〇添付資料の目次

 

 

1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………… 5

(1)経営成績に関する分析 …………………………………………………………………………………… 5

(2)財政状態に関する分析 ……………………………………………………………………………………10

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………10

3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………11

(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………11

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………13

  連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………13

  連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………14

(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………15

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………17

(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………19

(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………19

(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………………19

(連結損益計算書関係) ………………………………………………………………………………………19

(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………20

(1株当たり情報) ……………………………………………………………………………………………24

(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………25

 

 

参考資料②セグメント別内訳(2024年1月期)

<連結> (20ページ参照)

報告セグメントの見直しにより、2024年1月期より以下の報告セグメントに変更したため、2023年1月期については組替後の数値を表示しています。

(1) 売上高

(単位:百万円)

 

2023年1月期

2024年1月期

前期比(%)

2025年1月期

予想

当期比(%)

戸建住宅事業

476,416

471,056

△1.1

473,000

0.4

賃貸・事業用建物事業

506,307

524,121

3.5

550,000

4.9

建築・土木事業

267,317

274,653

2.7

313,000

14.0

小 計

1,250,040

1,269,832

1.6

1,336,000

5.2

賃貸住宅管理事業

617,245

646,588

4.8

672,500

4.0

リフォーム事業

166,975

174,996

4.8

185,500

6.0

小 計

784,221

821,584

4.8

858,000

4.4

仲介・不動産事業

221,040

288,456

30.5

357,000

23.8

マンション事業

97,110

109,450

12.7

96,500

△11.8

都市再開発事業

86,130

133,073

54.5

86,000

△35.4

開発事業 計

404,281

530,980

31.3

539,500

1.6

国際事業

521,124

511,055

△1.9

638,000

24.8

その他

9,454

13,230

39.9

13,000

△1.7

消去又は全社

△40,287

△39,440

△42,500

連結

2,928,835

3,107,242

6.1

3,342,000

7.6

 

 

(2) 営業利益及び営業利益率

(単位:百万円)

 

2023年1月期

2024年1月期

前期比(%)

2025年1月期

予想

当期比(%)

戸建住宅事業

41,474

(8.7%)

41,065

(8.7%)

△1.0

42,500

(9.0%)

3.5

賃貸・事業用建物事業

74,450

(14.7%)

78,016

(14.9%)

4.8

82,000

(14.9%)

5.1

建築・土木事業

11,826

(4.4%)

12,904

(4.7%)

9.1

15,000

(4.8%)

16.2

小 計

127,751

(10.2%)

131,986

(10.4%)

3.3

139,500

(10.4%)

5.7

賃貸住宅管理事業

47,585

(7.7%)

50,180

(7.8%)

5.5

53,000

(7.9%)

5.6

リフォーム事業

22,431

(13.4%)

23,482

(13.4%)

4.7

25,000

(13.5%)

6.5

小 計

70,016

(8.9%)

73,663

(9.0%)

5.2

78,000

(9.1%)

5.9

仲介・不動産事業

17,531

(7.9%)

25,857

(9.0%)

47.5

31,000

(8.7%)

19.9

マンション事業

13,762

(14.2%)

17,532

(16.0%)

27.4

11,500

(11.9%)

△34.4

都市再開発事業

5,130

(6.0%)

21,430

(16.1%)

317.7

12,500

(14.5%)

△41.7

開発事業 計

36,424

(9.0%)

64,821

(12.2%)

78.0

55,000

(10.2%)

△15.2

国際事業

73,854

(14.2%)

48,898

(9.6%)

△33.8

56,500

(8.9%)

15.5

その他

1,890

(20.0%)

2,654

(20.1%)

40.4

2,000

(15.4%)

△24.6

消去又は全社

△48,448

△51,067

△51,000

連  結

261,489

(8.9%)

270,956

(8.7%)

3.6

280,000

(8.4%)

3.3

 

(  )内は営業利益率を表しています。

 

 

(3) 受注高

(単位:百万円)

 

2023年1月期

2024年1月期

前期比(%)

2025年1月期

予想

当期比(%)

戸建住宅事業

470,227

465,691

△1.0

485,000

4.1

賃貸・事業用建物事業

520,570

550,222

5.7

580,000

5.4

建築・土木事業

257,667

300,313

16.6

293,000

△2.4

小 計

1,248,465

1,316,227

5.4

1,358,000

3.2

賃貸住宅管理事業

617,245

646,588

4.8

672,500

4.0

リフォーム事業

170,153

173,044

1.7

185,500

7.2

小 計

787,399

819,632

4.1

858,000

4.7

仲介・不動産事業

230,218

306,875

33.3

357,000

16.3

マンション事業

88,279

121,019

37.1

104,000

△14.1

都市再開発事業

71,330

135,623

90.1

86,000

△36.6

開発事業 計

389,829

563,518

44.6

547,000

△2.9

国際事業

418,510

520,047

24.3

636,000

22.3

その他

9,518

13,193

38.6

13,000

△1.5

消去又は全社

△44,445

△36,182

△42,000

連  結

2,809,277

3,196,437

13.8

3,370,000

5.4

 

 

(4) 受注残高

(単位:百万円)

 

2023年1月期

2024年1月期

前期比(%)

2025年1月期

予想

当期比(%)

戸建住宅事業

235,362

229,996

△2.3

241,996

5.2

賃貸・事業用建物事業

490,349

516,450

5.3

546,450

5.8

建築・土木事業

375,637

401,297

6.8

381,297

△5.0

小 計

1,101,349

1,147,744

4.2

1,169,744

1.9

賃貸住宅管理事業

リフォーム事業

36,557

34,605

△5.3

34,605

0.0

小 計

36,557

34,605

△5.3

34,605

0.0

仲介・不動産事業

42,400

60,819

43.4

60,819

0.0

マンション事業

77,420

88,989

14.9

96,489

8.4

都市再開発事業

2,550

2,550

0.0

開発事業 計

119,820

152,358

27.2

159,858

4.9

国際事業

212,319

236,143

11.2

234,143

△0.8

その他

407

579

42.4

579

0.0

消去又は全社

△22,666

△19,408

△18,908

連  結

1,447,787

1,552,023

7.2

1,580,023

1.8

 

 

※当連結会計年度に連結子会社化したHubble Group, LLC及びその子会社について、同社の数値を各指標の「国際事業」に含めて表示しています。

※当連結会計年度に連結子会社化した株式会社アイダについて、同社の数値を各指標の「その他」に含めて表示しています。(2024年1月期の「受注残高」及び2025年1月期予想の各項目)

 

 

1.経営成績等の概況

(1)経営成績に関する分析

(業務全般の概況)

当期における世界経済は、物価上昇率が一時より低下したものの、世界的なインフレ圧力により各国が金融引き締め政策を継続しており、地政学リスクと併せて、物価情勢及び国際金融資本市場の動向に与える影響に注視が必要な状況が続きました。そのような中、アメリカをはじめとする一部の国では、個人消費や雇用者数が増加する等、景気回復の動きもみられました

