第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

(1)連結経営指標等

回次

第142期

第143期

第144期

第145期

第146期

決算年月

2022年3月

2023年3月

2024年3月

2025年3月

2026年3月

売上高

(百万円)

302,746

338,831

363,366

381,661

423,923

経常利益

(百万円)

15,639

16,685

26,150

34,970

50,642

親会社株主に帰属する当期純利益

(百万円)

11,535

12,227

19,612

27,631

37,470

包括利益

(百万円)

11,016

14,149

29,212

27,556

49,053

純資産額

(百万円)

136,897

147,165

167,231

184,283

215,056

総資産額

(百万円)

300,736

313,391

340,106

334,949

381,823

1株当たり純資産額

(円)

1,004.67

1,075.51

1,238.19

1,360.32

1,603.89

1株当たり当期純利益

(円)

84.69

92.35

147.84

208.07

285.73

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

44.2

45.5

48.3

53.9

55.0

自己資本利益率

(%)

8.7

8.9

12.8

16.0

19.2

株価収益率

(倍)

10.2

11.4

16.5

13.3

15.0

営業活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

1,186

25,826

13,100

5,885

29,725

投資活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

1,042

5,427

8,103

1,405

11,840

財務活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

8,007

8,325

491

12,713

16,956

現金及び現金同等物の期末残高

(百万円)

56,867

69,971

49,064

41,364

42,537

従業員数

(名)

6,018

5,885

5,606

5,858

7,287

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.2025年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。そのため、第142期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第142期

第143期

第144期

第145期

第146期

決算年月

2022年3月

2023年3月

2024年3月

2025年3月

2026年3月

完成工事高

(百万円)

220,622

244,149

268,657

274,274

294,497

経常利益

(百万円)

15,085

13,962

22,988

32,045

44,815

当期純利益

(百万円)

11,731

10,850

17,933

26,232

34,068

資本金

(百万円)

13,134

13,134

13,134

13,134

13,134

発行済株式総数

(株)

70,239,402

70,239,402

70,239,402

70,239,402

140,478,804

純資産額

(百万円)

119,599

127,324

146,217

160,364

182,942

総資産額

(百万円)

247,772

263,141

288,135

275,489

302,559

1株当たり純資産額

(円)

900.54

957.35

1,097.18

1,202.66

1,392.34

1株当たり配当額

(円)

60.00

63.00

129.00

167.00

115.00

(うち1株当たり中間

配当額)

(円)

(29.00)

(30.00)

(38.00)

(65.00)

(43.00)

1株当たり当期純利益

(円)

85.79

81.62

134.64

196.76

258.75

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

48.3

48.4

50.7

58.2

60.5

自己資本利益率

(%)

9.8

8.8

13.1

17.1

19.8

株価収益率

(倍)

10.1

12.9

18.1

14.1

16.6

配当性向

(%)

35.0

38.6

47.9

42.4

44.4

従業員数

(名)

2,131

2,166

2,230

2,365

2,469

株主総利回り

(%)

104.1

129.5

297.7

346.3

535.4

(比較指標:TOPIX

(配当込み))

(%)

(102.0)

(107.9)

(152.5)

(150.2)

(202.2)

最高株価

(円)

2,266

2,211

4,930

6,740

5,749

(9,167)

最低株価

(円)

1,640

1,530

2,082

4,465

3,955

(4,915)

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.最高・最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであります。

3.2026年3月期の1株当たり配当額115円00銭のうち、期末配当額72円00銭については、2026年6月25日開催予定の定時株主総会の決議事項となっております。

4.当社は、2025年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第142期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額および1株当たり当期純利益を算定しております。なお、第145期より以前の1株当たり配当額は、当該株式分割前の実際の配当金の額を記載しております。

5.第146期の1株当たり配当額は2025年10月1日付で実施した株式分割後の額を記載しております。なお、株式分割を考慮しない場合の2026年3月期の1株当たり期末配当金は144円00銭、年間配当金合計は230円00銭となります。

6.当社は、2025年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第146期の株価については株式分割後の最高株価及び最低株価を記載しており、()内に株式分割前の最高株価及び最低株価を記載しております。

 

2【沿革】

1923年11月

旧高砂工業株式会社煖房工事部の権利義務の一切を継承して高砂煖房工事株式会社として設立。

1943年7月

高砂熱学工業株式会社に改称。

1949年3月

大阪支店開設。(現・関西支店)

