は同38.0%減少した248百万円となりました。
②財政状態
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は320,122百万円、負債合計は161,530百万円、純資産合計は158,591百万円となりました。また、当社グループの自己資本比率は50.0%(前連結会計年度末は53.1%)となりました。
(資産)
現金預金が減少しましたが、受取手形・完成工事未収入金等、土地等の有形固定資産、投資有価証券が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ25,203百万円増加した320,122百万円となりました。
(負債)
短期借入金、ノンリコース借入金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ22,722百万円増加した161,530百万円となりました。
(純資産)
その他有価証券評価差額金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ2,480百万円増加した158,591百万円となりました。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当社グループの当第3四半期連結累計期間における研究開発に要した費用の総額は1,153百万円となりました。
なお、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった当社技術研究所の大規模リニューアル、環境及び耐震関連研究施設の新設は、2020年7月に完了しました。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。