住宅市場は、国内の新設住宅着工戸数がアフターコロナの消費行動の変化や建設コスト増の影響もあり弱含みの状況が続いています。アメリカでは、長期金利の上昇等により住宅着工の調整局面や中古住宅の在庫減少が継続していますが、人口増に対する慢性的な住宅供給不足を背景に住宅に対する潜在需要は強く、住宅ローン金利が2023年10月下旬をピークに再び低下に転じたことで足元では持ち直しの動きもみられています
 このような事業環境の中、当社グループは、2050年を見据えたグローバルビジョン“「わが家」を世界一幸せな場所にする”の実現に向け、「国内の“安定成長”と海外の“積極的成長”」を基本方針とする第6次中期経営計画(2023年度~2025年度)に基づき、ハード・ソフト・サービスを融合した様々な高付加価値提案等を積極的に推進しました。

当期の業績は、売上高は3兆1,072億4千2百万円(前期比6.1%増)、営業利益は2,709億5千6百万円(前期比3.6%増)、経常利益は2,682億4千8百万円(前期比4.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,023億2千5百万円(前期比9.6%増)となりました。

なお、当社は、米国事業統括会社 Sekisui House US Holdings, LLC(以下「SHUSH社」)の子会社 SH Residential Holdings, LLC(以下「SHRH社」)を通じて、米国において戸建住宅事業を行うM.D.C. Holdings, Inc.(本社:米国コロラド州、以下「MDC社」)の株式の全てを取得すること(以下「本買収」)を決定し、MDC社との間で本買収に関する合併契約を2024年1月18日(米国デンバー時間2024年1月17日)付で締結しました。グローバルビジョン実現のため海外の“積極的成長”を図るべく、日本で培った住宅建築技術とライフスタイル提案による高付加価値の提供等といった積水ハウステクノロジーの普及を進めてまいります。

 

事業モデル別の業績等は次のとおりです。

なお、当期より事業セグメントの区分を変更しており、当期における比較・分析は、変更後の区分に基づいています。

 

<請負型ビジネス>

(戸建住宅事業)

当事業の当期における売上高は4,710億5千6百万円(前期比1.1%減)、営業利益は410億6千5百万円(前期比1.0%減)となり、前期から続く資材価格高騰の影響を受けました

 価格レンジ別戦略の深化による戸建住宅ブランドの強化を図るべく、1stレンジ商品を強化するとともに、2nd・3rdレンジの中高級商品・高価格商品の拡販に注力し、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)「グリーンファースト ゼロ」をはじめ、大空間リビング「ファミリー スイート」、次世代室内環境システム「スマート イクス」や間取り連動スマートホームサービス「PLATFORM HOUSE touch」等の高付加価値提案が好評で、受注は底堅く推移しました。

また、良質な住宅ストックに“愛着”を編み込むことで、人生100年時代の「幸せ住まい」を提供するべく、お客様の“感性”を住まいに映し出す新デザイン提案システム「life knit design」を2023年6月から全国展開しました。その一環として、お客様に深く“愛着”を感じていただけるインテリア提案の強化を図るべくオーダーメイド木製家具メーカーである株式会社アイダの普通株式の全てを2023年12月付で取得し、2022年における無垢木材のインテリア材メーカーである株式会社マルホンの子会社化と併せて、「空間・デザイン」「建材」「家具」の内装一体提案を強化しました。加えて、国内の良質な住宅ストック形成に貢献するため、創業以来培ってきた積水ハウスの安全・安心の耐震技術を世の中に広く開放し、地域のパートナー企業が建築する木造住宅の基礎と構造躯体の施工を積水ハウス建設が請け負い、外装と内装については、主にパートナー企業が担う、業界初となる共同建築事業「SI事業」を新たに開始しました。

※SI(エス・アイ):S=スケルトン(建物の構造躯体)とI=インフィル(外装・内装)のこと

 

 

(賃貸・事業用建物事業)

当事業の当期における売上高は5,241億2千1百万円(前期比3.5%増)、営業利益は780億1千6百万円(前期比4.8%増)となりました。

エリア戦略に基づく高付加価値物件を供給し、シャーメゾンブランドの更なる向上を図るべく、当社オリジナル構法を用いた3・4階建て賃貸住宅の拡販、ネット・ゼロ・エネルギーの賃貸住宅「シャーメゾンZEH」の普及に注力しました。太陽光パネルを住戸ごとに接続する「シャーメゾンZEH」は、入居者がメリットを実感できる光熱費の節約やエシカル志向への対応を考慮した入居者売電方式が好評で、賃貸住宅受注に占めるZEH住戸割合は76%となりました。また、「シャーメゾンZEH」においては、入居者の光熱費削減を実現しながら、EV(電気自動車)充電インフラ不足の解消により2050年の脱炭素社会の実現に貢献すべく、住戸ごとに専用接続するEV充電設備を設置する体制を全国で整えました

これらの高付加価値提案に加え、高い入居率と賃料水準を実現する都市部を中心としたプライスリーダー戦略が奏功し、受注は好調に推移しました

また、収益不動産拡大のための土地仕入及びESGソリューション提案の強化により、CRE(法人)・PRE(公共団体)事業における受注も好調に推移しました。

 

(建築・土木事業)

当事業の当期における売上高は2,746億5千3百万円(前期比2.7%増)、営業利益は129億4百万円(前期比9.1%増)となりました。

建築事業において追加変更工事の獲得等により採算性が改善するとともに、民間における設備投資意欲が持ち直したことにより、建築・土木事業ともに受注は好調に推移しました

 

<ストック型ビジネス>

(賃貸住宅管理事業)

当事業の当期における売上高は6,465億8千8百万円(前期比4.8%増)、営業利益は501億8千万円(前期比5.5%増)となりました。

好立地に建築した高品質・高性能な賃貸住宅「シャーメゾン」の供給により管理受託戸数が堅調に増加しました。オーナーの資産価値の最大化に向けた多様なソリューション提案とリレーション強化、入居者に向けたブロックチェーンを用いた入居手続きのワンストップ対応等、充実したサービスの提供により高水準の入居率と賃料を維持し、増収に寄与しました

 

(リフォーム事業)

当事業の当期における売上高は1,749億9千6百万円(前期比4.8%増)、営業利益は234億8千2百万円(前期比4.7%増)となり、前期の好調な受注及び順調な工事進捗が増収に寄与しました。

住宅ストックの資産価値向上と長寿命化を図るべく、戸建住宅では、住まい方をアップデートするリノベーション提案等の提案型リフォーム、断熱改修や最新の省エネ・創エネ・蓄エネ設備等を導入する環境型リフォームに注力しました。また、賃貸住宅では、資産価値を向上させ、賃料の上昇と高入居率の維持を実現するリノベーション提案に注力しています。これらの取り組みにより、受注は堅調に推移しました

 

<開発型ビジネス>

(仲介・不動産事業)

当事業の当期における売上高は2,884億5千6百万円(前期比30.5%増)、営業利益は258億5千7百万円(前期比47.5%増)となり、積水ハウス不動産各社における住宅用地を中心とした販売用不動産の売却が順調に進捗し増収に寄与しました。

また、情報ルートの強化により顧客からの引合い増加に注力するとともにエリアマーケティングに沿った優良な住宅用地の積極仕入れ、土地取得から検討中の顧客への拡販に注力した結果、受注は好調に推移しました

 

 

(マンション事業)

