「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
当第1四半期連結累計期間における日本の経済は、企業収益や雇用・所得環境が底堅く推移するなど緩やかな景気の回復基調で推移いたしました。一方海外においては、米中を中心とした通商問題、中国経済の減速、英国EU離脱問題等、今後我が国経済に悪影響を及ぼしかねない要因も多く、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の下、当建設業界におきましては、2020年のオリンピックが近づくにつれ、大型建設プロジェクトが次々と佳境に入り、労務費、資材費の上昇が起こっています。とくに建設技能労働者の人手不足が深刻化しており、各社、入職者確保に懸命な努力を続けています。
PCカーテンウォール業界では、現在、工場の稼働がピークに来ており、高負荷の中、品質と納期を守りながら安全に生産・出荷・取付してゆくことが課題です。
プールを手掛けるアクア事業では、主力である学校やスポーツクラブのプール以外のリニューアル工事事業の拡大を図っております。
当第1四半期連結累計期間の、当社企業グループの業績は売上高は21億12百万円(前年同四半期比108.7%増)、営業利益1億69百万円(前年同四半期比80.0%増)、経常利益1億90百万円(前年同四半期比76.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億23百万円(前年同四半期比78.9%増)となりました。
なお、受注高は19億9百万円(前年同四半期比26.6%減)、受注残高は187億97百万円(前連結会計年度末比1.1%減)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①PCカーテンウォール事業
現在、資材の供給遅れにより、建設現場の進捗が遅れる傾向にあります。PCの取付も連動して遅れるため、当社の売上が第2四半期以降に伸びた物件が複数あります。
しかしながら、当第1四半期連結累計期間においては、建設現場の遅れにより前期から繰り越してきている物件が完成したこと等により、前年同四半期に比べ売上が増加したため、当セグメントの売上高は20億77百万円(前年同四半期比116.0%増)、セグメント利益は1億84百万円(前年同四半期比74.1%増)となりました。なお、売上のトレンドに季節性はございません。
②アクア事業
当第1四半期連結累計期間においては、学校関連及びフィットネスクラブのプールの新設・改修の受注は予定を上回ったものの、大型案件の売上計上が遅れているため、当セグメントの売上高は23百万円(前年同四半期比36.7%減)、セグメント損失は9百万円(前年同四半期は8百万円のセグメント損失)となりました。
③その他
その他は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、システム収納家具事業と建設事業(不動産賃貸事業を含む)であります。
当セグメントの売上高は12百万円(前年同四半期比12.7%減)、セグメント損失は5百万円(前年同四半期は5百万円のセグメント損失)となりました。
①資産の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は163億16百万円と前連結会計年度末と比較して18億11百万円の増加となりました。これは主に、未成工事支出金が13億12百万円及び電子記録債権が6億96百万円増加したことによるものであります。
②負債の状況
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は82億97百万円と前連結会計年度末と比較して17億60百万円の増加となりました。これは主に、未成工事受入金が14億87百万円及び電子記録債務が6億3百万円増加したことによるものであります。
③純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は80億19百万円と前連結会計年度末と比較して51百万円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により1億23百万円及びその他有価証券評価差額金が14百万円増加したことと、配当金の支払いにより利益剰余金が87百万円減少したことによるものであります。
当第1四半期連結累計期間において、当社企業グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
特記事項はありません。