○添付資料の目次

 

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………

(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………

(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………

2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………

(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………

四半期連結損益計算書

 

第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………

四半期連結包括利益計算書

 

第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………

(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………

(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………

(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………

(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………

(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………

 

1.当四半期決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明

 当第3四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症抑制と経済活動拡大の両立を模索しつつ、徐々に持ち直す傾向がみられました。一方で、電気料金をはじめとするエネルギー価格の高騰や物価の上昇によるインフレ懸念、それに伴う各国の金融引締めによる景気後退リスク、加えてウクライナ紛争の長期化や半導体をはじめとするサプライチェーンの動向にも引き続き注意を要し、未だに先行き不透明な状況が続いています。

 当社の事業領域である情報通信分野については、社会全体のデジタル化進展に伴い、あらゆる社会経済活動を支える最も基幹的なインフラとしての安定的なサービス提供やその前提となるネットワークの強靭化は重要な課題となっています。また、行政におけるデジタル化推進など今後もデータ需要がますます高まっており、大量のデータを蓄積・処理するデータセンターの重要性も増大しております。

 建設分野におきましては資材価格の高騰が続いているものの、民間設備投資は持ち直しつつあり、道路等社会インフラ老朽化対策のための維持・更新に向けた公共投資も底堅く推移していく見通しです。さらに、エネルギー関連事業においては、脱炭素社会の実現に向けた再生可能エネルギー拡大に向け、蓄電池や送配電インフラ等の関連投資が今後加速すると想定されます。

 このような事業環境のなか、当社グループは、引き続き新型コロナウイルスの感染防止に努めながら、社内のテレワーク環境を最大限に活用した慎重かつ柔軟な事業運営を行ってまいりました。通信キャリア事業におきましては、NCC各社を含むモバイル分野については、通信キャリア様の設備投資抑制の動きが見られるとともに半導体等の不足による物品納品遅延も一部で発生しているものの、完成促進に努め、年度末の繁忙期に向けた準備も進めています。一方、アクセス分野については、高度無線環境整備推進事業は終了したものの保守工事を含めて堅調に推移している状況です。都市インフラ事業におきましては、大規模データセンター構築や新築ビル等の電気工事の受注などが引き続き好調に推移しており、将来に向けた投資として取り組んでいる木質バイオマス発電所の建設や電力線技術者の育成なども順調に進展しております。システムソリューション事業におきましては、当社グループが強みを持つお客様に対して引き続き積極的な営業活動を展開するとともに、上流から下流までの一気通貫でのサービス提案を行うため、子会社を含めた事業の再編を実施しました。また、グローバル分野では、デジタル貿易プラットフォームをはじめとするソリューション事業が順調に成長しており、2020年11月より実施してきたカンボジア王国の港湾近代化のための電子情報処理システムの構築が完了するなど、更なる事業拡大を目指してまいります。

 当社グループは、2022年5月、社会の中で果たすべき役割・存在意義を表す“志”としてのパーパス『“つなぐ力”で創れ、未来の“あたりまえ”を。』を制定しました。グループ内の技術をつなぎ、グループ会社やお客様、パートナー企業の人をつないで、当社グループだけでは成しえない価値を創り上げていきたい、という想いを込めています。このパーパスの下に持続的成長に挑戦し続け、「2030ビジョン」及び「中期経営計画(2021~2025年度)」の達成に向け取り組みを進めてまいります。

 これらの取り組みの結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、受注高は4,628億8千6百万円(前年同期比104.0%)、売上高は4,173億2千6百万円(前年同期比105.6%)となりました。損益面につきましては、営業利益は152億6千5百万円(前年同期比62.1%)、経常利益は189億7千万円(前年同期比71.5%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は107億8千2百万円(前年同期比66.3%)となりました。

 なお、当第3四半期連結累計期間におけるセグメント別の概況は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

セグメント

通信キャリア

都市インフラ

システム

ソリューション

金額

前年

同期比

金額

前年

同期比

金額

前年

同期比

受注高

(注)

186,408

82.9%

128,319

122.8%

148,157

128.0%

売上高

(注)

182,846

93.7%

105,154

109.5%

129,324

124.3%

セグメント利益

10,469

72.8%

3,419

45.0%

1,375

52.8%

(注)「受注高」「売上高」については外部顧客への取引高を記載しております。

 

 

(通信キャリア事業の概況)

