文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府及び日銀の経済対策・金融政策により雇用・所得の改善が続き、個人消費も堅調に伸びたことから緩やかな回復基調で推移したものの、新興国経済の減速や円高の進行、米国の新政権の移行に伴う政策転換への不安感など景気の先行きは不透明な状況が続いております。
建設業界におきましても、民間部門では住宅投資などを中心に持ち直しが見られるものの、公共投資は伸び悩み、さらには人件費・建設資材をはじめとする建設コストの上昇といった要因も重なることで企業間の受注・価格競争が激化するなど、予断を許さない厳しい状況にあります。
このような状況下で当社グループは、切断・穿孔工事事業、ビルメンテナンス事業、リユース・リサイクル事業の全ての事業において積極的な営業活動を展開してまいりましたが、特に切断・穿孔工事事業に関して前年の同四半期連結累計期間に比して首都圏における大型の工事案件が減少したため、当四半期連結累計期間の当社グループ全体の売上高は6,037百万円(前年同期比6.7%減)となり、営業利益は668百万円(前年同期比33.5%減)、経常利益は706百万円(前年同期比31.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は479百万円(前年同期比24.9%減)となりました。
なお、当社グループの事業は公共事業関連工事が多いため、売上高は第1四半期(7月~9月)・第4四半期(4月~6月)に減少し、第2四半期(10月~12月)・第3四半期(1月~3月)に増加いたします。今後、このような業績の変動を平準化していく方針でありますが、当面、業績が第2四半期、第3四半期に偏る傾向が続くものと思われます。
セグメント別の状況は、次のとおりであります。なお、売上高はセグメント間の売上高を含んでおります。
(切断・穿孔工事事業)
切断・穿孔工事事業につきましては、高速道路補修関連工事及び橋脚補修関連工事の営業強化に努めましたが、前年の同四半期連結累計期間に比して首都圏における大型の工事案件が減少したことなどから切断・穿孔工事事業の完成工事高は5,280百万円(前年同期比8.6%減)となりました。
(ビルメンテナンス事業)
ビルメンテナンス事業につきましては、首都圏を中心にデベロッパー系管理会社への市場拡大や高層マンション等新規案件の開拓、更にサービスの向上に努めてまいりました。その結果、完成工事高は139百万円(前年同期比5.8%増)となりました。
(リユース・リサイクル事業)
リユース・リサイクル事業につきましては、新規の顧客開拓に努めてまいりました。その結果、商品売上高は620百万円(前年同期比11.6%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、有形固定資産が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ278百万円増加し、10,015百万円となりました。
負債につきましては、未払法人税等が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ136百万円減少し、2,204百万円となりました。
また、純資産は前連結会計年度末に比べ414百万円増加し、7,811百万円となりました。この結果、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は75.3%となりました。
当第2四半期連結会計期間末における当社グループの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、当第2四半期連結累計期間において、営業活動で534百万円の増加、投資活動で314百万円の減少、財務活動で90百万円の減少となった結果、3,758百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動による資金の増加は534百万円(前年同期は534百万円の増加)となりました。主な要因としては、税金等調整前四半期純利益が721百万円、減価償却費が163百万円、法人税等の支払額が369百万円あったこと等によります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動による資金の減少は314百万円(前年同期は549百万円の減少)となりました。主な要因としては、有形固定資産の取得による支出が364百万円、有形固定資産の売却による収入が60百万円あったこと等によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動による資金の減少は90百万円(前年同期は68百万円の減少)となりました。主な要因としては、長期借入金の返済による支出が19百万円、配当金の支払額が69百万円あったこと等によります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、10百万円であります。