「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
当第3四半期連結累計期間における日本の経済は、個人消費が持ち直し企業収益や雇用・所得環境が底堅く推移するなど緩やかな景気の回復基調が持続いたしました。しかしながら、台風や豪雨による甚大な被害の発生で日本経済の被るダメージが懸念されるところであり、海外においては、米中を中心とした通商問題、中国経済の減速、英国EU離脱問題等、今後我が国経済に悪影響を及ぼしかねない要因も多く、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の下、当建設業界におきましては、オリンピック関連の大型建設プロジェクトが次々と佳境に入るとともに、さまざまな都心部大型開発プロジェクトも並行して進行する等引き続き活況を呈しております。そうした中、人手不足で労務費や輸送費は高止まり、特に建設技能労働者の減少・高齢化は深刻な問題として、各社、人材確保に懸命な努力を続けています。PCカーテンウォール業界及び当社では、現在、外壁の取付作業量がピークに来ており、高負荷の中、安全に出荷・取付していくことが課題です。一方、工場生産は昨年来のフル稼働状態からようやく峠を越し、当面は工場稼働率が低下する見込みです。
プールを手掛けるアクア事業では、主力である学校やスポーツクラブに加え、PCカーテンウォール事業で関わった都市型高級ホテルのプール等の工事拡大を図っております。
当第3四半期連結累計期間の、当社企業グループの業績は売上高は121億10百万円(前年同四半期比149.2%増)、営業利益19億84百万円(前年同四半期比245.7%増)、経常利益20億50百万円(前年同四半期比219.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益13億27百万円(前年同四半期比234.4%増)となりました。
なお、受注高は58億55百万円(前年同四半期比36.5%減)、受注残高は127億45百万円(前連結会計年度末比32.9%減)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①PCカーテンウォール事業
当第3四半期連結累計期間においては、元々オリンピック前年で工事の完成がピークを迎える時期であったことに加え、建設現場の遅れにより前年度から繰り越してきた物件が完成に至ったこと等により、当セグメントの売上高は117億67百万円(前年同四半期比148.4%増)、セグメント利益は19億84百万円(前年同四半期比219.3%増)となりました。なお、売上のトレンドに季節性はございません。
②アクア事業
当第3四半期連結累計期間においては、学校関連及びフィットネスクラブのプールの新設・改修が順調に進んだため、当セグメントの売上高は3億1百万円(前年同四半期比246.9%増)、セグメント利益は16百万円(前年同四半期は32百万円のセグメント損失)となりました。
③その他
その他は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、システム収納家具事業と建設事業(不動産賃貸事業を含む)であります。
当セグメントの売上高は41百万円(前年同四半期比15.2%増)、セグメント損失は16百万円(前年同四半期は20百万円のセグメント損失)となりました。
①資産の状況
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は156億75百万円と前連結会計年度末と比較して11億70百万円の増加となりました。これは主に、現金預金が9億36百万円、受取手形・完成工事未収入金等が9億33百万円及び電子記録債権が7億44百万円増加したことと、未成工事支出金が13億29百万円減少したことによるものであります。
②負債の状況
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は65億94百万円と前連結会計年度末と比較して56百万円の増加となりました。これは主に、電子記録債務が4億82百万円、未払法人税等が4億77百万円及び引当金が1億27百万円増加したことと、支払手形・工事未払金等が6億54百万円及び長期借入金が3億4百万円減少したことによるものであります。
③純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は90億81百万円と前連結会計年度末と比較して11億13百万円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により13億27百万円増加したことと、配当金の支払いにより2億18百万円減少したことにより11億9百万円増加したことによるものであります。
当第3四半期連結累計期間において、当社企業グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
特記事項はありません。