 通信キャリア事業におきましては、アクセス分野・ネットワーク分野では光回線工事等が順調に推移しました。NCC各社を含むモバイル分野では、モバイルキャリア事業者の投資の抑制により足元では弱含みの状況ではありますが、5G拡大に向けた取り組みも一部みられており、手持ち工事を消化し、効率的な業務運営に努めております。

 なお、2022年10月に開催された「第46回技能五輪国際大会」において、情報ネットワーク施工職種で当社の海老原社員が当社として通算6個目となる金メダルを獲得したことに続き、2022年11月、光通信設備工事における若手社員育成の功績が認められ、厚生労働省による令和4年度卓越した技能者(通称「現代の名工」)として、当社の中山社員が表彰されました。当社グループは、今後もさらなる技術力の強化・向上ならびに優秀な技術者の育成を推し進め、社会に貢献してまいります。

 

(都市インフラ事業の概況)

 都市インフラ事業におきましては、大規模データセンターに関する引き合いを引き続きいただいているほか、高速道路トンネルの通信線路工事等道路インフラ工事も堅調に推移しました。また、当社グループはオフィスビルやプラントの自動制御設備、衛生・給排水設備、電気設備等に強みを持つ株式会社サンエツの株式を追加取得し、グループ会社化しました。これにより、当社グループの都市インフラ事業を強化・拡大すると共に付加価値の高いサービスをお客様に提供してまいります。

 

(システムソリューション事業の概況)

 システムソリューション事業におきましては、システム開発・運用保守における中核会社2社を中心に、上位コンサルから保守運用までワンストップでのサービス提供を行うことで更なる収益向上を目指す取り組みを続けるとともに、当社グループが強みを持つ自治体や文教系のお客様等に対して引き続き積極的な営業活動を行いました。また、グローバル分野におきましては、物価高騰や納期遅延等による影響はあるものの、ASEAN地域において大型レーダー工事を受注し現地サブコンと連携して工事を進めるなど、概ね順調に事業を展開しております。

 

(2)財政状態に関する説明

 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ 149億4百万円増加し、5,505億2千2百万円となりました。これは主に受取手形・完成工事未収入金等の減少、未成工事支出金等及びのれんの増加によるものであります。
 負債は、前連結会計年度末と比べ 188億5千万円増加し、2,474億1千5百万円となりました。これは主に支払手形・工事未払金等の減少、長期借入金の増加によるものであります。

 純資産は、前連結会計年度末と比べ 39億4千6百万円減少し、3,031億6百万円となりました。これは主に自己株式の取得による減少、資本剰余金の減少及び為替換算調整勘定の増加によるものであります。
 

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

 2023年3月期の連結業績予想については、本日(2023年2月10日)公表いたしました「通期業績予想の修正に関す

るお知らせ」をご覧ください。

 また、期末配当につきましては、2022年11月11日に発表いたしましたとおり、1株あたり51円とさせていただくことを予定しております。これにより年間の配当予想は102円となります。

 

2.四半期連結財務諸表及び主な注記

(1)四半期連結貸借対照表

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2022年12月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金預金

54,860

56,273

受取手形・完成工事未収入金等

217,644

177,299

有価証券

750

262

未成工事支出金等

46,194

74,916

その他

7,279

16,857

貸倒引当金

△68

△132

流動資産合計

326,660

325,476

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物・構築物(純額)

39,884

40,564

土地

61,633

62,007

その他(純額)

25,382

30,732

有形固定資産合計

126,900

133,304

無形固定資産

 

 

のれん

9,207

16,717

その他

4,538

7,411

無形固定資産合計

13,745

24,128

投資その他の資産

 

 

その他

68,929

68,235

貸倒引当金

△618

△623

投資その他の資産合計

68,311

67,612

固定資産合計

208,957

225,045

資産合計

535,617

550,522

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2022年12月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形・工事未払金等

69,579

53,445

短期借入金

30,756

37,808

未払法人税等

10,706

1,852

未成工事受入金

9,404

15,360

引当金

4,679

3,508

その他

32,636

26,703

流動負債合計

157,764

138,678

固定負債

 

 