1949年10月

建設業法による建設大臣登録(イ)第558号の登録を完了。(以後2年ごとに登録更新)

1952年3月

札幌出張所開設。(1968年4月支店に昇格)

1952年8月

名古屋出張所開設。(1959年3月支店に昇格)

1959年2月

九州出張所開設。(1972年4月支店に昇格)

1967年4月

東北出張所開設。(1973年4月支店に昇格)

1969年11月

東京証券取引所の市場第二部に上場。

1971年11月

大阪証券取引所の市場第二部に上場。

1972年3月

日本開発興産株式会社を設立。(2021年4月ヒューコス株式会社に社名変更)(現・連結子会社)

1972年4月

日本ピーマック株式会社を設立。(現・連結子会社)

1972年9月

日本エスエフ株式会社を設立。(1978年4月日本フレクト株式会社に社名変更)

1973年8月

東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第一部に指定替。

1974年12月

建設業法改正により、建設大臣許可(特、般-49)第5708号の許可を受ける。(以後3年ごとに許可更新)

1980年4月

海外事業本部開設。(現・国際グループ事業部)

1980年11月

T.T.E.エンジニアリング(マレーシア)Sdn.Bhd.を設立。(現・連結子会社)

1984年7月

タイタカサゴCo.,Ltd.を設立。(現・連結子会社)

1984年12月

総合研究所新設。(現・高砂熱学イノベーションセンター)

1987年1月

横浜支店開設。

1989年4月

広島支店開設。(現・中四国支店)

1991年4月

関東支店開設。(2011年3月廃止)

1994年3月

高砂熱学工業(香港)有限公司を設立。(現・連結子会社)

1995年6月

タカサゴフィリピンInc.を設立。(清算結了)

2000年3月

高砂メンテナンス株式会社を設立。(2008年6月高砂エンジニアリングサービス株式会社に社名変更)(2014年10月吸収合併により消滅)

2003年7月

高砂建築工程(北京)有限公司を設立。(2019年3月高砂建築工程(中国)有限公司に社名変更)(現・連結子会社)

2005年4月

タカサゴシンガポールPte.Ltd.を設立。(現・連結子会社)

2005年12月

国土交通大臣許可(特、般-17)第5708号の許可(更新)を受ける。(以後5年ごとに許可更新)

2006年4月

関信越支店開設。

2007年4月

タカサゴベトナムCo.,Ltd.を設立。(現・連結子会社)

2008年10月

日本フレクト株式会社を株式の追加取得により子会社化。(2009年1月日本フローダ株式会社に社名変更)(2019年2月清算結了)

2009年1月

アブダビ支店開設。(2011年3月閉鎖)

2010年3月

大阪証券取引所における株式上場を廃止。

2012年2月

日本設備工業株式会社を株式の取得により持分法適用関連会社化。(現・持分法適用関連会社)

2012年3月

株式会社丸誠を株式の追加取得により連結子会社化。(現・連結子会社)

2012年11月

タカサゴエンジニアリングインディアPvt.Ltd.を設立。(清算結了)

2013年7月

グリーン・エアプラザを開設。(2020年9月閉鎖)

2013年11月

PT.タカサゴインドネシアを設立。(現・非連結子会社)

2014年4月

ミャンマー支店開設。

2014年6月

(大)長岡技術科学大学と包括的連携に関する協定を締結。

2014年7月

本社を東京都千代田区から新宿区に移転。

2014年8月

マレーシア日本国際工科院(MJIIT)と包括的連携に関する協定を締結。

2014年10月

株式交換により、株式会社丸誠を完全子会社化。また同社を存続会社、高砂エンジニアリングサービス株式会社を消滅会社とする吸収合併により、高砂丸誠エンジニアリングサービス株式会社が発足。(2020年4月TMES株式会社に社名変更)

2015年1月

関信越支店を東京都から埼玉県に移転。

2015年2月

タカサゴエンジニアリングメキシコ,S.A.de C.V.を設立。(現・連結子会社)

2015年12月

在インドのインテグレーテッド・クリーンルーム・テクノロジーズPvt.Ltd.を株式の取得により持分法適用関連会社化。(現・連結子会社)

2017年5月

株式会社ヤマトと業務・資本提携契約を締結。(2024年5月契約期間満了に伴い解消)

