文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間におけるマンション市場においては、新規供給戸数は首都圏で1万6,133戸(前年同期比3.6%減)、近畿圏では9,889戸(同12.6%増)となりました。首都圏では慎重に供給が行われる傾向が継続していますが、近畿圏では大型物件の供給が行われたこともあって、前年同期を上回りました。販売状況をみると、首都圏の初月販売率は68.6%(前年同期68.4%)となりましたが、在庫販売が順調で、当第2四半期連結会計期間末の分譲中戸数は6,081戸(前期末比9.9%減)に減少しています。また、近畿圏の初月販売率は77.2%(前年同期70.6%)と70%を上回り、好調に推移しているとともに、当第2四半期連結会計期間末の分譲中戸数は2,428戸(前期末比2.6%減)に減少しています。
このような中、当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高は3,894億円(前年同期比13.0%増)となり、主に完成工事総利益率の改善により、営業利益は430億円(同19.5%増)、経常利益は433億円(同18.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は320億円(同28.8%増)の増収増益となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しておりますので、下記の前年同期比につきましては、前年同期の数値を変更後の報告セグメントの区分に組替えた数値との比較となっております。
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(単位:億円) |
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建設関連事業 |
サービス関連事業 |
海外関連事業 |
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売上高 |
3,081 |
(+536) |
935 |
(+8) |
39 |
(-12) |
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営業利益 |
414 |
(+65) |
41 |
(+15) |
△1 |
(+0) |
( )内は前年同期比増減額
建設関連事業において、建築工事では、当社の土地情報収集力や商品企画力、施工品質や工期遵守に対する姿勢、効率的な生産体制等について事業主から評価を頂いている中、物件の大型化等により、当期の完成工事総利益率は高い水準を維持しております。
分譲マンション新築工事の受注は、首都圏で200戸以上の大規模物件14件を含む37件、近畿圏・東海圏で200戸以上の大規模物件2件を含む10件、合計で47件となりました。
完成工事につきましては、賃貸住宅等2件を含む計23件を竣工させました。
設計・監理では、61万戸を超える累計施工実績の中で提案してきた企画や技術、ノウハウの蓄積を活用して、マンションの基本性能の充実、可変性の向上、環境・防災性能の確保に積極的に取り組んでおります。
首都圏では、総開発面積23,000㎡超の敷地内に「住居・商業・医療・保育・教育」の豊富な共用施設を設けた「プラウドシティ大田六郷」(東京都大田区、全632戸)について、平成29年3月に竣工した「フォレスト街区(466戸)」に引き続き、最終街区である「プラザ街区(166戸)」が竣工しました。
近畿圏では、自然に恵まれた豊中台地の第一種・第二種中高層住居専用地域の一画に、駅徒歩6分に立地する「シティテラス豊中曽根」(大阪府豊中市、169戸)が竣工しました。
一般工事では、外壁が黒い杉板で囲われた外観に、壁の細長い開口部から外の自然を感じながら絵画を鑑賞できる美術館「森の中の家 安野光雅館」(京都府京丹後市)が竣工しました。
以上の結果、当セグメントにおいては、売上高は3,081億円(前年同期比21.1%増)の増収となり、主に完成工事総利益率の改善により、営業利益は414億円(同18.6%増)の増益となりました。
当期の主な受注及び完成工事物件は以下のとおりです。
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名称 |
所在 |
規模 |
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(仮称)TOKYO ALOHA PROJECT |
東京都江戸川区 |
439戸 |
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Brillia City 三鷹 |
東京都練馬区 |
436戸 |
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(仮称)八千代緑が丘Ⅱ工区計画 新築工事 |
千葉県八千代市 |
359戸 |
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ジオ福島野田 The Marks |
大阪市福島区 |
566戸 |
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ザ・パークハウス 南千里アリーナ |
大阪府吹田市 |
330戸 |
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名称 |
所在 |
規模 |
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シティテラス越谷レイクタウン |
埼玉県越谷市 |
497戸 |
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ファインシティ王子神谷リバー&フォレスト |
東京都足立区 |
319戸 |
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Brillia City 石神井台 |
東京都練馬区 |
267戸 |
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MIRAIMO SQUARE |
大阪府摂津市 |
208戸 |
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シティテラス豊中曽根 |
大阪府豊中市 |
169戸 |
サービス関連事業において、大規模修繕工事・インテリアリフォームでは、売上高が増加するとともにコスト圧縮の推進により工事利益率が改善し、利益は増加しました。
賃貸マンション運営管理・社宅管理代行の運営管理戸数は、両事業合計で148,449戸(前期末比3.2%増)となりました。
新築マンションの販売受託では、契約戸数及び引渡戸数は共に増加しました。
不動産流通仲介では、リノベーション事業の販売戸数が増加するとともに、仲介の取扱件数が増加しました。
分譲マンション管理の管理戸数は371,906戸(同0.7%増)となりました。
不動産分譲では、新規に完成した分譲マンション3物件他の販売及び引渡しを行いました。
シニアサービスでは、有料老人ホーム・高齢者向け住宅の稼働数は、2,041戸(同1.5%増)となりました。
以上の結果、当セグメントにおいては、売上高は935億円(前年同期比0.8%増)となり、営業利益は41億円(同56.4%増)となりました。
ハワイ州オアフ島におきまして、戸建分譲事業における契約戸数・引渡戸数はともに減少しました。
以上の結果、当セグメントにおいては、売上高は39億円(前年同期比22.9%減)、営業損失は1億円(前年同期は営業損失1億円)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ115億円減少し、1,900億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、19億円の資金の増加(前年同期は67億円の資金の増加)となりました。これは主に、預り金の減少があった一方で、売上債権の回収があったことによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、27億円の資金の減少(前年同期は95億円の資金の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得及び売却によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、104億円の資金の減少(前年同期は176億円の資金の減少)となりました。これは主に、配当金の支払及び自己株式の取得によるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は、678百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動について重要な変更はありません。
① 当第2四半期連結累計期間において、当社による賃貸用不動産3件の取得により、建物・構築物が367百万円、
土地が5,161百万円増加しております。
② 前連結会計年度において計画中でありました総合地所株式会社のウエストサイド天神の売却計画において、当
該賃貸ビル(前連結会計年度末帳簿価額3,289百万円)を売却しました。
③ 第1四半期連結累計期間において計画中でありました合同会社アール・エス・ワンを営業者とする匿名組合の
ルネパルティーレ汐留の売却計画において、当該賃貸マンション(前連結会計年度末帳簿価額2,362百万円)を
売却しました。
④ 第1四半期連結累計期間において計画中でありました合同会社ジェイ・エムシー・ワンを営業者とする匿名組
合のスペーシア池上他1件の売却計画において、当該賃貸マンション(前連結会計年度末帳簿価額2,548百万円)
を売却しました。
⑤ 当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設計画は、当社による賃貸用不動産の
取得1件(投資予定総額5,058百万円、既支払額-百万円、取得及び完了予定年月は平成29年11月)であります。
⑥ 当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の売却計画は、合同会社ジェイ・エムシー・
ワンを営業者とする匿名組合が保有する賃貸マンション1件(前連結会計年度末帳簿価額971百万円、売却完了
予定年月は平成29年9月)の売却であります。