第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、重要な変更又は新たに発生した事業等のリスクはない。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間の国内経済は、政府や日銀による経済・金融政策の効果などを背景に、雇用・所得環境の改善が続くなど、景気は緩やかに回復した。一方で、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響などに留意が必要な状況であった。当建設業界における受注環境は、公共投資は底堅く推移し、民間設備投資は増加した。

このような状況の中で、当社グループは営業体制の強化を図り、グループを挙げて新規工事の受注確保に努めた結果、当第3四半期連結累計期間の連結受注高は1,173億円(前年同四半期比114%)となり、連結売上高は824億円(前年同四半期比101%)となった。

利益については、連結営業利益は37億91百万円(前年同四半期比98%)、連結経常利益は45億39百万円(前年同四半期比99%)となった。また親会社株主に帰属する連結純利益は23億13百万円(前年同四半期比91%)となった。

なお、当社グループの業績の特性として、販売費及び一般管理費等の固定費は1年を通して恒常的に発生するものの、売上高は第4四半期に集中する季節的要因がある。

 

部門別の状況は次のとおりである。

 

鉄道電気工事部門

当第3四半期連結累計期間は、主な得意先である東日本旅客鉄道株式会社を始めとするJR各社、公営鉄道及び民営鉄道などに対して組織的営業を積極的に展開し受注の確保に努めた結果、連結受注工事高は589億4百万円(前年同四半期比104%)となり、連結完成工事高は480億8百万円(前年同四半期比100%)となった。

 

一般電気工事部門

当第3四半期連結累計期間は、顧客指向に基づいた積極的な営業活動を展開し受注の確保に努めた結果、連結受注工事高は348億43百万円(前年同四半期比132%)となり、連結完成工事高は232億16百万円(前年同四半期比102%)となった。

 

情報通信工事部門

当第3四半期連結累計期間は、全国的な受注拡大を図り積極的な営業活動を展開し受注の確保に努めた結果、連結受注工事高は223億19百万円(前年同四半期比118%)となり、連結完成工事高は87億90百万円(前年同四半期比99%)となった。

 

その他

当第3四半期連結累計期間は、連結受注高は13億19百万円(前年同四半期比119%)となり、連結売上高は23億94百万円(前年同四半期比115%)となった。

(注)「その他」の事業には、不動産業及びビル総合管理等の関連事業、ソフトウェアの開発及び電気設備の設計等を含んでいる。

 

(2) 財政状態の状況

「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っている。

 

資産

当第3四半期連結会計期間における資産の残高は、2,187億56百万円(前連結会計年度末は2,408億18百万円)となり、220億61百万円減少した。減少した主な要因は、施工が順調に推移したことに伴い未成工事支出金等が増加したものの、債権の回収に伴い前連結会計年度末に計上した受取手形・完成工事未収入金等及び電子記録債権が減少したことである。

 

負債   

当第3四半期連結会計期間における負債の残高は、605億43百万円(前連結会計年度末は823億38百万円)となり、217億94百万円減少した。減少した主な要因は、債務の支払いに伴い前連結会計年度末に計上した支払手形・工事未払金等が減少したことである。

 

純資産

当第3四半期連結会計期間における純資産の残高は、1,582億12百万円(前連結会計年度末は1,584億80百万円)となり、2億67百万円減少した。減少した主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益が株主配当を上回ったことにより利益剰余金が増加したものの、投資有価証券の時価の変動に伴いその他有価証券評価差額金が減少したことである。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、重要な変更又は新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はない。

なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めていない。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億41百万円である。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はない。