【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1 連結の範囲に関する事項

①連結子会社の数及び名称

連結子会社の数   5

連結子会社の名称

株式会社ウォールカッティング工業

株式会社光明工事

株式会社新伸興業

株式会社ムーバブルトレードネットワークス

株式会社アシレ

②非連結子会社の名称等

非連結子会社の名称

株式会社ユニペック

株式会社バランスコントロール

連結の範囲から除いた理由

非連結子会社は、小規模であり、総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、連結の範囲から除外しております。

2  持分法の適用に関する事項

①持分法を適用した関連会社の数及び名称

 持分法を適用した関連会社数   2

 会社の名称

ダイヤモンド機工株式会社

株式会社TRY

②持分法を適用しない非連結子会社又は関連会社の名称等

イ.会社等の名称

 (a)非連結子会社

株式会社ユニペック

株式会社バランスコントロール

 (b)関連会社

NTTファイナンス・アセットサービス株式会社

ロ.持分法を適用しない理由

持分法を適用しない非連結子会社又は関連会社はいずれも、それぞれ当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため、持分法適用の範囲から除外しております。

3  連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社のうち、株式会社ムーバブルトレードネットワークスの決算日は、5月31日であります。

連結財務諸表の作成に当たっては、同決算日現在の財務諸表を利用しております。

ただし、連結決算日までの期間に発生した重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。

なお、その他の連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。

 

4  会計方針に関する事項

(1)重要な資産の評価基準及び評価方法

①有価証券

その他有価証券

時価のあるもの

期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、移動平均法により算定)を採用しております。

時価のないもの

移動平均法による原価法を採用しております。

②たな卸資産

未成工事支出金

個別法による原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)により算定しております。

材料貯蔵品

先入先出法による原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)により算定しております。

商品

個別法による原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)により算定しております。

(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

①有形固定資産(リース資産を除く)

定率法を採用しております。

ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。

なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

建物及び構築物     2年~50年

機械装置及び運搬具   5年~17年

②無形固定資産(リース資産を除く)

自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。

③リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

リース期間を耐用年数とした定額法によっております。残存価額については、リース契約上に残価保証の取り決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零としております。

(3)重要な引当金の計上基準

①貸倒引当金

  売上債権、貸付金等の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

②賞与引当金

  従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき計上しております。

③役員退職慰労引当金

  役員の退職金支給に備えるため、内規に基づく期末要支給額を計上しております。

 

(4)退職給付に係る会計処理の方法

退職給付に係る負債は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務の見込額に基づき計上しております。

① 退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

② 数理計算上の差異の費用処理方法

数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。

③ 小規模企業等における簡便法の採用

連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

(5)重要な収益及び費用の計上基準

  完成工事高及び完成工事原価の計上基準

  工事完成基準によっております。

(6)のれんの償却及び償却期間

  7年間で均等償却しております。

(7)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

  手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

(8)その他連結財務諸表作成のための重要な事項

  消費税等の会計処理

消費税及び地方消費税の会計処理は税抜方式によっております。

 

(重要な会計上の見積り)

 記載すべき重要な事項はありません。

 

 

(未適用の会計基準等)

1.収益認識に関する会計基準等

 

・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)

収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2021年3月26日 企業会計基準委員会)

 

(1)概要

収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。

ステップ1:顧客との契約を識別する。

ステップ2:契約における履行義務を識別する。

ステップ3:取引価格を算定する。

ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。

ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。

(2)適用予定日

2022年6月期の期首より適用予定であります。

(3)当該会計基準等の適用による影響

影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。

 

 

2.時価の算定に関する会計基準等

 

・「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日)

・「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号 2019年7月4日)

・「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)

・「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日 企業会計基準委員会)

・「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 2020年3月31日)

 

(1)概要

国際的な会計基準の定めとの比較可能性を向上させるため、「時価の算定に関する会計基準」及び「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(以下「時価算定会計基準等」という。)が開発され、時価の算定方法に関するガイダンス等が定められております。時価算定会計基準等は次の項目の時価に適用されます。

