第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。

 

(1) 経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、輸出に引き続き弱さがみられるものの、企業収益は高い水準を維持し、雇用・所得環境の改善が続くなかで、景気は緩やかに回復してきました。

今後についても、各種政策の効果もあり、緩やかな景気回復が続くことが期待されますが、海外経済の動向や金融資本市場の変動の影響に、引き続き留意する必要があります。

建設業界におきましては、政府建設投資並びに民間建設投資ともに堅調に推移しているものの、競争環境は厳しくなりつつあります。

このような状況のもと、当社グループでは、「イノベーションの加速で新たな価値を創造」を基本方針とした長期ビジョン「安藤ハザマ VISION2030」を定めると同時に、2020年度を長期ビジョンの達成に向けた新たなスタートの年として、新「中期経営計画(2021.3期~2023.3期)」を策定しました。計画に掲げた重点施策を確実に推進するとともに、安全管理、品質管理、コンプライアンスを徹底し、社会から信頼され、社会とともに成長する企業グループを目指してまいります。

当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高2,693億円(前年同四半期2,530億円、前年同四半期比6.4%の増加)、営業利益169億円(前年同四半期121億円、前年同四半期比38.7%の増加)、経常利益164億円(前年同四半期112億円、前年同四半期比45.4%の増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は110億円(前年同四半期49億円、前年同四半期比124.1%の増加)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりです。

(土木事業)

受注高は1,374億円(前年同四半期比8.0%の増加)、完成工事高は855億円(前年同四半期比3.3%の増加)、営業利益は117億円(前年同四半期比0.8%の増加)となりました。

(建築事業)

受注高は1,390億円(前年同四半期比23.1%の減少)、完成工事高は1,621億円(前年同四半期比10.3%の増加)、営業利益は76億円(前年同四半期比123.0%の増加)となりました。

(グループ事業)

売上高は184億円(前年同四半期比7.1%の減少)、営業利益は10億円(前年同四半期比69.3%の増加)となりました。

(その他)

売上高は32億円(前年同四半期比5.0%の減少)、営業利益は5億円(前年同四半期比30.8%の増加)となりました。

 

<「安藤ハザマ VISION2030」の概要>

(1)長期ビジョン

~イノベーションの加速で新たな価値を創造~

「お客様価値の創造」/「株主価値の創造」/「環境価値の創造」/「従業員価値の創造」

(2)取組内容

・建設事業  :受注力×現場力×収益力の更なる強化

・建設外事業:エネルギー関連事業を核とした収益源の確立

(3)長期目標数値

連結経常利益400億円、同利益に占める建設外事業収益比率25%

 

 

<新中期経営計画の概要>

(1)計画期間

2021年3月期~2023年3月期

(2)連結目標数値

 

2023年3月期

(計画最終期)

経常利益

300億円

R O E

12%

総還元性向

50%以上

 

 

(2) 財政状態

資産の部では現金預金などが減少し、負債の部では支払手形・工事未払金等などが減少しました。その結果、当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末より159億円減少3,336億円となり、負債は、前連結会計年度末より217億円減少1,942億円となりました。純資産は、利益剰余金の増加などにより前連結会計年度末より57億円増加1,394億円となり、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ3.5ポイント増加し41.5%となりました。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発への投資総額は約16億円です。この中には、社外からの受託研究に係る費用約21百万円が含まれています。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 該当事項はありません。