第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症において行動制限緩和やウィズコロナ対策等を受け、景気の持ち直しが期待されつつあります。しかしながら、ロシア・ウクライナ情勢の長期化に伴う資源価格の高騰、金融資本市場の変動、急激な為替変動及び物価高騰等先行きは極めて不透明な状況で推移しております。

建設業界におきましては、政府建設投資及び民間建設投資は一定の水準を維持しておりますが、需要の急激な変動に伴うサプライチェーンの混乱による工期の延長傾向が見られることや、慢性的な技術労働者不足と建設資材の価格高騰に伴う建設コストの上昇のため受注競争が激化していることにより、依然として厳しい経営環境が続いております。更に、デジタルトランスフォーメーションや長時間労働等の働き方改革及び生産性向上、また気候変動による環境問題への対応等が、今後持続的発展をする上で取り組むべき課題となっております

このような状況のもと、当社は、経営の基本方針として「健全なる企業活動を通じ 誠意を以って 社会に貢献する」を掲げ、どのような環境下に置かれても、持続的発展が可能となる企業となり、株主をはじめとしたステークホルダーの期待や信頼に応えるべく、企業価値の向上に向け活動を強化しております。

また、当社は引き続き工事利益率及び営業利益率の向上を目標に、受注時採算性の強化、原価管理及び施工管理の徹底、諸経費削減などの諸施策を実施してまいりました。

その結果、当第3四半期累計期間の業績につきましては、受注高は前年同四半期比28.6%増加56億11百万円となりましたが、売上高は前年同四半期比20.4%減少42億41百万円となりました。

損益面におきましては、工事利益率が悪化し、工事進捗率が上がらず工期延長等による売上計上時期にずれが生じたことから、営業利益は前年同四半期比45.6%減少2億29百万円、経常利益も同じく前年同四半期比43.7%減少2億46百万円となりました。最終損益につきましても、前年同四半期比43.4%減少1億65百万円の四半期純利益となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 (設備事業)

設備事業の受注工事高は前年同四半期比28.6%増加56億11百万円となりました。完成工事高は前年同四半期比20.6%減少41億46百万円となり、営業利益も前年同四半期比29.4%減少4億37百万円となりました。

 (太陽光発電事業)

太陽光発電事業の売上高は前年同四半期比7.0%減少93百万円となり、営業利益も前年同四半期比7.5%減少44百万円となりました。

 (その他事業)

その他事業の売上高は前年同四半期比7.5%増加0百万円となり、営業利益は前年同四半期比15.7%増加0百万円となりました。

なお、各セグメントに配分していないセグメント損益の調整額は、全社費用の2億53百万円であり、主に各セグメントに帰属しない一般管理費であります。

 

 

  なお、財政状態の状況については、次のとおりであります。

当第3四半期会計期間における資産は、前事業年度末に比べ5億49百万円減少し、89億39百万円となりました。その要因は、主に現金預金が4億48百万円、売上債権が4億14百万円それぞれ減少したことによるものであります。

負債は、前事業年度末に比べ6億96百万円減少し、27億67百万円となりました。その要因は、主に未成工事受入金が3億75百万円増加したものの、仕入債務が9億86百万円減少したことによるものであります。 

また、純資産は、前事業年度末に比べ1億47百万円増加し、61億71百万円となりました。その要因は、主に四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が56百万円増加したことによるものであります。

 

(2) キャッシュ・フローの状況の分析

当第3四半期累計期間における現金及び現金同等物は、4億48百万円減少42億48百万円となりました。 

営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期純利益を計上し、売上債権が減少したものの、仕入債務が減少したことなどから2億80百万円の支出超過(前年同四半期は4億51百万円の支出超過)となりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出などから64百万円の支出超過(前年同四半期は7百万円の支出超過)となりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、借入れによる収入が増加したものの、借入金の返済及び配当金の支払いなどから1億4百万円の支出超過(前年同四半期は1億80百万円の支出超過)となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期累計期間において、当社の定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第3四半期累計期間において、当社は研究開発活動を特段行っておりません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。