・「金融商品に関する会計基準」における金融商品

・「棚卸資産の評価に関する会計基準」におけるトレーディング目的で保有する棚卸資産

また「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」が改訂され、金融商品の時価のレベルごとの内訳等の注記事項が定められております。

(2)適用予定日

2022年6月期の期首より適用予定であります。

なお、「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(2021年改正)については、2023年6月期の期首から適用します。

(3)当該会計基準等の適用による影響

影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。

 

(表示方法の変更)

(連結損益計算書関係)

前連結会計年度において、「営業外費用」の「雑損失」に含めておりました「不動産賃貸原価」は、重要性が増したため、当連結会計年度より区分掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外費用」の「雑損失」に表示していた1,289千円は、「不動産賃貸原価1,289千円として組み替えております。

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

前連結会計年度において、独立掲記しておりました「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「長期前払費用償却額」、「未払費用の増減額」及び「未払金の増減額」については、重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」に表示していた「長期前払費用償却額」969千円、「未払費用の増減額」19,504千円、「未払金の増減額」△4,215千円、「その他」△358千円は、「その他」15,899千円として組み替えております。

 

(「会計上の見積りの開示に関する会計基準」の適用)

「会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号 2020年3月31日)を当連結会計年度の年度末に係る連結財務諸表から適用し、連結財務諸表に重要な会計上の見積りに関する注記を記載しております。

ただし、当該注記においては、当該会計基準第11項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度に係る内容については記載しておりません。

 

 

(追加情報)

(新型コロナウイルス感染症について)

当社グループは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が一定期間継続するものとして会計上の見積りを行っていますが、現時点において重要な影響を与えるものではないと判断しております。
 ただし、今後の状況の変化によっては、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において重要な影響を与える可能性があります。

 

(当社連結子会社である㈱光明工事の一部元役員及び従業員による不正について)

2021年10月8日に公表しました「第三者委員会の調査結果報告書の受領に関するお知らせ」に記載のとおり、2010年6月期から2022年6月期にわたり当社連結子会社である㈱光明工事の一部元役員及び従業員が旅費交通費の名目で不正に裏金を作出していたことが判明いたしました。

第三者委員会の調査によって算出された当該不正による資金流出額等については、2021年10月15日付の当社取締役会において、不正に関与した元役員及び従業員に対して全額を請求する方針を決議し、215,645千円を長期未収金として連結貸借対照表の投資その他の資産に計上しております。また、連結財務諸表への影響額が投資者等の利害関係者の判断を誤らせない範囲であると判断されることから、過年度の当該資金流出額を一括して連結損益計算書の販売費及び一般管理費の戻し入れとして処理しております。

当該請求予定額の回収可能性を慎重に検討した結果、全額の回収に疑義が認められることから、同額の貸倒引当金を設定し、特別損失に貸倒引当金繰入額を計上しております。

 

 

(連結貸借対照表関係)

 1 受取手形裏書譲渡高 

 

前連結会計年度
(2020年6月30日)

当連結会計年度
(2021年6月30日)

受取手形裏書譲渡高

268,007

千円

323,734

千円

 

 

※2  非連結子会社及び関連会社に対するものは次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2020年6月30日)

当連結会計年度
(2021年6月30日)

投資有価証券(株式)

715,599

千円

703,471

千円

 

 

 

(連結損益計算書関係)

※1  販売費及び一般管理費のうち、主要な科目及び金額は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2019年7月1日

至  2020年6月30日)

当連結会計年度

(自  2020年7月1日

至  2021年6月30日)

従業員給与手当

1,459,531

千円

1,619,149

千円

賞与引当金繰入額

50,783

千円

41,133

千円

役員退職慰労引当金繰入額

39,739

千円

34,716

千円

退職給付費用

44,656

千円

48,391

千円

 

 

※2  研究開発費

一般管理費に含まれる研究開発費の総額は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2019年7月1日

至  2020年6月30日)

