第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、長引く米中貿易摩擦の影響を受け、輸出企業を中心として幾分かの弱さがあるものの、企業収益は依然として高い水準で推移しております。加えて雇用情勢や所得環境の改善、公共投資の増加等の下支えもあり緩やかに回復を続けております。しかしながら、米中貿易摩擦の長期化や迷走する英国のEU離脱問題の動向、更には中近東地域の地政学リスク等が景気の先行きに不安を与える状況にあります。

 建設業界におきましては、民間の設備投資は弱含みがあるものの一定規模を維持しており、公共投資は補正予算の執行等により底堅く推移しております。しかしながら、長時間労働の是正や週休二日制の導入等の「働き方改革」への対応や施工現場の担い手の確保と育成が課題となっております。

 このような状況のもと、当社グループにおきましては、中期経営計画に掲げた課題をひとつひとつ確実に実施するとともに、引き続き「施工品質の向上」と「安全管理の強化」並びに人材の育成と適正な人員配置による施工体制の強化に取り組んでおります。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、高速道路関連等の土木の杭工事が増加したものの、工場及び商業施設の地盤改良工事が一服したことなどにより88億93百万円(前年同期比23.1%減)となりました。また、利益につきましては、売上高は減少したものの、前期計上した施工不具合の復旧に伴う工事関連費用等がなくなったことや施工管理の徹底を進めたことで営業利益5億97百万円(前年同期比19.4%増)、経常利益6億20百万円(前年同期比18.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億55百万円(前年同期比29.6%増)となりました。

 なお、第1四半期連結会計期間より非連結子会社で持分法非適用会社であったTENOX ASIA COMPANY LIMITED(ベトナム国)を連結の範囲に含めております。

 

 当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ6億67百万円増加し、174億33百万円となりました。これは主に受取手形・完成工事未収入金等が2億69百万円、流動資産のその他で税金還付の未収金などが4億25百万円減少したものの、現金預金が13億18百万円増加したことによるものであります。

 負債合計は、前連結会計年度末に比べ3億41百万円増加し、54億71百万円となりました。これは主に支払手形・工事未払金等が1億55百万円減少したものの、未払法人税等が2億20百万円、流動負債のその他で消費税の未払金などが3億29百万円増加したことによるものであります。また、純資産合計は、前連結会計年度末に比べ3億25百万円増加し、119億62百万円となりました。これは主に利益剰余金が3億36百万円増加したことによるものであります。

 

 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

①建設事業

 建設事業は、高速道路関連等の杭工事が増加したものの、東北の震災復興関連の杭工事が終盤を迎えたことや民間の工場及び商業施設の地盤改良工事が一服したことなどにより、売上高は87億65百万円(前年同期比23.6%減)となりました。また、利益につきましては、売上高が減少したものの、施工管理を徹底したことなどで工事の原価率が改善し、セグメント利益6億33百万円(前年同期比22.5%増)となりました。

②土木建築コンサルティング全般等事業

 土木建築コンサルティング全般等事業は、主に設計業務に関する収入が増加したことにより、売上高は1億16百万円(前年同期比15.1%増)、外注費や展示会等への費用が増加したことでセグメント損失38百万円(前年同期は14百万円の損失)となりました。

③その他の事業

 その他の事業は、川崎市に所有している土地に建設した賃貸不動産が第1四半期連結会計期間より稼働したことで、売上高は11百万円(前年同期は0百万円)、セグメント利益は3百万円(前年同期は0百万円の損失)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて13億9百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末には87億36百万円(前年同期比14.3%増)となりました。

 

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得た資金は、14億98百万円(前年同期は2億11百万円の支出)となりました。これは主に仕入債務の減少1億55百万円により資金が減少したものの、税金等調整前四半期純利益6億57百万円、減価償却費2億74百万円、売上債権の減少1億81百万円により資金が増加したためであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果支出した資金は、2億43百万円(前年同期は5億27百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出2億62百万円により資金が減少したためであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果支出した資金は、1億5百万円(前年同期は2億18百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払額1億3百万円により資金が減少したためであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。