第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、新たに契約した重要な契約等はありません。

なお、当第3四半期連結会計期間において、契約期間が満了し更新された重要な契約等は、次のとおりです。

 

提出会社における主な販売契約

相手会社名

国名

契約製品

契約の内容

契約期間

コムスコープ社

シンガポール

構内情報配線システム(SCS)

販売権の許諾

自平成29年1月
至平成29年12月

アルファ・ラバル株式会社

日本

遠心分離機及びスターチ製造技術

販売権の許諾

自平成21年10月
至平成29年12月

 

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当社グループは10年後の創立100周年を見据え、当年度を初年度とする10年間の長期ビジョン“Century 2025”及び3ヵ年の新中期経営計画“Century 2025”Phase1を着実に実行し、環境変化に柔軟に対応できる企業体制を構築しながら、新技術の開発・コーポレートガバナンスの一層の充実及びコンプライアンスの徹底を土台として、持続的な成長と中長期的な企業価値向上の実現に向け鋭意努力を重ねてまいります。

 当第3四半期連結累計期間の連結業績は、次のとおりであります。

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

受注高

売上高

営業利益

経常利益

親会社株主に帰属
する四半期純利益

当第3四半期
連結累計期間

138,163

114,563

1,825

2,454

1,578

前第3四半期
連結累計期間

147,517

122,503

2,436

3,079

2,045

増 減

△9,354

△7,940

△611

△624

△466

増減率

△6.3%

△6.5%

△25.1%

△20.3%

△22.8%

 

 

 

 

 

 

 

当期首

当四半期末

当期首からの
増減

増減率

 

繰越受注高

106,388

129,988

23,600

22.2%

 

 

 

受注高につきましては、前年同期と比較して93億5千4百万円減少いたしました。また、売上高につきましても、前年同期と比較して79億4千万円の減収となりました。利益面につきましては、減収に伴う減益に加え、退職給付に係る数理計算上の差異の償却額の増加などの影響により、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益のいずれにつきましても前年同期と比較して減益となりました。

 

 

セグメントの業績は、次のとおりです。
 なお、建築設備事業、機械システム事業及び環境システム事業につきましては、通常の営業形態として、工事の完成引渡しが年度末に集中する影響で、売上高及び利益額が第4四半期に偏る季節要因があります。

 

① 建築設備事業

ビル空調衛生、主に工場向けの空調設備を中心とする産業空調、電気設備、スマートビルソリューション及びファシリティシステムに関する事業等、建築設備工事の概ね全てを包含する事業で構成されております。
 受注高は1,082億2千8百万円(前年同期比11.6%減)、売上高は965億3千7百万円(前年同期比6.9%減)、セグメント利益(経常利益)は14億2千5百万円(前年同期はセグメント利益28億6千9百万円)となりました。
 セグメント利益(経常利益)は、主に減収の影響により減少いたしました。

② 機械システム事業

主に搬送システム及び搬送機器に関する製造販売事業で構成されております。
 受注高は56億8千9百万円(前年同期比34.5%減)、売上高は59億8百万円(前年同期比1.7%増)、セグメント利益(経常利益)は4千5百万円(前年同期はセグメント損失7千7百万円)となりました。
  受注高は、前年同期に大型の搬送設備を受注した影響等により減少いたしました。

③ 環境システム事業

主に官公庁発注の上下水道施設及び廃棄物処理施設に関する事業で構成されております。
 受注高は239億円(前年同期比52.5%増)、売上高は115億1千5百万円(前年同期比4.3%減)、セグメント損失(経常損失)は2億4百万円(前年同期はセグメント損失8億6千7百万円)となりました。
 受注高は、主に廃棄物処理施設における長期の維持管理運営業務を受託したこと等により増加いたしました。

④ 不動産事業

売上高は11億8千9百万円(前年同期比3.6%増)、セグメント利益(経常利益)は1億4千7百万円(前年同期はセグメント利益1億6千4百万円)となりました。

⑤ その他

売上高は3億6千3百万円(前年同期比9.4%減)、セグメント利益(経常利益)は2千5百万円(前年同期はセグメント利益5千2百万円)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における流動資産は1,037億5千5百万円(前連結会計年度末比10.2%減)、固定資産は545億9千8百万円(前連結会計年度末比1.2%増)となりました。その結果、総資産は1,583億5千4百万円(前連結会計年度末比6.5%減)となりました。

総資産の減少の主な要因は、流動資産の受取手形・完成工事未収入金等が減少したことによるものであります。これは当社グループの売上高は期末に集中するため、各四半期連結会計期間末の受取手形・完成工事未収入金等は、前連結会計年度末と比べて減少するという季節的変動によるものであります。

当第3四半期連結会計期間末における流動負債は615億1千3百万円(前連結会計年度末比15.6%減)、固定負債は124億9千5百万円(前連結会計年度末比4.1%増)となりました。その結果、負債合計は740億9百万円(前連結会計年度末比12.8%減)となりました。

負債の減少の主な要因は、流動負債の支払手形・工事未払金等が減少したことによるものであります。これは総資産の減少要因と同様に、各四半期連結会計期間末の支払手形・工事未払金等は、前連結会計年度末と比べて減少するという季節的変動によるものであります。

当第3四半期連結会計期間末における純資産は843億4千4百万円(前連結会計年度末比0.3%減)となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末残高に比べ9億5百万円減少(前年同期比52億2千5百万円の増加)し、315億9千5百万円となりました。当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減の要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第3四半期連結累計期間において営業活動によるキャッシュ・フローは、38億3千7百万円の増加(前年同期比52億2千1百万円の増加)となりました。これは主に売上債権の回収が進んだことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第3四半期連結累計期間において投資活動によるキャッシュ・フローは、14億5千2百万円の減少(前年同期比80億7千3百万円の減少)となりました。これは主に投資有価証券の取得によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第3四半期連結累計期間において財務活動によるキャッシュ・フローは、31億8千3百万円の減少(前年同期比7億9百万円の減少)となりました。これは主に配当金の支払いによるものであります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発費は7億7千5百万円であります。