当第2四半期連結累計期間の国内経済は、政府や日銀による経済・金融政策の効果などを背景に、雇用・所得環境の改善が続くなど、景気は緩やかに回復した。一方で、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響などに留意が必要な状況であった。当建設業界における受注環境は、公共投資は底堅く推移し、民間設備投資は増加した。
このような状況の中で、当社グループは営業体制の強化を図り、グループを挙げて新規工事の受注確保に努めた結果、当第2四半期連結累計期間の連結受注高は765億円(前年同四半期比113%)となり、連結売上高は478億円(前年同四半期比99%)となった。
利益については、連結営業利益は8億96百万円(前年同四半期比90%)、連結経常利益は13億16百万円(前年同四半期比96%)となった。また親会社株主に帰属する連結純利益は4億8百万円(前年同四半期比68%)となった。
なお、当社グループの業績の特性として、販売費及び一般管理費等の固定費は1年を通して恒常的に発生するものの、売上高は第4四半期に集中する季節的要因がある。
部門別の状況は次のとおりである。
鉄道電気工事部門
当第2四半期連結累計期間は、主な得意先である東日本旅客鉄道株式会社を始めとするJR各社、公営鉄道及び民営鉄道などに対して組織的営業を積極的に展開し受注の確保に努めた結果、連結受注工事高は383億95百万円(前年同四半期比110%)となり、連結完成工事高は270億18百万円(前年同四半期比97%)となった。
一般電気工事部門
当第2四半期連結累計期間は、顧客指向に基づいた積極的な営業活動を展開し受注の確保に努めた結果、連結受注工事高は227億5百万円(前年同四半期比121%)となり、連結完成工事高は142億36百万円(前年同四半期比107%)となった。
情報通信工事部門
当第2四半期連結累計期間は、全国的な受注拡大を図り積極的な営業活動を展開し受注の確保に努めた結果、連結受注工事高は146億43百万円(前年同四半期比112%)となり、連結完成工事高は50億13百万円(前年同四半期比91%)となった。
その他
当第2四半期連結累計期間は、連結受注高は8億29百万円(前年同四半期比102%)となり、連結売上高は15億 63百万円(前年同四半期比110%)となった。
(注)「その他」の事業には、不動産業及びビル総合管理等の関連事業、ソフトウェアの開発及び電気設備の設
計等を含んでいる。
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っている。
資産
当第2四半期連結会計期間における資産の残高は、2,157億7百万円(前連結会計年度末は2,408億18百万円)となり、251億11百万円減少した。減少した主な要因は、施工が順調に推移したことに伴い未成工事支出金等が増加したものの、債権の回収に伴い前連結会計年度末に計上した受取手形・完成工事未収入金等及び電子記録債権が減少したことである。
負債
当第2四半期連結会計期間における負債の残高は、576億74百万円(前連結会計年度末は823億38百万円)となり、246億63百万円減少した。減少した主な要因は、債務の支払いに伴い前連結会計年度末に計上した支払手形・工事未払金等が減少したことである。
純資産
当第2四半期連結会計期間における純資産の残高は、1,580億32百万円(前連結会計年度末は1,584億80百万円)となり、4億47百万円減少した。減少した主な要因は、当社が平成30年6月22日開催の第76期定時株主総会の決議に基づき株主配当を行ったことに伴い利益剰余金が減少したことである。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は、投資活動及び財務活動による資金の減少があったものの、営業活動による資金の増加により、前連結会計年度末から27億46百万円増加し、384億4百万円となった。
営業活動によるキャッシュ・フローは、158億26百万円の資金増加(前第2四半期連結累計期間比39億92百万円増加)となった。これは、売上債権の減少額624億61百万円等による資金増加要因と、仕入債務の減少額180億56百万円及び未成工事支出金等の増加額239億10百万円等による資金減少要因によるものである。
投資活動によるキャッシュ・フローは、107億88百万円の資金減少(前第2四半期連結累計期間比21億39百万円減少)となった。これは、有価証券の純増加額78億97百万円、有形固定資産の取得による支出24億27百万円及び投資有価証券の取得による支出3億円等によるものである。
財務活動によるキャッシュ・フローは、24億99百万円の資金減少(前第2四半期連結累計期間比6億76百万円減少)となった。これは、配当金の支払額20億24百万円等によるものである。
当第2四半期連結累計期間において、重要な変更又は新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はない。
なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めていない。
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、80百万円である。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。