当連結会計年度

(自  2020年7月1日

至  2021年6月30日)

 

31,192

千円

23,353

千円

 

 

※3  固定資産売却益の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2019年7月1日

至  2020年6月30日)

当連結会計年度

(自  2020年7月1日

至  2021年6月30日)

建物及び構築物

千円

11,619

千円

機械装置及び運搬具

3,413

千円

13,944

千円

土地

千円

50,718

千円

3,413

千円

76,282

千円

 

 

※4 固定資産売却損の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2019年7月1日

至  2020年6月30日)

当連結会計年度

(自  2020年7月1日

至  2021年6月30日)

機械装置及び運搬具

334

千円

281

千円

土地

13,425

千円

23,853

千円

13,759

千円

24,135

千円

 

 

※5 固定資産除却損の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2019年7月1日

至  2020年6月30日)

当連結会計年度

(自  2020年7月1日

至  2021年6月30日)

建物及び構築物

4,608

千円

299

千円

機械装置及び運搬具

2,533

千円

7,604

千円

工具、器具及び備品

341

千円

379

千円

7,483

千円

8,284

千円

 

 

※6 当社連結子会社の一部役員及び従業員による不正行為に関連して発生した長期未収金に対する貸倒引当金繰入額は次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自  2019年7月1日

至  2020年6月30日)

当連結会計年度

(自  2020年7月1日

至  2021年6月30日)

 

千円

215,645

千円

 

 

 

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

 

前連結会計年度

(自  2019年7月1日

至  2020年6月30日)

当連結会計年度

(自  2020年7月1日

至  2021年6月30日)

その他有価証券評価差額金

 

 

 

 

  当期発生額

△24,322

千円

54,622

千円

 組替調整額

千円

111

千円

  税効果調整前

△24,322

千円

54,733

千円

  税効果額

7,476

千円

△16,747

千円

  その他有価証券評価差額金

△16,846

千円

37,986

千円

退職給付に係る調整額

 

 

 

 

 当期発生額

△984

千円

13,570

千円

 組替調整額

3,803

千円

3,902

千円

  税効果調整前

2,818

千円

17,472

千円

    税効果額

△784

千円

△5,343

千円

    退職給付に係る調整額

2,033

千円

12,129

千円

その他の包括利益合計

△14,812

千円

50,115

千円

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日

1 発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

6,000,000

6,000,000

 

 

2 自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

308,332

102

308,434

 

 (変動事由の概要)

株式数の増加の内訳は、次の通りであります。

単元未満株式の買取りによる増加   102株

 

3 新株予約権等に関する事項

  該当事項はありません。

 

4 配当に関する事項

(1)配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2019年9月27日
定時株主総会

普通株式

114,793

20

2019年6月30日

2019年9月30日

 

 

(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(千円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2020年9月25日
定時株主総会

普通株式

利益剰余金

143,489

25

2020年6月30日

2020年9月28日

 

 

 

当連結会計年度(自 2020年7月1日 至 2021年6月30日

1 発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

6,000,000

6,000,000

12,000,000

 

(注)1.2021年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。

   2.(変動事由の概要)

     株式数の増加の内訳は、次の通りであります。

     株式分割による増加         6,000,000株

 

2 自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

308,434

308,461

616,895

 

(注)1.2021年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。

   2.(変動事由の概要)

     株式数の増加の内訳は、次の通りであります。

     株式分割による増加         308,434株

     単元未満株式の買取りによる増加    27株

 

3 新株予約権等に関する事項

  該当事項はありません。

 

4 配当に関する事項

(1)配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2020年9月25日
定時株主総会

普通株式

143,489

25

2020年6月30日

2020年9月28日

 

 

(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(千円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2021年9月28日
定時株主総会

普通株式

利益剰余金

206,623

18

2021年6月30日

2021年9月29日

 

(注)2021年1月1日付けで普通株式1株につき普通株式2株の割合で株式分割を行っております。

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1  現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前連結会計年度

(自  2019年7月1日

至  2020年6月30日)