2017年11月

在インドのインテグレーテッド・クリーンルーム・テクノロジーズPvt.Ltd.を株式の追加取得により連結子会社化。(現・連結子会社)

2018年10月

ヤマト科学株式会社と業務提携契約を締結。(2023年8月契約期間満了に伴い解消)

2018年11月

株式会社清田工業を株式の取得により連結子会社化。(2024年3月一部売却に伴い持分法非適用関連会社化)

2019年3月

株式会社上総環境調査センターを株式の取得により子会社化。(現・非連結子会社)

2020年4月

高砂熱学イノベーションセンター開設。

2022年2月

Autodesk, Inc.と業務連携契約を締結発表。

2022年3月

石狩厚田グリーンエネルギー株式会社を設立。(現・非連結子会社)

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からプライム市場に移行。

2022年5月

T-Base®を開設。

2023年6月

監査等委員会設置会社へ移行。

2025年6月

在タイのTHSイノベーションズ Co., Ltd.およびプロンプト・テクノ・サービス Co., Ltd.を株式の取得により連結子会社化。THSデベロップメント Co., Ltd.を株式の取得により持分法適用関連会社化。

 

3【事業の内容】

 当社グループは、当社、連結子会社15社、持分法適用関連会社2社、持分法非適用非連結子会社8社、持分法非適用関連会社4社で構成され、設備工事事業、設備機器の製造・販売事業を主な事業内容としております。

 当社グループの事業に係る位置付けおよび事業のセグメントとの関連は、次のとおりであります。

 なお、セグメントと同一の区分であります。

設備工事事業

 

 当社は空調設備の技術を核として、その設計・施工を主な事業としており、TMES㈱(連結子会社)は、設備の保守メンテナンス、設備総合管理等を行っております。また、持分法適用関連会社である日本設備工業㈱は、空調・給排水設備の設計・施工を行っております。一方、海外においては、連結子会社である高砂建築工程(中国)有限公司、タカサゴシンガポール Pte. Ltd.、高砂熱学工業(香港)有限公司、タカサゴベトナムCo., Ltd.、タイタカサゴCo., Ltd.、T.T.E.エンジニアリング(マレーシア)Sdn.Bhd.、タカサゴエンジニアリングメキシコ,S.A.de C.V.、THSイノベーションズ Co.,Ltd.ならびに持分法適用関連会社であるTHSデベロップメント Co., Ltd.が空調設備の設計・施工等を行い、プロンプト・テクノ・サービス Co.,Ltd.は設備保守管理等を行っております。また、連結子会社であるインテグレーテッド・クリーンルーム・テクノロジーズPvt.Ltd.は、クリーンルーム向け関連機器・内装材の製造・販売・取付事業を行っております。当社はこれら在外子会社に対して技術援助を行っております。

設備機器の製造・販売事業

 

 日本ピーマック㈱(連結子会社)は、空調機器等の設計・製造・販売の事業を行っております。

その他

 

 ヒューコス㈱(連結子会社)は、保険代理店等の事業を行っております。

 

 事業の系統図は次のとおりであります。

0101010_001.png

 

 

(注) TTEマレーシアホールディングスSdn.Bhd.はT.T.Eエンジニアリング(マレーシア)Sdn.Bhd.の株主であり、当社はその株主に対して貸付を行っていること等から、連結の範囲に含めております。

 

 

 

4【関係会社の状況】

2026年3月31日現在

 

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業

の内容

(注)1

議決権の

所有(被所有)割合

(注)4

関係内容

所有割合(%)

被所有割合(%)

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

TMES㈱

東京都港区

419

設備工事事業

100.00

営業上の取引

当社施工建物の保守・点検・設備総合管理等

役員の兼任 当社従業員 3名

高砂建築工程(中国)有限公司

中華人民共和国

北京市

人民元

50,367千

設備工事事業

100.00

営業上の取引

当社からの技術援助

工事履行保証等

役員の兼任 当社従業員 4名

タカサゴシンガポール

Pte.Ltd.

シンガポール

シンガポール

ドル

5,578千

設備工事事業

100.00

営業上の取引

工事施工に伴う機器の一部を当社に発注

当社からの技術援助

工事履行保証等

役員の兼任 当社従業員 4名

高砂熱学工業(香港)有限公司

中華人民共和国

香港特別行政区

香港ドル

81,000千

設備工事事業

100.00

営業上の取引

当社からの技術援助

銀行借入保証等

役員の兼任 当社従業員 3名

タカサゴベトナムCo.,Ltd.