当事業の当期における売上高は1,094億5千万円(前期比12.7%増)、営業利益は175億3千2百万円(前期比27.4%増)となりました。

「グランドメゾン大濠公園THE TOWER」(福岡市中央区)の引渡しが完了したほか「グランドメゾン溝の口の杜」(川崎市高津区)等の引渡しが順調に進む等、物件の引渡しが計画通りに進捗し増収に寄与しました

また、東京・名古屋・大阪・福岡の商圏において展開する高付加価値の分譲マンション「グランドメゾン」については、ブランドの更なる向上を図るべく開発用地を厳選するとともに、家庭部門の脱炭素化への貢献を目指して2023年以降に販売する物件を全住戸ZEH仕様としています。これらの取り組みが評価され、「グランドメゾン北堀江レジデンス」(大阪市西区)、「グランドメゾン福岡The Central Luxe」(福岡市中央区)等の販売が好調に推移しました

 

(都市再開発事業)

当事業の当期における売上高は1,330億7千3百万円(前期比54.5%増)、営業利益は214億3千万円(前期比317.7%増)となりました。

計画に沿い物件売却が順調に進捗したことにより、増収となりました。また、当社が開発した賃貸住宅「プライムメゾン」等の当社グループ保有物件の入居率が堅調に推移するとともに、ホテル物件の運営状況についても都市型ホテルを中心に改善傾向で進捗しました

 

<国際ビジネス>

(国際事業)

当事業の当期における売上高は5,110億5千5百万円(前期比1.9%減)、営業利益は488億9千8百万円(前期比33.8%減)となりました。

アメリカでは、戸建住宅事業及びコミュニティ開発事業において、前期における住宅ローン金利の急激な上昇に伴い受注残高が減少した影響を受けましたが、高品質な新築住宅へのニーズは高く受注は回復傾向で推移しました。加えて、米国子会社であるWoodside Homes Company, LLCは、住宅販売エリアを拡大し積水ハウステクノロジーの更なる展開を進めるべく、アイダホ州の住宅販売会社であるHubble Group, LLCの持分を取得しました。なお、SHAWOOD事業の推進においては、「Sommers Bend」(カリフォルニア)で2023年11月にモデル棟をオープン、2024年1月より販売を開始し、来場・受注ともに順調に推移しています。また、賃貸住宅開発事業において、「St.Andrews」(ロサンゼルス)、「The Society」Margo棟(サンディエゴ、全4棟のうち3棟目)の引渡しが計画通りに完了しました

オーストラリアでは、戸建住宅事業の販売戸数減少等はあったものの、マンション開発事業において「West Village」(ブリスベン)の商業棟の一部及びマンション、「Melrose Park」(シドニー)のマンションの引渡しに加え、計画していた開発物件の引渡しが順調に進捗しました。

シンガポールでは、2023年2月にプンゴルの商業施設「Waterway Point」の持分譲渡が完了しました。

中国では、2023年9月に瀋陽市のホテル「ル・メリディアン瀋陽和平」の持分譲渡が完了し、また、同年12月に積水住宅(太倉)有限公司の清算が完了するなど、中国事業の完了に向けた取り組みが進捗しています。

 

<その他>

当事業の当期における売上高は132億3千万円(前期比39.9%増)、営業利益は26億5千4百万円(前期比40.4%増)となりました。

 

 

ESG経営

ESG経営のリーディングカンパニーを目指す当社グループは、第6次中期経営計画において「住まいを通じて環境課題の解決に貢献」「従業員の自律を成長ドライバーにする」「イノベーション&コミュニケーション」を基本方針とし、積水ハウスグループらしい「全従業員参画型ESG経営」を推進しています
 環境面では、新築戸建住宅ZEH比率が93%(2022年度)と過去最高を更新するとともに、賃貸住宅「シャーメゾン」や分譲マンション「グランドメゾン」等の集合住宅においてもZEHを推進しましたさらに、2025年夏の実用化に向け、自宅で水素を製造・貯蔵・使用し、ゼロカーボンを実現する住宅メーカー初(当社調べ)の水素住宅の実証実験を開始しました。また、当社の温室効果ガスの削減目標の一つである事業活動におけるCO₂排出量の75%削減の早期実現を目指し、当社グループの業務用車両にCO₂排出ゼロの電動車の導入を開始しました。住宅事業を通じた生物多様性保全に向けた取り組みとしては、戸建住宅、賃貸住宅等において、住宅と外構との一体提案を強化するとともに、地域の気候風土・鳥や蝶等と相性の良い在来樹種を中心とした植栽を提案する造園緑化事業「5本の樹」計画や株式会社シンク・ネイチャーの生物多様性ビッグデータ・AIを活用して、「生物多様性の純増と算出方法の標準化」を目指し、同社と共同で推進する連携協定を締結しました。

社会性向上に関しては、重要な経営戦略の一つである「女性活躍の推進」において、2014年から開始している女性管理職候補者研修「積水ハウス ウィメンズ カレッジ」やキャリア形成の手本となるロールモデルづくりを継続・推進しました(2024年1月末現在女性管理職人数336人)。2018年から開始している3歳未満の子を持つ男性従業員を対象とした男性育児休業制度については、当社グループ全体で1ヵ月以上の取得率100%を継続するとともに、男性育休取得推進に賛同する企業・団体と共に男性育休を考えるプロジェクト「IKUKYU.PJT」を実施しています。また、積水ハウス建設グループにおいては、新たな人事評価制度を導入する等、建設現場での高齢化や若年就業者の減少といった社会的な問題に対応し、良質な住宅ストックの形成に向けた担い手や地方の雇用の創出に貢献すべく、クラフター(住宅技能工)の育成と採用を大幅に強化することとしました。加えて、当社グループのコアコンピタンスの「技術力」と「施工力」を支える積水ハウスの施工現場に従事する大工職人の高い技術力に改めて敬意を表すとともに、技能を競い合い仕事そのものの魅力を発信することでブランディング向上を図るため、積水ハウスの高い品質を支える大工の頂点を決定する「積水ハウス大工選手権大会 WAZA 2023」を開催しました

 ガバナンス面では、トップマネジメント・事業マネジメント両輪での効果を推進する第6次中期経営計画の方針に則り、第三者機関による実効性評価を踏まえた取締役会の機能向上や情報開示の更なるレベルアップに取り組むとともに、成長著しいアメリカ事業等におけるグループガバナンスのグローバル展開を進めています。また、人権及びコンプライアンスのグローバル展開を促進する観点から、専任組織を明確化すべく、当社法務部のヒューマンリレーション室を「人権・コンプライアンス推進室」に名称変更しました。これに加え当社は、当社グループのコアコンピタンスの一つである「施工力」の充実・拡大を図るべく、積水ハウス建設グループを中間持株会社体制へ移行する方針を決定し、2024年2月に中間持株会社である積水ハウス建設ホールディングス株式会社との間で吸収分割を実施しました。事業領域拡大も見据え、積水ハウス建設各社の地域密着性を踏まえながら、高品質で安全な建設工事を実現し、機動的な人事制度改革等を実施するとともに、中間持株会社への権限委譲と責任の明確化により、成長戦略の実現とガバナンスの強化を推進していきます