社債

30,000

30,010

長期借入金

18,006

53,962

引当金

762

856

退職給付に係る負債

9,548

10,079

その他

12,483

13,828

固定負債合計

70,800

108,737

負債合計

228,564

247,415

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

6,888

6,888

資本剰余金

48,546

30,998

利益剰余金

244,892

244,829

自己株式

△13,063

△5,041

株主資本合計

287,263

277,674

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

6,937

8,260

為替換算調整勘定

△985

3,447

退職給付に係る調整累計額

10,154

8,738

その他の包括利益累計額合計

16,106

20,446

新株予約権

185

163

非支配株主持分

3,497

4,821

純資産合計

307,053

303,106

負債純資産合計

535,617

550,522

 

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書

(四半期連結損益計算書)

(第3四半期連結累計期間)

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

 至 2021年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年12月31日)

売上高

395,310

417,326

売上原価

341,366

366,705

売上総利益

53,943

50,621

販売費及び一般管理費

29,353

35,355

営業利益

24,589

15,265

営業外収益

 

 

受取利息

24

47

受取配当金

776

741

為替差益

794

2,024

その他

1,301

1,985

営業外収益合計

2,896

4,798

営業外費用

 

 

支払利息

145

387

その他

806

705

営業外費用合計

951

1,093

経常利益

26,534

18,970

特別利益

 

 

段階取得に係る差益

481

特別利益合計

481

税金等調整前四半期純利益

26,534

19,451

法人税等

9,788

8,226

四半期純利益

16,745

11,225

非支配株主に帰属する四半期純利益

487

442

親会社株主に帰属する四半期純利益

16,258

10,782

 

(四半期連結包括利益計算書)

(第3四半期連結累計期間)

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

 至 2021年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年12月31日)

四半期純利益

16,745

11,225

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

872

1,323

為替換算調整勘定

389

4,557

退職給付に係る調整額

△445

△1,415

その他の包括利益合計

816

4,465

四半期包括利益

17,562

15,690

(内訳)

 

 

親会社株主に係る四半期包括利益

17,073

15,122

非支配株主に係る四半期包括利益

488

568

 

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

 該当事項はありません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

①自己株式の消却

 当社は、2022年11月11日開催の取締役会において、会社法第178条の規定に基づき、自己株式を消却することを決議し、2022年11月30日付で自己株式7,000,000株の消却を実施しております。この結果、当第3四半期連結累計期間において、資本剰余金及び自己株式がそれぞれ14,445百万円減少しております。

 

②自己株式の取得

 当社は、2022年2月10日開催の取締役会決議及び2022年5月13日開催の取締役会決議に基づき、当第3四半期連結累計期間において自己株式3,116,900株の取得を行いました。この取得等により、当第3四半期連結累計期間末において自己株式が6,686百万円増加しております。

 

③子会社株式の追加取得

 当第3四半期連結累計期間において、当社の連結子会社であるProcurri Corporation Limitedの普通株式に対する公開買付けを実施し、同社の普通株式140,155,925株を追加取得したことなどにより、資本剰余金が3,100百万円減少しております。

 

 これらの結果、当第3四半期連結会計期間末の資本剰余金の残高は30,998百万円、利益剰余金の残高は244,829百万円、自己株式の残高は5,041百万円となっております。

 

(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)

 税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。

 

(会計方針の変更)

(時価の算定に関する会計基準等の適用)

 「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日。以下「時価算定会計基準適用指針」という。)を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準適用指針第27-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準適用指針が定める新たな会計方針を将来にわたって適用することといたしました。これにより、従来は取得原価をもって四半期連結貸借対照表価額としておりました一部の投資信託について、基準価格等を時価として時価評価する方法へと変更しております。

この結果、当第3四半期連結会計期間末の投資その他の資産のその他が122百万円増加、その他有価証券評価差額金が85百万円増加、固定負債のその他が37百万円増加しております。

(追加情報)

(新型コロナウイルスに関する不確実性と会計上の見積りについて)

 新型コロナウイルスの流行による影響は、現時点で入手している情報より、その影響は限定的であると仮定して重要な会計上の見積りを行っています。

 なお、新型コロナウイルス感染拡大の状況や経済への影響によっては、第4四半期連結会計期間以降の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(重要な後発事象)

(自己株式の取得)

 当社は、2023年2月10日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される

同法第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項を決議いたしました。

 

1.自己株式の取得を行う理由

機動的な資本政策の遂行および資本効率の向上を通じて株主利益の向上を図るため

2.取得に係る事項の内容

(1)取得対象株式の種類 :当社普通株式

(2)取得し得る株式の総数:1,750,000株(上限)

(3)株式の取得価額の総額:3,000百万円(上限)

(4)取得期間      :2023年2月13日~2023年6月30日