当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の新たな変異株が急速に感染拡大したことにより経済活動の制限が続いているほか、半導体の供給不足や原油価格の高騰なども重なり、依然として先行きが不透明な状況にあります。
また、国内建設市場につきましては、国土強靭化関連工事並びに東京都における上・下水道施設の更新工事、浸水被害対策工事等の発注が堅調に行われているものの、建設資材の価格高騰に伴う建設コストの上昇、技術労働者不足等から受注競争が激化しているため、厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当社グループの主力の建設事業におきましては、手持ち工事における完成工事総利益増加に向けた工事期間の短縮並びに施工コスト低減の取り組みを継続するとともに、東京都発注の受注工事量の確保や拡大に向け、得意とする上・下水道局発注工事のほか、財務局、建設局発注工事等の新たな事業分野における受注にも積極的に取り組みました。
不動産事業等におきましては、保有する賃貸不動産物件の販売を進めるとともに優良な物件の新たな取得にも努めるほか、OLY機材リース事業につきましては、営業員の増員を図り、販売エリアの拡大並びに販売先増加を目指し、営業活動を展開してまいりました。
また、通信関連事業におきましては、受注体制の強化を図るとともに、売上高及び売上総利益の増加を目指し、受注量増加に向けた営業活動を継続してまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,200,276千円(前年同期比6.9%減)、営業利益は123,007千円(前年同期比49.6%減)、経常利益は123,937千円(前年同期比48.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は93,402千円(前年同期比51.1%減)となりました。
なお、当社グループの売上高は、主たる事業である建設事業において、第2四半期連結累計期間までと第3四半期連結会計期間以降では休暇日数の差異があり、第3四半期連結会計期間以降に売上高が多くなるといった季節的変動要因が有ります。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
(建設事業)
建設事業におきましては、受注高2,161,232千円(前年同期比266.3%増)、売上高1,615,380千円(前年同期比9.4%増)、セグメント利益(営業利益)32,100千円(前年同期比58.9%減)となりました。
(不動産事業等)
不動産事業等におきましては、不動産物件の売却並びに賃貸収入、OLY機材のリース販売等により、売上高418,991千円(前年同期比42.1%減)、セグメント利益(営業利益)71,296千円(前年同期比52.6%減)となりました。
(通信関連事業)
通信関連事業におきましては、NTT局内の通信回線の保守・管理業務等により、売上高171,607千円(前年同期比2.0%増)セグメント利益(営業利益)19,865千円(前年同期比25.9%増)となりました。
(その他)
その他事業におきましては、クローゼットレンタル事業等により、売上高2,150千円(前年同期比7.4%減)、セグメント損失(営業損失)255千円(前年同期は31千円のセグメント利益)となりました。
②財政状態の状況
資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産の残高は、9,164,292千円となり、前連結会計年度末に比べ310,146千円増加いたしました。主な理由は、現金及び預金の減少557,982千円、受取手形・完成工事未収入金等の増加743,383千円、未成工事支出金の増加38,227千円、販売用不動産の増加97,818千円、その他流動資産の増加30,042千円、のれんの減少13,878千円、長期貸付金の減少13,029千円によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債の残高は、4,871,826千円となり、前連結会計年度末に比べ320,702千円増加いたしました。主な理由は、工事未払金の減少87,613千円、短期借入金の増加740,757千円、未払金の減少33,721千円、未成工事受入金の増加80,176千円、賞与引当金の減少36,310千円、役員賞与引当金の減少25,755千円、未払法人税等の増加9,551千円、その他流動負債の減少88,794千円、長期借入金の減少242,398千円によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、4,292,465千円となり、前連結会計年度末に比べ10,555千円減少いたしました。主な理由は、資本金及び資本剰余金の増加21,296千円、利益剰余金の減少10,603千円、新株予約権の減少21,508千円によるものであります。
③キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における「現金及び現金同等物(以下「資金」という。)」の四半期末残高は1,734,692千円となり、前連結会計年度末に比べ561,082千円の減少となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況等につきましては次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果減少した資金は942,897千円(前年同四半期は25,093千円の減少)となりました。資金の主な減少は、売上債権の増加743,383千円、棚卸資産の増加128,625千円、仕入債務の減少87,613千円、未払消費税の減少43,784千円であり、資金の主な増加は、税金等調整前四半期純利益123,937千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は15,393千円(前年同四半期は35,522千円の減少)となりました。資金の主な減少は、有形固定資産の取得による支出30,619千円であり、資金の主な増加は、貸付金の回収による収入13,663千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は394,651千円(前年同四半期は6,720千円の減少)となりました。資金の主な増加は、短期借入による収入1,100,000千円、長期借入による収入120,000千円であり、資金の主な減少は、短期借入金の返済による支出300,000千円、長期借入金の返済による支出421,641千円、配当金の支払額103,754千円によるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めておりますが、当第2四半期連結累計期間において、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。