当第1四半期連結累計期間において新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
当社グループは、前事業年度まで2期連続で重要な営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上したことから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。しかし、当第1四半期連結累計期間において営業利益3億17百万円、経常利益2億52百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益2億56百万円を計上しております。また、当第1四半期連結累計期間末において、13億95百万円の現金及び預金を有しており、当面の事業資金を確保していることから資金繰り上の懸念はありません。前連結会計年度の損失の主な原因は、投資有価証券の時価評価による評価損が12億21百万円、保有固定資産の減損損失が9億93百万円など営業活動に密接に関与するものではなく、今後の経営活動における懸念材料の多くが解決されております。
また、当社は前連結会計年度には建設事業を担ってきた南野建設株式会社を売却し、当連結会計年度はゴルフ・リゾート事業の売却を予定しております。いずれもセグメント売上の貢献は大きいものの、将来に亘り安定的な収益を継続できる可能性を考慮すると、キャッシュ・フローを確保した上で、高い収益性を持つ不動産コンサルティング事業に経営資源の集中を行うことで、早い時点での高収益の経営体質への転換が可能と考えております。
以上を鑑み、2021年9月期の業績見通しにつきましては、売上高76億71百万円(前年同期比210.0%増)、営業利益2億12百万円、親会社株主に帰属する当期純利益10百万円を見込んでおります。
従いまして、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断し、四半期連結財務諸表への注記は記載しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。
(1) 経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間(2020年10月1日~2020年12月31日)におけるわが国の経済状況は、新型コロナウイルス感染症が未だに収束の気配を見せないまま不安定な状況が続きました。このような事業環境のもと、当社グループはゴルフ需要の回復や、所有不動産の売却の実行、及び前年度から事業を開始した不動産コンサルティング事業も堅調に推移いたしました。
これらの事業活動により、当社グループの当第1四半期連結累計期間における経営成績は、売上高で前年同四半期と比較して23億47百万円増加し、営業利益は前年同四半期と比較して3億39百万円増加いたしました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高32億8百万円(前年同四半期売上高8億60百万円)、営業利益3億17百万円(前年同四半期営業損失22百万円)、経常利益2億52百万円(前年同四半期経常損失56百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億56百万円(前年同四半期親会社株主に帰属する四半期純損失8百万円)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
当第1四半期連結会計期間より「建設事業」セグメントを廃止しており、当第1四半期連結累計期間の比較分析は変更後の区分に基づいております。
なお、以下の売上高にはセグメント間の内部売上高または振替高を含んでおります。
① ゴルフ・リゾート事業
ゴルフ・リゾート事業におきましては、暖冬による稼働日の増加やサービス改善により、売上高3億3百万円(前年同四半期売上高3億29百万円)、営業利益45百万円(前年同四半期営業利益27百万円)となりました。
② リアルエステート事業
リアルエステート事業におきましては、保有物件の売却により前期比で大幅に増加し、売上高25億53百万円(前年同四半期売上高1億円)、営業利益3億45百万円(前年同四半期営業利益41百万円)となりました。
③不動産コンサルティング事業
前第4四半期連結会計期間に新設した不動産コンサルティング事業におきましては、当第1四半期連結累計期間中、コンサルティング収入が堅調に推移し、売上高3億54百万円、営業利益23百万円となりました。
④その他
当第1四半期連結累計期間では取引は発生しておりません。(前年同四半期売上高0百万円 営業利益0百万円)
(2) 財政状態の分析
① 資産
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて19億38百万円減少し、83億58百万円となりました。
流動資産は13億55百万円減少し41億70百万円、固定資産は5億82百万円減少し41億88百万円となりました。流動資産減少の主な内訳は、販売用不動産の減少21億5百万円の減少などです。
固定資産の減少の内訳は、有形固定資産の減少7百万円、無形固定資産の減少17百万円、投資その他の資産の減少5億58百万円であります。その主な要因は、投資その他の資産の投資有価証券の減少5億37百万円などです。
② 負債
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて22億20百万円減少し、42億82百万円となりました。負債減少の主な要因は、借入金の減少21億99百万円などです。
③ 純資産
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて2億82百万円増加し、40億76百万円となりました。純資産増加の主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益2億56百万円などによるものです。
(3) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積りに用いた仮定の記載に重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 主要な設備
当第1四半期連結累計期間に著しい変動はありません。
当社は、2020年11月26日に開催の取締役会において、当社グループにおけるゴルフ・リゾート事業を運営する子会社であり、当社が発行済株式の100%を保有する連結子会社「株式会社A.Cインターナショナル」(以下「ACI」)の発行済株式の全て、及び当該ゴルフ・リゾート事業の運営に際し当社がACIに貸し付けているゴルフ事業用の土地・建物を譲渡することを決議し、同日付で株式譲渡契約及び不動産譲渡契約を締結しました。詳細は「第4 経理の状況 1四半期連結財務諸表 注記事項 (追加情報)」をご覧ください。