当連結会計年度

(自  2020年7月1日

至  2021年6月30日)

現金及び預金

6,348,273

千円

6,640,123

千円

預入期間が3ヶ月を超える定期積金

△32,200

千円

△30,000

千円

現金及び現金同等物

6,316,072

千円

6,610,123

千円

 

 

※2  株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳

前連結会計年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)

株式の取得により新たに株式会社アシレを連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに同社株式の取得価額と連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出(純額)との関係は次のとおりであります。

 

流動資産

 451,871

千円

固定資産

 369,814

千円

のれん

391,863

千円

流動負債

△214,281

千円

固定負債

△399,268

千円

同社株式の取得価額

 600,000

千円

同社の現金及び現金同等物

△183,919

千円

差引:連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得に伴う支出

 416,080

千円

 

 

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

当社グループは、経営活動に必要な資金を概ね自己資金により賄っております。
 金融商品に関しましては、本業への経営資源の集中投下の観点から、純投資目的の金融商品は原則として保有しないこととしております。
 なお、例外として純投資目的の金融商品を保有する場合には、全て経営上その必要性及び合理性等を取締役会に諮り、取締役会にて決定するものとしております。

(2)金融商品の内容及びそのリスク

営業債権である受取手形・完成工事未収入金及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。投資有価証券は、主に取引先企業との業務又は資本提携等に関連する株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。

営業債務である工事未払金及び買掛金は、そのほとんどが1ヶ月以内の支払期日であります。

法人税、住民税及び事業税の未払額である未払法人税等は、そのほぼ全てが3ヶ月以内に納付期限が到来するものであります。

借入金は、主に運転資金及び設備投資に必要な資金の調達を目的としたものであり、資金調達に係る流動性リスクに晒されております。

ファイナンス・リース取引に係るリース債務は、主に設備投資に必要な資金の調達を目的としたものであり、資金調達に係る流動性リスクに晒されております。

(3)金融商品に係るリスク管理体制

①信用リスク(取引先の契約不履行に係るリスク)の管理

当社グループは、債権管理規程に従い、各事業所の管理部門において、売掛債権の年齢調べを行い、債権の回 収状況を定期的に本社の管理部門に報告しております。 

また、新規取引の開始に当たっては、請負工事代金が一定額を超える場合等は与信調査を行い、一定期間取引の途絶した取引先についても、取引の再開に際しては与信調査を行うものとしております。さらに上記の定めによらず、信用悪化の情報を入手した場合には、適宜与信調査を行うものとしております。

②市場リスクの管理

投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、また、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。

③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払を実行できなくなるリスク)の管理

当社グループは、月に2回、各事業所からの報告に基づく資金残高表を作成し、過年度比較等による適正資金残高の把握を行い、手許流動性の確保、維持に努め、流動性リスクの管理をしております。

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価には、市場価格に基づく価格のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては、変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

(5)信用リスクの集中

当連結会計年度末における特段の信用リスクの集中はありません。

 

 

2.金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2をご参照下さい。)。

 

前連結会計年度(2020年6月30日

 

連結貸借対照表
計上額(※1)

(千円)

時価(※1)

(千円)

差額

(千円)

現金及び預金

6,348,273

6,348,273

受取手形・完成工事未収入金

2,538,452

2,538,452

売掛金

101,711

101,711

投資有価証券

84,815

84,815

工事未払金

553,553)

553,553)

買掛金

83,988)

83,988)

未払法人税等

502,150)

502,150)

長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)

36,334)

36,238)

△95

リース債務(1年内返済予定のリース債務を含む)(※2)

5,856)

5,935)

78

 

    (※1)負債に計上されているものについては、( )で示してあります。

    (※2)利息相当額を控除しない方法によっているリース債務59,003千円は含めておりません。

 

当連結会計年度(2021年6月30日

 

連結貸借対照表
計上額(※1)

(千円)

時価(※1)

(千円)

差額

(千円)