ベトナム・

ハノイ

ベトナムドン

138,078百万

設備工事事業

100.00

営業上の取引

工事施工に伴う機器の一部を当社に発注

当社からの技術援助

工事履行保証等

役員の兼任 当社従業員 3名

タイタカサゴCo.,Ltd.

タイ・

サムットプラーカーン

タイバーツ

50,000千

設備工事事業

57.18

(8.18)

営業上の取引

工事施工に伴う機器の一部を当社に発注

当社からの技術援助

銀行借入保証等

役員の兼任 当社従業員 2名

T.T.E.エンジニアリング(マレーシア)Sdn.Bhd.(注)2

マレーシア・

ペタリンジャヤ

マレーシア

リンギット

1,100千

設備工事事業

30.00

営業上の取引

工事施工に伴う機器の一部を当社に発注

当社からの技術援助

工事履行保証等

役員の兼任 当社従業員 3名

タカサゴエンジニアリングメキシコ,S.A.de C.V.

メキシコ・

ケレタロ

メキシコペソ

125百万

設備工事事業

100.00

(0.01)

営業上の取引

工事施工に伴う機器の一部を当社に発注

当社からの技術援助

工事履行保証等

役員の兼任 当社従業員 2名

インテグレーテッド・クリーンルーム・テクノロジーズ Pvt.Ltd.

インド・

ハイデラバード

インドルピー

52百万

設備工事事業

96.55

営業上の取引

当社からの技術援助

工事履行保証等

役員の兼任 当社従業員 7名

 

 

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業

の内容

(注)1

議決権の

所有(被所有)割合

(注)4

関係内容

所有割合(%)

被所有割合(%)

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

日本ピーマック㈱

神奈川県厚木市

390

設備機器の製造・販売事業

100.00

営業上の取引

当社の工事施工に伴う機器の納入

役員の兼任 当社従業員 4名

ヒューコス㈱

東京都千代田区

50

その他

100.00

営業上の取引

保険代理店業務

リース債務の保証等

役員の兼任 当社従業員 5名

TTEマレーシアホールデ

ィングスSdn.Bhd.

(注)3

マレーシア・

クアラルンプール

マレーシア

リンギット

100千

役員の兼任 当社従業員 4名

タイタカサゴホールディングスCo.,Ltd.(注)2

タイ・

サムットプラーカーン

タイバーツ

6,000千

49.00

役員の兼任 当社従業員 1名

THSイノベーションズ Co.,Ltd(注)2

タイ・

サムットプラーカーン

タイバーツ

10,000千

設備工事事業

60.00

(11.00)

営業上の取引

当社からの技術援助

工事履行保証等

役員の兼任 当社従業員 3名

プロンプト・テクノ・サービス Co.,Ltd(注)2

タイ・

サムットプラーカーン

タイバーツ

20,000千

設備工事事業

60.00

(11.00)

営業上の取引

当社からの技術援助

工事履行保証等

役員の兼任 当社従業員 3名

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

 

日本設備工業㈱

東京都中央区

460

設備工事事業

34.01

営業上の取引

当社の工事施工に伴う工事の一部を受注

役員の兼任 当社従業員 1名

THSデベロップメント Co.,Ltd

タイ・

サムットプラーカーン

タイバーツ

50,000千

設備工事事業

40.00

営業上の取引

当社からの技術援助

工事履行保証等

役員の兼任 当社従業員 2名

(注)1 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2 所有割合は100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため子会社としております。

3 TTEマレーシアホールディングスSdn.Bhd.は、T.T.E.エンジニアリング(マレーシア)Sdn.Bhd.の株主であり、当社はその株主に対して貸付けを行っていること等から、連結の範囲に含めております。

4 議決権所有(被所有)割合欄の括弧内は間接所有割合を内数で示しております。

5 当連結会計年度中において、THSイノベーションズCo., Ltd.およびプロンプト・テクノ・サービスCo., Ltd.の株式を取得し、連結子会社といたしました。

  また、当連結会計年度中において、THSデベロップメントCo., Ltd.の株式を取得し、持分法適用関連会社といたしました。