第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

なお、新型コロナウイルス感染症拡大による事業への影響については、今後の状況を引き続き注視してまいります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が再拡大するものの、ワクチン接種を始めとした各種政策の効果もあり、持ち直しの動きが出てきております。しかしながら、混迷化するウクライナ情勢が資源やエネルギー価格の急騰を招き、また急速に進行する円安の影響が増大するなど、景気の先行きに不透明感が増す状況にあります。

建設業界におきましては、公共投資は防災・減災、国土強靭化の推進などにより引き続き底堅さを維持し、民間投資においてはコロナ後を見据えた設備投資が動きつつあります。しかしながら、高騰する建設資材や燃料価格の受注価格への転嫁や現場従事者の慢性的な不足など乗り越えなければならない課題があり厳しい環境下にあります。

このような状況のもと、当社グループは中期経営計画に掲げた諸課題への取り組みを進めるなかで、当第2四半期連結累計期間の売上高は、主に杭工事において高速道路を中心とした道路工事や鉄道工事が伸長し、地盤改良工事において民間の工場建設案件が寄与したことで85億11百万円(前年同期比24.5%増)となりました。また、利益につきましては、売上高が増収となったことや施工機械の稼働が高まったことなどで工事利益率が改善し、営業利益は2億34百万円(前年同期比384.1%増)、経常利益は2億65百万円(前年同期比265.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億7百万円(前年同期比236.5%増)と増収・増益となりました。

 

当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1億58百万円減少し、175億23百万円となりました。これは主に受取手形・完成工事未収入金及び契約資産等が5億39百万円増加したものの、現金預金が7億76百万円減少したことによるものであります。

負債合計は、前連結会計年度末に比べ1億31百万円減少し、52億50百万円となりました。これは主に未払法人税等が74百万円、流動負債のその他で未払金などが1億1百万円減少したことによるものであります。また、純資産合計は、前連結会計年度末に比べ27百万円減少し、122億73百万円となりました。これは主に利益剰余金が1億4百万円増加したものの、その他有価証券評価差額金が15百万円、非支配株主持分が14百万円減少したことや、自己株式が1億2百万円増加したことによるものであります。

 

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

①建設事業

建設事業は、主に関西地区の杭工事において高速道路を中心とした道路工事や鉄道工事が伸長し、地盤改良工事において民間の工場や電力施設の建設案件が寄与したことで、売上高は84億10百万円(前年同期比25.1%増)となりました。また、利益につきましては、売上高が増収となったことや施工機械の稼働が高まったことなどで工事利益率が改善し、セグメント利益は2億79百万円(前年同期比199.3%増)となりました。なお、施工においては引き続き新型コロナウイルス感染症予防へ万全の体制を整え、安全と品質管理の徹底を図ってまいりました。

②土木建築コンサルティング全般等事業

土木建築コンサルティング全般等事業は、主に実験・試験業務に関する収入が減少したことにより、売上高は88百万円(前年同期比15.1%減)、セグメント損失は48百万円(前年同期は49百万円の損失)となりました。

③その他の事業

その他の事業は、川崎市に所有している不動産の賃貸により、売上高は13百万円(前年同期比0.0%減)、セグメント利益は4百万円(前年同期比0.9%増)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて7億36百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末には88億44百万円(前年同期比4.6%増)となりました。

 

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果支出した資金は、2億61百万円(前年同期は5億41百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益2億70百万円、減価償却費2億18百万円により資金が増加したものの、売上債権及び契約資産の増加5億23百万円、法人税等の支払額1億77百万円により資金が減少したためであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果支出した資金は、2億46百万円(前年同期は78百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出2億14百万円により資金が減少したためであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果支出した資金は、2億34百万円(前年同期は4億13百万円の支出)となりました。これは主に自己株式の取得による支出1億22百万円、配当金の支払額1億2百万円により資金が減少したためであります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、28百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。