現金及び預金

6,640,123

6,640,123

受取手形・完成工事未収入金

3,576,345

3,576,345

売掛金

69,568

69,568

投資有価証券

187,608

187,608

工事未払金

938,693)

938,693)

買掛金

137,873)

137,873)

未払法人税等

575,063)

575,063)

長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)

189,074)

186,729)

△2,344

リース債務(1年内返済予定のリース債務を含む)(※2)

3,026)

3,041)

14

 

    (※1)負債に計上されているものについては、( )で示してあります。

    (※2)利息相当額を控除しない方法によっているリース債務54,456千円は含めておりません。

 

(注)1 金融商品の時価の算定方法

      資産

      (1)現金及び預金、受取手形・完成工事未収入金、売掛金

        これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。

 

      (2)投資有価証券

        投資有価証券の時価については、取引所の価格によっております。

        また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記を参照ください。

      負債

      (1)工事未払金、買掛金、未払法人税等

        これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。

      (2)長期借入金、リース債務

        これらの時価については、元利金の合計額を、新規に同様の借入又はリース取引を行なった場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。

 

(注)2 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額

 

 

(単位:千円)

区分

前連結会計年度

2020年6月30日

当連結会計年度

2021年6月30日

非上場株式

734,578

708,202

 

これらについては市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、時価開示の対象とはしておりません。

前連結会計年度において、非上場株式について81,021千円の減損処理を行っております。

当連結会計年度において、非上場株式について14,247千円の減損処理を行っております。

 

(注)3 金銭債権の連結決算日後の償還予定額             

前連結会計年度(2020年6月30日

 

1年以内

(千円)

1年超5年以内

(千円)

5年超10年以内

(千円)

10年超

(千円)

現金及び預金

6,348,273

受取手形・完成工事未収入金

2,538,452

売掛金

101,711

合計

8,988,437

 

 

当連結会計年度(2021年6月30日

 

1年以内

(千円)

1年超5年以内

(千円)

5年超10年以内

(千円)

10年超

(千円)

現金及び預金

6,640,123

受取手形・完成工事未収入金

3,576,345

売掛金

69,568

合計

10,286,037

 

 

 

(注)4 長期借入金及びリース債務の連結決算日後の返済予定額        

前連結会計年度(2020年6月30日

 

1年以内

(千円)

1年超2年以内

(千円)

2年超3年以内

(千円)

3年超4年以内

(千円)

4年超5年以内

(千円)

5年超

(千円)

長期借入金

26,544

9,790

リース債務

26,610

18,570

12,743

5,959

975

 

 

当連結会計年度(2021年6月30日

 

1年以内

(千円)

1年超2年以内

(千円)

2年超3年以内

(千円)

3年超4年以内

(千円)

4年超5年以内

(千円)

5年超

(千円)

長期借入金

13,249

8,100

46,874

64,048

32,839

23,964

リース債務

20,787

19,909

10,430

5,202

1,152

 

 

 

(有価証券関係)

1.その他有価証券

前連結会計年度(2020年6月30日)

 

区分

連結貸借対照表計上額
(千円)

取得原価
(千円)

差額
(千円)

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの

 

 

 

  株式

小計

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの

 

 

 

  株式

84,815

119,721

△34,905

小計

84,815

119,721

△34,905

合計

84,815

119,721

△34,905

 

 (注) 非上場株式(貸借対照表計上額18,978千円)は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認めら
     れることから、記載しておりません。

 

当連結会計年度(2021年6月30日)

 

区分

連結貸借対照表計上額
(千円)

取得原価
(千円)

差額
(千円)

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの

 

 

 

  株式

187,608

167,779

19,828

小計

187,608

167,779

19,828

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの

 

 

 

  株式

小計

合計

187,608

167,779

19,828

 

 (注) 非上場株式(貸借対照表計上額4,731千円)は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認めら
     れることから、記載しておりません。

 

2.減損処理を行った有価証券

前連結会計年度において、その他有価証券(非上場株式)について81,021千円の減損処理を行っております。

当連結会計年度において、その他有価証券(非上場株式)について14,247千円の減損処理を行っております。

 