このような取り組みを含むESG経営を推進した結果、環境面では、国際環境非営利団体CDPから「気候変動」「フォレスト」「水セキュリティ」全分野で最高評価「Aリスト」に選定、社会性向上では、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会主催の「第17回キッズデザイン賞」においてこども政策担当大臣賞等、ガバナンス面では、公益社団法人日本証券アナリスト協会が実施する「証券アナリストによるディスクロージャー優良企業選定」で3年連続第1位を獲得する等、高い社外評価を獲得しました

 

 

(今後の見通し)

世界経済は、依然として高水準にある各国のインフレ継続と金融引き締め政策の動向、ならびに為替変動や地政学リスクが、エネルギーや原材料価格及び調達コストに与える影響に注視が必要な状況が継続するものとみられます

国内の住宅市場では、資材価格や労務費の上昇を受けた建設費の高騰が需要を下押ししているものの、人生100年時代の到来やWith/Afterコロナ等によるライフスタイル・価値観の多様化、気候変動に伴う自然災害の激甚化、及び長期優良住宅の認定制度の見直しや建築物省エネ法の改正等を背景に、省エネルギー性能が高い住宅等、安全・安心と快適性・環境配慮を両立する高品質な住宅へのニーズが高まることが想定され、多様化する顧客のニーズへの対応が求められます。
 また、アメリカの住宅市場では、高水準で推移する住宅ローン金利の影響により住宅着工は調整局面にあるものの、安定的な人口増と良質な住宅の供給不足を背景とした潜在的な需要は強く、物価と金利水準の安定化とともに回復することが想定される新築住宅需要の顕在化への対応が求められます。
 当社は、このような事業上の課題認識に基づき、2050年を見据えたグローバルビジョン“「わが家」を世界一幸せな場所にする”の実現に向けて2023年3月に策定・公表した、「国内の“安定成長”と海外の“積極的成長”」を基本方針とする第6次中期経営計画(2023年度~2025年度)を推進していきます

当社グループのコアコンピタンスである「技術力」「施工力」「顧客基盤」と、商品・技術開発から、営業・設計・施工・アフターサービスまで、住まいづくりに関わる全てのプロセスを当社グループが担う独自のバリューチェーンを活かし、既存事業の深化と拡張を図ります
 また、日本で培った積水ハウステクノロジーの移植による海外での事業展開や、社会・事業環境の変化への対応やデジタル技術の活用による新規事業の開拓と拡張を推進します。
 国内においては、戸建住宅ブランドの強化を図るべく、3ブランド戦略を深化させ、新たに「SI事業」に取り組み、1stレンジの強化を図ります。また、徹底したエリア戦略に基づく高付加価値「シャーメゾン」ブランドの向上とともに、CRE(法人)やPRE(公共団体)事業を強化させることで事業領域を拡張させ、国内事業の安定成長を図ります。また、第5次中期経営計画からサービスを開始した、新しいライフスタイルの基盤「健康」「つながり」「学び」を住宅にインストールする「プラットフォームハウス構想」の推進やIoTの活用など、新規事業の開拓を継続・推進するとともに、DXを活用したサービスやマネジメント業務を新たに取り入れ、積水ハウステクノロジーとして国際事業に活かすなど、新規事業の拡張を目指します

2024年2月には、オープンイノベーションを通じた事業創造に取り組む新会社「積水ハウス イノベーション&コミュニケーション株式会社」を設立しました。未来を変革する事業創出を通じて人財価値を高めていくとともに、「住まいと暮らし」にまつわる社会課題の解決を目指していきます。

このように、第6次中期経営計画期間においては、「事業の探索と深化」の両利きの経営を実践しながら国内及び海外双方の成長戦略を遂行し、さらなる企業価値の向上を図ります

加えて、従業員のキャリア自律支援やベクトルの一致、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの推進等の取り組みを通じ、当社グループの更なる人財価値の向上を図り、グローバル企業としての成長を加速させます。

財務面においては、資本効率を意識した成長投資の推進と財務健全性のバランスを保つことが重要という認識のもと、キャッシュリターン創出力の強化によるROE向上と、ESG経営推進の相乗効果により企業価値の向上を目指します。

成長投資は、国内外の不動産投資と、人財、IT・DX、研究開発、M&A等への成長基盤投資を積極的に実施します。引き続き、財務健全性及び信用格付けを意識した財務運営を行い、成長戦略と財務戦略の両立に取り組みます。株主還元については、中期的な平均配当性向を40%以上とし、株主還元の更なる安定性向上を図るべく第6次中期経営計画期間の一株当たり配当金の下限を年間110円(2022年度実績)とするとともに、機動的な自己株式取得の実施により株主価値向上を図ります。

 

 

なお、当社は、前記の通り、米国事業統括会社SHUSH社の子会社 SHRH 社を通じて、米国において戸建住宅事業を行うMDC社の本買収を決定し、MDC社との間で本買収に関する合併契約を締結しましたが、本買収は、MDC社が招集する株主総会における合併の承認、関係当局において必要となる承認の取得及びその他合併契約に定める前提条件が満たされることを条件としております。本買収資金は、金融機関からの借入金によるブリッジファイナンス等にて調達する予定です。当該借入も含め、有利子負債が増加することから、第6次中期経営計画において目標として定めた財務指標を一時的に下回ることが見込まれます。本買収の実行後、ブリッジファイナンスのパーマネント化に向け、当社株主への影響や財務健全性を意識し、当社経営・財務状況、市場動向などを勘案しながら、最適な資金調達手段を検討してまいります

2025年1月期の連結業績予想につきましては、売上高は3兆3,420億円(当期比7.6%増)、営業利益は2,800億円(当期比3.3%増)、経常利益は2,620億円(当期比2.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,030億円(当期比0.3%増)としています。また、配当につきましては、第2四半期末配当62円、期末配当63円の通期125円を予定しています。

2025年1月期の連結業績予想には、MDC社の本買収完了時期が未確定のため、本買収が当社グループの業績に与える影響を考慮していません。

 

(2)財政状態に関する分析

当連結会計年度における総資産は、販売用不動産の増加等により3,452億6千1百万円増加し、3兆3,527億9千8百万円となりました。負債は、借入金の増加等により2,187億5千4百万円増加し、1兆5,587億4千5百万円となりました。純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により1,265億6百万円増加し、1兆7,940億5千2百万円となりました。

営業活動による資金は、税金等調整前当期純利益の計上等により156億8千3百万円の増加(前期比1,097億8千万円資金減)となりました。

投資活動による資金は、有形固定資産の取得等により691億2千4百万円の減少(前期比962億8千4百万円資金増)となりました。

財務活動による資金は、短期借入金の増加等により64億8千3百万円の増加(前期比1,622億6千3百万円資金増)となりました。

結果として、当期の現金及び現金同等物の残高につきましては、前期末に比較して398億4千6百万円減少の2,929億1百万円となりました。

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社グループは日本基準により連結財務諸表を作成しております。将来の国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。

 

 

3.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2023年1月31日)

当連結会計年度

(2024年1月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金預金

332,903

293,152

 

 

受取手形・完成工事未収入金等

157,123

176,466

 

 

未成工事支出金

17,202

17,351

 

 

分譲建物

534,391

774,297

 

 

分譲土地

723,941

856,404

 

 

未成分譲土地

177,095

233,197

 

 

その他の棚卸資産

12,160

12,474

 

 

その他

140,200

134,627

 

 

貸倒引当金

△1,136

△1,026

 

 

