第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している以下の主要なリスクが発生しております。なお、文中の将来に関する事項は当四半期連結会計期間の末日において判断したものです。

当社グループは、前連結会計年度まで3期連続で親会社株主に帰属する当期純損失を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。

しかしながら、当第3四半期連結累計期間の末日において、第三者割当増資及び新株予約権発行並びにその行使による資金調達を行ったことにより18億43百万円の現金及び預金を有しており、当面の事業資金を確保していることから資金繰り上の懸念はありません。

また、第1四半期連結会計期間において、不動産コンサルティング事業とマンション用の土地開発事業に強みを持つNC MAX WORLD株式会社(以下、「NCMW社」という。)の発行済株式の49%を取得し、第2四半期連結会計期間において完全子会社化いたしました。

さらに、当第3四半期連結会計期間においては、伸長を続けるサプリメント・健康食品市場において販売網の構築を早期に行うため子会社である株式会社ハンドレッドイヤーズを通じ、Eコマース事業を展開している株式会社フェアリーフォレストの発行済株式の100%を取得するなど当社グループの事業拡大を図っております。

以上を鑑み、2022年9月期の業績見通しにつきましては、売上高98億3百万円(前年同期比42.2%増)、営業利益12億10百万円(前年同期比261.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4億円を見込んでおります。

従いまして、当第3四半期連結累計期間の末日において、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。

(1) 経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済状況は、新型コロナウイルス感染症において新たな変異ウイルスが発生するなど未だに収束の気配を見せないまま不安定な状況が続きました。

このような状況の中、当社グループはNCMW社を子会社化し、リアルエステート事業をさらに充実させることで、不動産コンサルティング事業と合わせた事業収益拡大の体制が整いつつあります。

ただし、大型保有不動産の売却時期が後倒しになったこと等の影響により、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高39億68百万円(前年同四半期売上高53億77百万円)、営業利益1億8百万円(前年同四半期営業利益3億82百万円)、経常利益86百万円(前年同四半期経常利益2億70百万円)となりました。

子会社である株式会社NSアセットマネジメントの業績不振を踏まえ今後の計画を見直した結果、固定資産の減損損失25百万円、同社に係るのれんの減損損失2億12百万円を計上いたしました。また、当社保有の資産に対する仮差押えにかかる和解金1億50百万円を特別損失に計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純損失5億84百万円(前年同四半期親会社株主に帰属する四半期純利益1億69百万円)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

「ゴルフ・リゾート事業」は前連結会計年度に事業を譲渡したためセグメントを廃止しており、当第3四半期連結累計期間の比較分析は変更後の区分に基づいております。

なお、以下の売上高にはセグメント間の内部売上高または振替高を含んでおります。

 

① リアルエステート事業

リアルエステート事業におきましては、東京都港区南麻布の販売用不動産の一部を売却したこと等により、売上高32億85百万円(前年同四半期売上高39億26百万円)、営業利益6億42百万円(前年同四半期営業利益5億7百万円)となりました。

 

②不動産コンサルティング事業

不動産コンサルティング事業におきましては、コンサルティング収入が減少したことにより、売上高5億39百万円(前年同四半期売上高11億39百万円)、営業損失70百万円(前年同四半期営業利益1億56百万円)となりました。

 

③ヘルスケア事業

ヘルスケア事業におきましては、当第3四半期連結会計期間において、売上高1億52百万円、営業利益21百万円となりました。

 

(2) 財政状態の分析

① 資産

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて20億94百万円増加し、73億86百万円となりました。

流動資産は29億59百万円増加し56億16百万円、固定資産は8億65百万円減少し17億70百万円となりました。流動資産増加の主な要因は、現金及び預金の減少2億42百万円、商品の増加2億94百万円、販売用不動産の増加20億49百万円、その他の増加8億1百万円などです。

固定資産の減少の内訳は、有形固定資産の減少2億29百万円、無形固定資産の増加12億3百万円、投資その他の資産の減少18億38百万円であります。その主な要因は、無形固定資産ののれんの増加12億7百万円、投資有価証券の減少17億27百万円、繰延税金資産の減少1億9百万円などです。

② 負債

当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて24百万円増加し、19億39百万円となりました。負債増加の主な要因は、買掛金の増加12百万円、借入金の増加30百万円、繰延税金負債の減少14百万円などです。

③ 純資産

当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて20億70百万円増加し、54億46百万円となりました。純資産増加の主な要因は、株主資本の増加15億39百万円などによるものです。

 

(3) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積りに用いた仮定の記載に重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の優先的に対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6) 受注及び販売の実績

当社グループのリアルエステート事業について、当第3四半期連結累計期間における販売実績は、大型保有不動産の売却時期がずれ込んだこと等により減少しております。

 

3 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。