当社は、施工中の工事において発生した不具合に関して、当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える恐れがあるため、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき本報告書を提出するものであります。
(1)当該事象の発生年月日
2023年11月9日
(2)当該事象の内容
施工中の工事の一部において不具合事象が発生していますが、発注者を含む工事関係者各位とともに、原因究明のための調査、および補修・補強計画の検討を行った後、現在は補修・補強工事に向けた準備を行っています。
工事概要は以下のとおりです。
工事名:東海第二発電所 防潮堤(海水ポンプ室エリア区間)設置他工事
発注者:日本原子力発電株式会社
施工者:安藤ハザマ・五洋・若築共同企業体
工事場所:茨城県那珂郡東海村
(3)当該事象の損益に与える影響
2024年3月期末時点において、これまでの検討経過を踏まえ、本件が損益に与える影響を合理的に見積もった結果、補修費等で約62億円の追加費用等が発生する見込みです。なお、この追加費用等は、当該工事契約の履行義務の充足に係る進捗度に基づき、一定の期間にわたり認識します。
以上