流動資産合計

2,093,883

2,496,947

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物

388,523

321,467

 

 

 

機械装置及び運搬具

75,108

73,927

 

 

 

工具、器具及び備品

39,657

40,740

 

 

 

土地

277,568

252,548

 

 

 

リース資産

19,746

23,313

 

 

 

建設仮勘定

32,080

52,173

 

 

 

減価償却累計額

△278,123

△267,916

 

 

 

有形固定資産合計

554,562

496,253

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

のれん

31,406

17,808

 

 

 

工業所有権

716

3,032

 

 

 

借地権

2,292

2,057

 

 

 

ソフトウエア

14,807

15,779

 

 

 

施設利用権

172

145

 

 

 

電話加入権

258

238

 

 

 

その他

1,462

1,326

 

 

 

無形固定資産合計

51,117

40,388

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

191,500

198,437

 

 

 

長期貸付金

5,636

3,971

 

 

 

退職給付に係る資産

32,501

35,440

 

 

 

繰延税金資産

18,219

20,242

 

 

 

その他

62,321

62,989

 

 

 

貸倒引当金

△2,206

△1,872

 

 

 

投資その他の資産合計

307,973

319,208

 

 

固定資産合計

913,653

855,851

 

資産合計

3,007,537

3,352,798

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2023年1月31日)

当連結会計年度

(2024年1月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形・工事未払金

124,420

134,026

 

 

電子記録債務

102,416

103,266

 

 

短期借入金

305,503

440,075

 

 

1年内償還予定の社債

30,000

16

 

 

1年内返済予定の長期借入金

71,664

21,611

 

 

未払法人税等

34,641

39,777

 

 

未成工事受入金

192,236

210,030

 

 

賞与引当金

36,497

36,699

 

 

役員賞与引当金

1,019

2,553

 

 

完成工事補償引当金

4,906

6,152

 

 

その他

141,337

143,827

 

 

流動負債合計

1,044,643

1,138,038

 

固定負債

 

 

 

 

社債

20,000

50,008

 

 

長期借入金

157,372

239,089

 

 

長期預り敷金保証金

59,535

58,659

 

 

繰延税金負債

933

6,111

 

 

役員退職慰労引当金

692

707

 

 

退職給付に係る負債

29,286

30,716

 

 

その他

27,525

35,415

 

 

固定負債合計

295,347

420,707

 

負債合計

1,339,990

1,558,745

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

202,591

202,854

 

 

資本剰余金

259,864

260,126

 

 

利益剰余金

1,056,475

1,132,275

 

 

自己株式

△50,656

△40,979

 

 

株主資本合計

1,468,274

1,554,276

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

40,449

44,597

 

 

繰延ヘッジ損益

623

 

 

為替換算調整勘定

99,689

132,895

 

 

退職給付に係る調整累計額

23,793

22,816

 

 

その他の包括利益累計額合計

164,556

200,309

 

新株予約権

134

100

 

非支配株主持分

34,581

39,366

 

純資産合計

1,667,546

1,794,052

負債純資産合計

3,007,537

3,352,798

 

 

 

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

(連結損益計算書)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2022年2月1日

 至 2023年1月31日)

当連結会計年度

(自 2023年2月1日

 至 2024年1月31日)

売上高

2,928,835

3,107,242

売上原価

2,344,537

2,483,496

売上総利益

584,297

623,745

販売費及び一般管理費

 

 

 

販売費

54,787

58,936

 

一般管理費

268,020

293,852

 

販売費及び一般管理費合計

322,808

352,789

営業利益

261,489

270,956

営業外収益

 

 

 

受取利息

2,284

2,947

 

受取配当金

2,096

2,191

 

為替差益

4,293

 

持分法による投資利益

1,900

 

その他

4,526

4,284

 

営業外収益合計

8,907

15,618

営業外費用

 

 

 

支払利息

5,317

12,371

 

持分法による投資損失

2,087

 

為替差損

723

 

その他

4,995

5,954

 

営業外費用合計

13,124

18,325

経常利益

257,272

268,248

特別利益

 

 

 

関係会社株式売却益

5

10,519

 

関係会社清算益

16,813

9,778

 

投資有価証券売却益

397

5,735

 

貸倒引当金戻入額

632

 

特別利益合計

17,216

26,666

特別損失

 

 

 

事業整理損失

4,023

 

固定資産除売却損

1,759

1,398

 

減損損失

2,898

484

 

関係会社株式売却損

41

 

投資有価証券評価損

8

 

貸倒引当金繰入額

1,991

 

投資有価証券売却損

128

 

特別損失合計

6,778

5,956

税金等調整前当期純利益

267,710

288,958

法人税、住民税及び事業税

77,214

79,648

法人税等調整額

△831

1,784

法人税等合計

76,383

81,433

当期純利益

191,327

207,525

非支配株主に帰属する当期純利益

6,806

5,199

親会社株主に帰属する当期純利益

184,520

202,325

 

 

 

(連結包括利益計算書)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2022年2月1日

 至 2023年1月31日)

当連結会計年度

(自 2023年2月1日

 至 2024年1月31日)

当期純利益

191,327

207,525

その他の包括利益

 

 

 

その他有価証券評価差額金

△703

4,408

 

為替換算調整勘定

44,957

29,999

 

退職給付に係る調整額

19,373

△932

 

持分法適用会社に対する持分相当額

7,976

2,595

 

その他の包括利益合計

71,604

36,071

包括利益

262,931

243,596

(内訳)

 

 

 

親会社株主に係る包括利益

255,876

238,079

 

非支配株主に係る包括利益

7,054

5,517

 

 

 

(3)連結株主資本等変動計算書

前連結会計年度(自 2022年2月1日 至 2023年1月31日)

 

(単位:百万円)

 

株主資本

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

202,591

258,989

940,135

△20,975

1,380,740

会計方針の変更による累積的影響額

△1,715

△1,715

会計方針の変更を反映した当期首残高

202,591

258,989

938,419

△20,975

1,379,025

当期変動額

 

 

 

 

 

新株の発行

剰余金の配当

△66,400

△66,400

親会社株主に帰属
する当期純利益

184,520

184,520

自己株式の取得

△30,014

△30,014

自己株式の処分

△64

333

269

自己株式の消却

連結子会社株式の
取得による持分の
増減

874

874

株主資本以外の項目
の当期変動額
(純額)

当期変動額合計

874

118,055

△29,680

89,249

当期末残高

202,591

259,864

1,056,475

△50,656

1,468,274

 

 

 

その他の包括利益累計額

新株予約権

非支配

株主持分

純資産合計

その他

有価証券

評価差額金

繰延ヘッジ

損益

為替換算

調整勘定

退職給付に

係る

調整累計額

その他の

包括利益

累計額合計

当期首残高

41,488

141

47,245

4,323

93,199

186

46,832

1,520,959

会計方針の変更による累積的影響額

△1,715

会計方針の変更を反映した当期首残高

41,488

141

47,245

4,323

93,199

186

46,832

1,519,243

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

新株の発行

剰余金の配当

△66,400

親会社株主に帰属
する当期純利益

184,520

自己株式の取得

△30,014

自己株式の処分

269

自己株式の消却

連結子会社株式の
取得による持分の
増減

874

株主資本以外の項目
の当期変動額
(純額)

