当第3四半期連結累計期間において、重要な変更又は新たに発生した事業等のリスクはない。
当第3四半期連結累計期間の国内経済は、輸出が引き続き弱含むなかで製造業を中心に弱さが一段と増しているものの、雇用・所得環境の改善が続くなかで、政府や日銀による経済・金融政策の効果などもあって、緩やかに回復した。一方で、海外経済の動向や金融資本市場の変動の影響に加え、消費税率引上げ後の消費者マインドの動向などに留意が必要な状況であった。当建設業界における受注環境は、公共投資は堅調に推移し、民間設備投資は緩やかに増加した。
このような状況の中で、当社グループは営業体制の強化を図り、グループを挙げて新規工事の受注確保に努めた結果、当第3四半期連結累計期間の連結受注高は1,258億円(前年同四半期比107%)となり、連結売上高は918億円(前年同四半期比111%)となった。
利益については、連結営業利益は50億6百万円(前年同四半期比132%)、連結経常利益は58億73百万円(前年同四半期比129%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は34億11百万円(前年同四半期比147%)となった。
また、前連結会計年度から当連結会計年度への連結繰越高は過去最高の1,704億円(前連結会計年度比113%)であり、当第3四半期連結累計期間における施工は豊富な繰越高を背景に順調に推移した。
なお、当社グループの業績の特性として、販売費及び一般管理費等の固定費は1年を通して恒常的に発生するものの、売上高は第4四半期に集中する季節的要因がある。
部門別の状況は次のとおりである。
鉄道電気工事部門
当第3四半期連結累計期間は、主な得意先である東日本旅客鉄道株式会社を始めとするJR各社、公営鉄道及び民営鉄道などに対して組織的営業を積極的に展開し受注の確保に努めた結果、連結受注工事高は677億55百万円(前年同四半期比115%)となり、連結完成工事高は525億66百万円(前年同四半期比109%)となった。
一般電気工事部門
当第3四半期連結累計期間は、顧客指向に基づいた積極的な営業活動を展開し受注の確保に努めた結果、連結受注工事高は320億67百万円(前年同四半期比92%)となり、連結完成工事高は244億82百万円(前年同四半期比105%)となった。
情報通信工事部門
当第3四半期連結累計期間は、全国的な受注拡大を図り積極的な営業活動を展開し受注の確保に努めた結果、連結受注工事高は249億円(前年同四半期比112%)となり、連結完成工事高は124億58百万円(前年同四半期比142%)となった。
その他
当第3四半期連結累計期間は、連結受注高は11億57百万円(前年同四半期比88%)となり、連結売上高は23億58百万円(前年同四半期比98%)となった。
(注)「その他」の事業には、不動産業及びビル総合管理等の関連事業、ソフトウェアの開発及び電気設備の設計等を含んでいる。
資産
当第3四半期連結会計期間における資産の残高は、2,352億29百万円(前連結会計年度末は2,529億47百万円)となり、177億17百万円減少した。減少した主な要因は、施工が順調に推移したことに伴い未成工事支出金等が増加したものの、債権の回収に伴い前連結会計年度末に計上した受取手形・完成工事未収入金等が減少したことである。
負債
当第3四半期連結会計期間における負債の残高は、663億3百万円(前連結会計年度末は859億19百万円)となり、196億16百万円減少した。減少した主な要因は、債務の支払いに伴い前連結会計年度末に計上した支払手形・工事未払金等が減少したことである。
純資産
当第3四半期連結会計期間における純資産の残高は、1,689億26百万円(前連結会計年度末は1,670億27百万円)となり、18億99百万円増加した。増加した主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したことに伴い利益剰余金が増加したことである。
当第3四半期連結累計期間において、重要な変更又は新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はない。
なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めていない。
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億14百万円である。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はない。