(デリバティブ取引関係)

  当社グループは、デリバティブ取引を行っていませんので、該当事項はありません。

 

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

当社は、従業員の退職給付に充てるため非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。退職一時金制度(すべて非積立制度であります。)では、退職給付として勤務期間に基づいた一時金を支給します。

連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度、中小企業退職共済組合制度を採用しております。退職一時金制度(すべて非積立制度であります。)では、退職給付として給与と勤務期間に基づいた一時金を支給します。

なお、連結子会社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

 

2.確定給付制度

(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自  2019年7月1日

至  2020年6月30日)

当連結会計年度

(自  2020年7月1日

至  2021年6月30日)

退職給付債務の期首残高

334,937

329,514

勤務費用

15,335

15,691

利息費用

264

260

数理計算上の差異の発生額

984

△13,570

退職給付の支払額

△22,009

△15,877

退職給付債務の期末残高

329,514

316,017

 

 

(2) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自  2019年7月1日

至  2020年6月30日)

当連結会計年度

(自  2020年7月1日

至  2021年6月30日)

退職給付に係る負債の期首残高

11,284

退職給付費用

△412

909

退職給付の支払額

△1,719

新規連結による増加

11,697

退職給付に係る負債の期末残高

11,284

10,474

 

 

(3) 退職給付債務の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2020年6月30日)

当連結会計年度
(2021年6月30日)

非積立型制度の退職給付債務

340,798

326,491

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

340,798

326,491

 

 

 

退職給付に係る負債

340,798

326,491

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

340,798

326,491

 

 

 

(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自  2019年7月1日

至  2020年6月30日)

当連結会計年度

(自  2020年7月1日

至  2021年6月30日)

勤務費用

15,335

15,691

利息費用

264

260

簡便法で計算した退職給付費用

△412

909

その他

2,555

3,162

確定給付制度に係る退職給付費用

17,742

20,023

 

 

(5) 退職給付に係る調整額

退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりである。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自  2019年7月1日

至  2020年6月30日)

当連結会計年度

(自  2020年7月1日

至  2021年6月30日)

数理計算上の差異

2,818

17,472

 

 

(6) 退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりである。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自  2019年7月1日

至  2020年6月30日)

当連結会計年度

(自  2020年7月1日

至  2021年6月30日)

未認識数理計算上の差異

△25,614

△8,141

 

 

(7) 数理計算上の計算基礎に関する事項

主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表しております。)

 

前連結会計年度

(自  2019年7月1日

至  2020年6月30日)

当連結会計年度

(自  2020年7月1日

至  2021年6月30日)

割引率

0.08

%

0.08

%

 

 

3.確定拠出制度

当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度91,668千円、当連結会計年度101,256千円であります。

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

 

前連結会計年度
(2020年6月30日)

当連結会計年度
(2021年6月30日)

(繰延税金資産)

 

 

役員退職慰労引当金

80,026

千円

89,272

千円

未払事業税

36,668

千円

44,848

千円

退職給付に係る負債

96,827

千円

100,102

千円

賞与引当金

24,040

千円

21,055

千円

貸倒引当金

10,227

千円

82,971

千円

減損損失

1,822

千円

1,688

千円

投資有価証券評価損

29,262

千円

33,619

千円

出資金評価損

28,208

千円

27,930

千円

その他

74,614

千円

51,993

千円

繰延税金資産小計

381,697

千円

453,480

千円

評価性引当額

△54,154

千円

△57,046

千円

繰延税金資産合計

327,542

千円

396,434

千円

 

(繰延税金負債)

 

 

連結子会社の時価評価差額

△20,234

千円

△9,265

千円

その他

△51,110

千円

△128,738

千円

繰延税金負債の合計

△71,345

千円

△138,003

千円

繰延税金資産の純額

256,197

千円

258,430

千円

 

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳

 

前連結会計年度
(2020年6月30日)

当連結会計年度
(2021年6月30日)

 

 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。

 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。