△1,039

481

52,443

19,470

71,356

△52

△12,250

59,053

当期変動額合計

△1,039

481

52,443

19,470

71,356

△52

△12,250

148,302

当期末残高

40,449

623

99,689

23,793

164,556

134

34,581

1,667,546

 

 

 

当連結会計年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)

 

(単位:百万円)

 

株主資本

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

202,591

259,864

1,056,475

△50,656

1,468,274

会計方針の変更による累積的影響額

会計方針の変更を反映した当期首残高

202,591

259,864

1,056,475

△50,656

1,468,274

当期変動額

 

 

 

 

 

新株の発行

263

263

526

剰余金の配当

△76,864

△76,864

親会社株主に帰属
する当期純利益

202,325

202,325

自己株式の取得

△40,018

△40,018

自己株式の処分

△41

75

34

自己株式の消却

△49,619

49,619

連結子会社株式の
取得による持分の
増減

△1

△1

株主資本以外の項目
の当期変動額
(純額)

当期変動額合計

263

261

75,799

9,676

86,002

当期末残高

202,854

260,126

1,132,275

△40,979

1,554,276

 

 

 

その他の包括利益累計額

新株予約権

非支配

株主持分

純資産合計

その他

有価証券

評価差額金

繰延ヘッジ

損益

為替換算

調整勘定

退職給付に

係る

調整累計額

その他の

包括利益

累計額合計

当期首残高

40,449

623

99,689

23,793

164,556

134

34,581

1,667,546

会計方針の変更による累積的影響額

会計方針の変更を反映した当期首残高

40,449

623

99,689

23,793

164,556

134

34,581

1,667,546

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

新株の発行

526

剰余金の配当

△76,864

親会社株主に帰属
する当期純利益

202,325

自己株式の取得

△40,018

自己株式の処分

34

自己株式の消却

連結子会社株式の
取得による持分の
増減

△1

株主資本以外の項目
の当期変動額
(純額)

4,148

△623

33,205

△977

35,753

△33

4,784

40,504

当期変動額合計

4,148

△623

33,205

△977

35,753

△33

4,784

126,506

当期末残高

44,597

132,895

22,816

200,309

100

39,366

1,794,052

 

 

 

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2022年2月1日

 至 2023年1月31日)

当連結会計年度

(自 2023年2月1日

 至 2024年1月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税金等調整前当期純利益

267,710

288,958

 

減価償却費

26,711

27,745

 

減損損失

2,898

484

 

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

980

△2,143

 

退職給付に係る資産の増減額(△は増加)

112

△702

 

受取利息及び受取配当金

△4,380

△5,139

 

支払利息

5,317

12,371

 

持分法による投資損益(△は益)

2,087

△1,900

 

投資有価証券売却損益(△は益)

△269

△5,735

 

投資有価証券評価損益(△は益)

8

 

関係会社清算損益(△は益)

△16,813

△9,778

 

関係会社株式売却損益(△は益)

△5

△10,478

 

事業整理損失

4,023

 

貸倒引当金繰入額

1,991

 

貸倒引当金戻入額

△632

 

売上債権の増減額(△は増加)

△24,158

△19,109

 

棚卸資産の増減額(△は増加)

△38,493

△217,996

 

仕入債務の増減額(△は減少)

8,276

8,303

 

未成工事受入金の増減額(△は減少)

△20,526

17,056

 

その他

3,887

6,951

 

小計

215,326

92,286

 

利息及び配当金の受取額

11,437

5,764

 

利息の支払額

△6,812

△16,440

 

法人税等の支払額

△94,487

△77,255

 

法人税等の還付額

11,327

 

営業活動によるキャッシュ・フロー

125,464

15,683

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

有形固定資産の取得による支出

△92,162

△76,937

 

有形固定資産の売却による収入

2,843

437

 

投資有価証券の取得による支出

△5,163

△6,820

 

投資有価証券の売却及び償還による収入

3,010

26,317

 

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

△69,595

△14,618

 

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入

74

 

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入

3,718

 

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出

△841

 

貸付けによる支出

△753

△749

 

貸付金の回収による収入

1,014

3,343

 

その他

△4,604

△3,050

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

△165,409

△69,124

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2022年2月1日

 至 2023年1月31日)

当連結会計年度

(自 2023年2月1日

 至 2024年1月31日)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

37,357

155,886

 

長期借入れによる収入

66,291

55,536

 

長期借入金の返済による支出

△21,768

△85,621

 

社債の発行による収入

30,000

 

社債の償還による支出

△120,000

△30,000

 

配当金の支払額

△66,400

△76,864

 

自己株式の取得による支出

△30,014

△40,018

 

連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出

△15,956

△21

 

その他

△5,288

△2,412

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

△155,780

6,483

現金及び現金同等物に係る換算差額

13,298

7,112

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△182,426

△39,846

現金及び現金同等物の期首残高

515,174

332,747

現金及び現金同等物の期末残高

332,747

292,901

 

 

(5)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(会計方針の変更)

(時価の算定に関する会計基準の適用指針の適用)

「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日。以下「時価算定会計基準適用指針」という。)を当連結会計年度の期首から適用し、時価算定会計基準適用指針第27-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準適用指針が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしています。なお、連結財務諸表に与える影響はありません。

 

(連結損益計算書関係)

(1)事業整理損失

連結子会社であるスカイレールサービス株式会社が運行する交通システム「スカイレール」(広島県広島市)の運行終了に関連する損失です。

 

(2)減損損失

当社グループは、以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

前連結会計年度(自 2022年2月1日 至 2023年1月31日)

場所

主な用途

種類

中国遼寧省瀋陽市他

賃貸等不動産等

建物等

 

当社グループは、投資不動産については物件ごとに、それ以外の資産については損益管理を合理的に行える事業単位で資産をグループ化し、減損損失の認識を行っています。当連結会計年度において、賃貸等不動産等について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しました。

(減損損失の内訳)

種類

金額(百万円)

建物及び構築物

2,146

土地

346

機械装置及び運搬具

72

その他

333

2,898

 

なお、当該資産の回収可能価額は主に正味売却価額により測定しています。正味売却価額は不動産鑑定評価基準に準ずる方法等により評価しています。

 

当連結会計年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)

場所

主な用途

種類

大阪府大阪市他

賃貸等不動産等

建物等

 

当社グループは、投資不動産については物件ごとに、それ以外の資産については損益管理を合理的に行える事業単位で資産をグループ化し、減損損失の認識を行っています。当連結会計年度において、賃貸等不動産等について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しました。

(減損損失の内訳)

種類

金額(百万円)

建物及び構築物

293

土地

102

機械装置及び運搬具

87

その他

0

484

 

なお、当該資産の回収可能価額は主に正味売却価額により測定しています。正味売却価額は不動産鑑定評価基準に準ずる方法等により評価しています。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、経営者が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。

当社グループは、“「わが家」を世界一幸せな場所にする”をグローバルビジョンとし、事業ドメインを「住」に特化した成長戦略の展開を図ることを経営方針として掲げ、ハード・ソフト・サービスを提供するグローバル企業を目指し、各事業領域ごとに戦略を立案し事業活動を行っています。

