当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等はありません。
3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府及び日本銀行による各種政策を背景に、企業収益や雇用環境が改善するなど緩やかな回復基調にあるものの、中国をはじめとするアジア新興国の景気減速や英国が欧州連合(EU)離脱を決定するなど海外経済の不確実性に加え、円高・株安など、先行きは不透明な状況が続いております。
コムシスグループを取り巻く情報通信分野におきましては、スマートフォン・タブレット端末の多様化・高機能化に伴い急増し大容量化するトラフィックに対応するため、モバイルネットワーク環境の構築が進められております。また、公共・民間分野におきましては、ICTを活用した医療、防災、電子行政などの分野でモノ・サービスをつなげる新たなイノベーション(IoT)や国土強靭化施策、環境・エネルギー事業及び東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた社会インフラ投資の拡大が期待されております。
コムシスグループといたしましては、太陽光建設工事をはじめ、太陽光発電を活用した電力小売事業等のグリーンイノベーション事業への参画、スマート社会に向けた公共投資・ICT投資の増加に対応した新たな事業領域へのチャレンジ及びM&Aによる子会社化(東京鋪装工業株式会社)等のトップライン拡大に取り組んでまいりました。また、成長事業分野への要員流動、施工効率の向上及び経費削減等の利益改善にも努めてまいりました。
このような状況のもと、当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、受注高848億6千万円(前年同期比5.0%増)、売上高577億4千万円(前年同期比1.3%増)となりました。
また、損益につきましては、構造改革による生産性向上に努めたものの、子会社の連結化による営業費用の増加等により、経常利益14億6千万円(前年同期比20.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益11億4千万円(前年同期比6.9%増)となりました。
なお、グループ別の業績につきましては、以下のとおりであります。
グループ別の受注高・売上高・セグメント利益又は損失 (単位:百万円)
報告セグメント | 受注高 | 売上高 | セグメント利益 | |||
金 額 | 増減率 | 金 額 | 増減率 | 金 額 | 増減率 | |
日本コムシスグループ | 55,994 | 6.1% | 36,204 | 2.4% | 1,225 | △21.1% |
サンワコムシス | 8,944 | 0.6% | 6,918 | △14.0% | △165 | ― |
TOSYSグループ | 4,238 | △36.2% | 4,070 | △1.0% | △41 | ― |
つうけんグループ | 13,592 | 27.7% | 8,801 | 9.5% | 186 | 36.6% |
コムシス情報システムグループ | 1,938 | 10.7% | 1,589 | 21.8% | 86 | 101.9% |
(注) 「受注高」及び「売上高」は外部顧客への取引高を記載しております。なお、「セグメント利益又は損失(△)」は当社及びセグメント間取引により生じた利益を含んでおります。
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ156億7千万円減少し、1,398億7千万円となりました。これは、現金預金が185億6千万円、未成工事支出金等が93億9千万円増加し、受取手形・完成工事未収入金等が455億3千万円減少したことなどによるものであります。当第1四半期連結会計期間末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ36億9千万円増加し、1,142億1千万円となりました。これは有形固定資産が104億2千万円、無形固定資産が5億6千万円増加し、投資その他の資産が72億9千万円減少したことによるものであります。
この結果、当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ119億7千万円減少し、2,540億9千万円となりました。
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ149億1千万円減少し、463億円となりました。これは、支払手形・工事未払金等が154億1千万円減少したことなどによるものであります。当第1四半期連結会計期間末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ12億2千万円増加し、95億1千万円となりました。これは、退職給付に係る負債が6億3千万円増加したことなどによるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ17億2千万円増加し、1,982億6千万円となりました。これは、主に株式交換等により自己株式が27億1千万円減少し、純資産が増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ4.1ポイント上昇し、77.6%となりました。
当第1四半期連結累計期間において、コムシスグループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は3千万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間においてコムシスグループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設のうち、当第1四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。
会社名 事業所名 (所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 投資総額 (百万円) | 完了年月 |
日本コムシス㈱ 福岡テクノステーション (福岡県筑紫野市) | 日本コムシスグループ | 工事基地 事務所 | 1,328 | 平成28年6月 |
㈱TOSYS TOSYS松本ビル (長野県松本市) | TOSYSグループ | 工事基地 事務所 | 1,478 | 平成28年6月 |
また、当第1四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設及び除却等の計画はありません。