第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績

 当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による緊急事態宣言の発出、外出自粛・休業要請等により、企業活動や個人消費が著しく制限されましたが、「GoToキャンペーン」などの政府政策等により一部持ち直しが見られました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の感染が全国的に再拡大するなど、先行きは依然として不透明な状況が続いております。

 建設業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う工事の一時中止や工期の延長など、限定的ながら影響が出ておりましたが、公共建設投資並びに民間建設投資は底堅く推移しました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大による投資計画の見直しや先送り、労働者不足や建設費の動向などに懸念のある状況が続いております。

 このような状況の下、当第3四半期累計期間における経営成績は、工事受注高は15,105百万円(前年同四半期比6.7%増)となり、売上高20,170百万円(前年同四半期比8.7%増)、営業利益982百万円(前年同四半期比57.1%増)、経常利益966百万円(前年同四半期比52.0%増)、四半期純利益644百万円(前年同四半期比56.2%増)となりました。

 

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

(建設事業)

 当第3四半期累計期間における工事受注高は前年同四半期より6.7%増加の15,105百万円となりました。この工種別内訳は、土木事業におきましては前年同四半期より11.5%減少の6,003百万円、建築事業におきましては前年同四半期より23.4%増加の9,102百万円となりました。また発注者別内訳は、官公庁工事におきましては前年同四半期より1.6%減少の7,014百万円、民間工事におきましては前年同四半期より15.1%増加の8,090百万円となりました。

 また、完成工事高は前年同四半期より9.4%増加の19,542百万円となりました。この工種別内訳は、土木事業におきましては前年同四半期より27.6%増加の10,574百万円、建築事業におきましては前年同四半期より6.4%減少の8,967百万円となりました。また発注者別内訳は、官公庁工事におきましては前年同四半期より35.9%増加の10,133百万円、民間工事におきましては前年同四半期より9.6%減少の9,408百万円となりました。

 利益面におきましては、完成工事高の増加等の影響により、当第3四半期累計期間におけるセグメント利益は前年同四半期より28.7%増加の1,598百万円となりました。

(不動産事業)

 賃貸収入の微減により、当第3四半期累計期間における不動産事業売上高は前年同四半期より2.9%減少の25百万円となりました。

 利益面におきましては、原価低減等に努めた結果、当第3四半期累計期間におけるセグメント利益は前年同四半期より3.1%増加の8百万円となりました。

(砕石事業)

 生瀬砕石所での生産・販売、東日本地域における砕石等の取引仲介の大幅な減少により、当第3四半期累計期間における砕石事業売上高は前年同四半期より9.8%減少の603百万円となりました。

 利益面におきましては、原価低減の推進、収益性の向上を図ったものの、砕石事業売上高の減少等の影響により、当第3四半期累計期間におけるセグメント利益は前年同四半期より66.2%減少の13百万円となりました。

 

②財政状態

 当第3四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末比1,545百万円減少の22,165百万円となりました。この主な要因は、受取手形・完成工事未収入金1,134百万円の減少等によるものであります。

 当第3四半期会計期間末の負債合計は、前事業年度末比1,757百万円減少の9,727百万円となりました。この主な要因は、支払手形・工事未払金等1,888百万円の減少等によるものであります。

 当第3四半期会計期間末の純資産合計は、前事業年度末比212百万円増加の12,438百万円となりました。この主な要因は、四半期純利益644百万円の計上による増加と、配当金の支払いによる458百万円の減少等によるものであります。

 これにより、自己資本比率は56.1%(前事業年度末は51.6%)となりました。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 なお、会計上の見積りに対する新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項 追加情報」に記載のとおりであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。また、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、2020年8月7日に開示しました「業績予想及び配当予想に関するお知らせ」から重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。