当社グループは、事業領域を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「その他」の事業領域を除いた「戸建住宅事業」、「賃貸・事業用建物事業」、「建築・土木事業」、「賃貸住宅管理事業」、「リフォーム事業」、「開発事業」、「国際事業」を報告セグメントとしています。

 

各報告セグメントの内容は以下のとおりです。

戸建住宅事業

 

 

戸建住宅の設計、施工の請負、販売

(主要会社 積水ハウス㈱、積水ハウス建設グループ、積水ハウス ノイエ㈱)

賃貸・事業用建物事業

 

 

賃貸住宅及び事業用建物等の設計、施工の請負、販売

(主要会社 積水ハウス㈱、積水ハウス建設グループ)

建築・土木事業

 

 

事業用建物等の建築工事及び土木工事の設計、施工の請負

(主要会社 鴻池組グループ)

賃貸住宅管理事業

 

 

賃貸住宅等の借上、管理業務

(主要会社 積水ハウス不動産グループ)

リフォーム事業

 

 

 

 

戸建住宅及び賃貸住宅等のリフォーム

(主要会社 積水ハウスリフォーム㈱、積水ハウス不動産グループ、

      積水ハウス建設グループ)

開発事業

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下の3つの事業を包括しています。

 仲介・不動産事業

 住宅用地、既存住宅及び収益用不動産等の仲介、販売

 (主要会社 積水ハウス㈱、積水ハウス不動産グループ)

 マンション事業

 分譲マンションの開発、販売、管理

 (主要会社 積水ハウス㈱、積水ハウスGMパートナーズ㈱)

 都市再開発事業

 オフィスビル、ホテル及び賃貸マンション等の開発、管理、運営

 (主要会社 積水ハウス㈱、SHホテルマネジメント㈱)

国際事業

 

 

 

 

 

 

 海外における戸建住宅の販売や宅地の造成開発、販売、分譲マンションや賃貸マン

 ション等の開発

 (主要会社 SEKISUI HOUSE US HOLDINGS, LLC

       SEKISUI HOUSE AUSTRALIA HOLDINGS PTY LIMITED

 

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している会計処理基準に基づ 

く金額により記載しています。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自 2022年2月1日 至 2023年1月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

戸建住宅
事業

賃貸・事業用建物事業

建築・土木

事業

賃貸住宅

管理事業

リフォーム

事業

開発事業

売上高

 

 

 

 

 

 

(1) 外部顧客への売上高

476,363

500,075

255,024

614,610

165,910

386,202

(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高

52

6,231

12,292

2,635

1,065

18,079

476,416

506,307

267,317

617,245

166,975

404,281

セグメント利益

41,474

74,450

11,826

47,585

22,431

36,424

セグメント資産

42,666

40,045

238,410

113,357

25,433

986,270

その他の項目

 

 

 

 

 

 

減価償却費

3,497

373

1,400

415

141

8,926

有形固定資産及び
無形固定資産の増加額

2,340

391

1,418

632

106

79,627

 

 

 

報告セグメント

その他
(注1)

合計

調整額
(注2)

連結財務諸表計上額

(注3)

国際事業

売上高

 

 

 

 

 

 

(1) 外部顧客への売上高

521,124

2,919,311

5,640

2,924,952

3,883

2,928,835

(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高

40,356

3,814

44,170

△44,170

521,124

2,959,668

9,454

2,969,123

△40,287

2,928,835

セグメント利益

73,854

308,047

1,890

309,937

△48,448

261,489

セグメント資産

1,245,581

2,691,766

17,877

2,709,643

297,893

3,007,537

その他の項目

 

 

 

 

 

 

減価償却費

2,768

17,524

97

17,621

9,090

26,711

有形固定資産及び
無形固定資産の増加額

1,875

86,392

151

86,543

8,787

95,330

 

(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントです。

2 調整額は、以下のとおりです。

(1) セグメント利益の調整額△48,448百万円には、セグメント間取引消去△419百万円、各セグメントに配賦していない全社費用△48,029百万円が含まれています。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び試験研究費です。

(2) セグメント資産の調整額297,893百万円は、全社資産です。全社資産の主なものは、親会社での余資運用資金(現金及び有価証券)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産等です。

(3) 減価償却費の調整額9,090百万円は、全社資産に係る償却費です。

(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額8,787百万円は、本社設備等の設備投資額です。

3 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っています。

 

 

当連結会計年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

戸建住宅
事業

賃貸・事業用
建物事業

建築・土木

事業

賃貸住宅

管理事業

リフォーム

事業

開発事業

売上高

 

 

 

 

 

 

(1) 外部顧客への売上高

470,782

518,971

269,456

640,704

173,194

511,107

(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高

274

5,150

5,196

5,883

1,801

19,872

471,056

524,121

274,653

646,588

174,996

530,980

セグメント利益

41,065

78,016

12,904

50,180

23,482

64,821

セグメント資産

40,112

42,895

267,865

92,067

23,487

1,068,691

その他の項目

 

 

 

 

 

 

減価償却費

3,546

437

1,300

459

160

8,226

有形固定資産及び
無形固定資産の増加額

1,061

325

1,697

412

144

68,729

 

 

 

報告セグメント

その他
(注1)

合計

調整額
(注2)

連結財務諸表計上額

(注3)

国際事業

売上高

 

 

 

 

 

 

(1) 外部顧客への売上高

511,055

3,095,273

7,656

3,102,929

4,312

3,107,242

(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高

38,179

5,573

43,753

△43,753

511,055

3,133,452

13,230

3,146,682

△39,440

3,107,242

セグメント利益

48,898

319,369

2,654

322,023

△51,067

270,956

セグメント資産

1,513,982

3,049,103

21,588

3,070,692

282,106

3,352,798

その他の項目

 

 

 

 

 

 

減価償却費

4,321

18,452

206

18,659

9,086

27,745

有形固定資産及び
無形固定資産の増加額

3,303

75,675

196

75,871

10,838

86,709

 

(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントです。

2 調整額は、以下のとおりです。

(1) セグメント利益の調整額△51,067百万円には、セグメント間取引消去△2,106百万円、各セグメントに配賦していない全社費用△48,960百万円が含まれています。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び試験研究費です。

(2) セグメント資産の調整額282,106百万円は、全社資産です。全社資産の主なものは、親会社での余資運用資金(現金及び有価証券)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産等です。

(3) 減価償却費の調整額9,086百万円は、全社資産に係る償却費です。

(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額10,838百万円は、本社設備等の設備投資額です。

3 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っています。

 

4.報告セグメントの変更等に関する事項

報告セグメントの見直しに伴い、当連結会計年度より、報告セグメントを従来の「戸建住宅事業」、「賃貸住宅事業」、「建築・土木事業」、「リフォーム事業」、「不動産フィー事業」、「分譲住宅事業」、「マンション事業」、「都市再開発事業」及び「国際事業」の9区分から、「戸建住宅事業」、「賃貸・事業用建物事業」、「建築・土木事業」、「賃貸住宅管理事業」、「リフォーム事業」、「開発事業」及び「国際事業」の7区分に変更しています。

 なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成しています。

 

(1株当たり情報)

項目

前連結会計年度

(自 2022年2月1日

至 2023年1月31日)

当連結会計年度

(自 2023年2月1日

至 2024年1月31日)

1株当たり純資産額

2,466円04銭

2,707円90銭

1株当たり当期純利益

276円58銭

309円29銭

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

276円46銭

309円19銭

 

 

(注) 算定上の基礎

1 1株当たり純資産額

 

前連結会計年度末
(2023年1月31日)

当連結会計年度末
(2024年1月31日)

連結貸借対照表上の純資産額(百万円)

1,667,546

1,794,052

連結貸借対照表上の純資産額と普通株式に係る純資産額との差額(百万円)

34,715

39,466

(うち、新株予約権)

(134)

(100)

(うち、非支配株主持分)

(34,581)

(39,366)

普通株式に係る純資産額(百万円)

1,632,830

1,754,585

普通株式の発行済株式数(千株)

684,683

662,862

普通株式の自己株式数(千株)

22,557

14,911

1株当たり純資産額の算定に用いられた普通株式の
数(千株)

662,126

647,950

 

 

2 1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益

 

前連結会計年度

(自 2022年2月1日

至 2023年1月31日)

当連結会計年度

(自 2023年2月1日

至 2024年1月31日)

1株当たり当期純利益

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)

184,520

202,325

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
(百万円)

184,520

202,325

普通株式の期中平均株式数(千株)

667,154

654,153

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円)

普通株式増加数(千株)

 

 

新株予約権

147

100

業績連動型株式報酬

143

119

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含まれなかった潜在株式の概要

 

 

 

(重要な後発事象)

(株式取得による会社の買収)

当社は、当社の完全子会社Sekisui House US Holdings, LLC(以下「SHUSH社」)の子会社であるSH Residential Holdings, LLC(以下「SHRH社」)を通じて、米国において戸建住宅事業を行うM.D.C. Holdings, Inc.(本社:米国コロラド州、CEO:David D. Mandarich、米国ニューヨーク証券取引所上場:MDC、以下「MDC社」)の株式の全てを取得すること(以下「本買収」)を2024年1月18日開催の取締役会において決議し、MDC社との間で本買収に関する合併契約を2024年1月18日(米国デンバー時間2024年1月17日)付で締結しました。

上記に伴い、MDC社は最近事業年度の末日の純資産額が当社の純資産額の100分の30以上に相当することから当社の特定子会社に該当する見込みです。

 

1.本買収の目的

当社グループは、2020年に創業60年を迎え、次の30年に向けて、“「わが家」を世界一幸せな場所にする”というビジョンを掲げ、その実現のため、国際事業においても、日本で培った住宅建築技術とライフスタイル提案による高付加価値の提供等といった積水ハウステクノロジーの普及を進めています。

米国では、2017年にWoodside Homes Company, LLC(以下「Woodside社」)を完全子会社化し、米国の戸建住宅事業に本格進出しました。本格進出後も北米での事業エリアの拡大を目指し、当社グループの企業理念やビジョンへの強い共感及び展開エリアに精通した確かな経験を有することを軸にホームビルダーの選定を行い、2021年にHolt Homes Group、2022年にChesmar Homes, LLCを完全子会社化し、ユタ・カリフォルニア・アリゾナ・ネバダ・オレゴン・ワシントン・テキサスの7州に住宅販売事業展開エリアを拡大するとともに、2023年にWoodside社がアイダホ州で事業を展開するHubble Group, LLCの事業及び関連する土地資産を取得しています。2025年度の海外市場において年間10,000戸の戸建住宅を供給するという当社グループの目標達成のため、その後も、グループ化した各子会社の成長をあらゆる側面から支援するとともに、未進出エリアへの展開手法として新たなM&Aの機会を模索してきました。

MDC社は、コロラド州デンバーに本社を置き、16州34都市において事業を展開する上場ホームビルダーです。MDC社は2022年度の引渡戸数ベースで全米第11位(9,710戸)の実績を有しています。同社は、多様化する顧客のニーズに合わせた幅広い商品ラインアップ及びデザイン性のある住宅の提供を強みとし、50年以上にわたり、合計240,000戸以上の良質な住宅を米国の顧客に提供しており、当社グループの企業姿勢及び経営戦略との親和性が高い企業文化を有します。

当社グループは、本買収により米国での事業展開エリアを16州に拡大するとともに、2022年度の引渡戸数ベースで全米5位(年間約15,000戸)の規模を誇るホームビルダーグループを形成することとなります。これにより海外市場における戸建住宅の供給目標(2025年度までに10,000戸)を早期に達成し、米国でのプレゼンス向上が可能になると考えています。また、MDC社に積水ハウステクノロジーを移植し、ソフトとハードの両面から住まいの価値を高めていくことにより顧客への高い付加価値の提供と企業価値の向上を実現していきます。

 

2.本買収の概要・方法

(1)概要及びスキームについて

本買収は、SHRH社が本買収のために設立する完全子会社であるClear Line, Inc.(以下「買収子会社」)とMDC社を合併する方法(逆三角合併)により実行されます。合併後の存続会社はMDC社となり、合併対価としてMDC社の株主には以下の現金対価が交付される一方、SHRH社の保有する買収子会社はMDC社に吸収合併される形で消滅し、存続会社がSHRH社の完全子会社となります。本買収は、MDC社が招集する株主総会における合併の承認、関係当局において必要となる承認の取得及びその他合併契約に定める前提条件が満たされることを条件としています。

 

(2)取得費用及び資金手当てについて

本買収において、MDC社株式を1株当たり63米ドル(総額4,914百万米ドル(1米ドル140円換算で約6,879億円))で取得する予定です。本買収価格はMDC社の90日間売買高加重平均価格に対して41%のプレミアム、直近株価(米国時間:2024年1月17日終値)に対し、19%のプレミアムを加えた金額になります。本買収を実行する資金調達につきましては、主として主要取引銀行からの借入金により対応し、資金の手当てを確保しています。本買収の実行後、当該資金のパーマネント化に向け、当社株主や財務健全性への影響も考慮した上で、当社経営・財務状況、資本動向などを勘案しながら、最適な資金調達手段を検討していきます。なお、資金調達条件は本買収が成立するための条件とはなっていません。

 

3.株式取得の相手先の名称

Larry A. Mizel、BlackRock, Inc.、The Vanguard Group、David D. Mandarich、Dimensional Fund Advisors LP他。なお、当社と当該相手先との間に、資本関係・人的関係・取引関係において、特筆すべき関係はありません。
   

4.買収する会社の名称、事業内容、規模

(1)名称          M.D.C. Holdings, Inc.

(2)事業内容      戸建住宅販売事業及びその関連事業

(3)規模          連結純資産 3,091百万米ドル、連結総資産 5,363百万米ドル(2022年12月期)
   

5.株式取得の時期

2024年上半期(予定)
  

6.取得株式数、取得価額及び取得後の持分比率

(1)取得株式数    74,661,296株

2024年1月15日時点の発行済普通株式数及びRestricted Stock Awardsの合計数を記載しています。

(2)取得価額   約4,954百万米ドル

全ての発行済のOption、その他Performance Share Unit Awardsを含む証券の取得対価の額、並びに、アドバイザリー費用等本買収に当たって支払う費用(概算額)を含んでいます。

なお、現時点で想定される取得価額を記載していますが、価格調整の金額により最終的な取得価額は変動する可能性があります。

(3)取得後の持分比率      100.0%

 

7.支払資金の調達方法

主として主要取引銀行からの借入