<コムシスグループの業績>
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府や日本銀行による各種政策を背景に、企業収益や雇用環境が改善するなど緩やかな回復基調にあるものの、中国をはじめとするアジア新興国の景気減速や英国の欧州連合(EU)離脱問題などの海外経済の不確実性に加え円高・株安など、先行きは不透明な状況が続いております。
コムシスグループを取り巻く情報通信分野におきましては、スマートフォン・タブレット端末の多様化・高機能化に伴い急増する大容量のトラフィックに対応するため、モバイルネットワーク環境の構築が進められております。また、公共・民間分野におきましては、あらゆるものがインターネットにつながるIoT、自ら学習し高度な判断が可能となるAI(人工知能)などICTを活用した新たなイノベーションや国土強靭化施策、環境・エネルギー事業及び東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた社会インフラ投資の拡大が期待されております。
コムシスグループといたしましては、太陽光建設工事をはじめ、太陽光発電を活用したグリーンイノベーション事業への参画、スマート社会に向けた公共投資・ICT投資の増加に対応した新たな事業領域へのチャレンジ及びM&Aの実施等トップラインの拡大に取り組んでまいりました。また、成長事業分野への要員流動、施工効率の向上及び経費削減等の利益改善にも努めてまいりました。
このような状況のもと、当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、受注高1,786億1千万円(前年同期比9.8%増)、売上高1,322億円(前年同期比2.7%増)となりました。
しかしながら、損益につきましては、構造改革による生産性向上に努めたものの、子会社の連結化による営業費用の増加等により、経常利益64億5千万円(前年同期比5.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益41億2千万円(前年同期比9.2%減)となりました。
<セグメント別の業績>
セグメント別の業績につきましては、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
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報告セグメント |
受注高 |
売上高 |
セグメント利益 |
|||
|
金 額 |
増減率 |
金 額 |
増減率 |
金 額 |
増減率 |
|
|
日本コムシスグループ |
116,811 |
12.0% |
83,980 |
4.0% |
5,080 |
△0.1% |
|
サンワコムシス |
20,849 |
2.5% |
16,684 |
△6.1% |
86 |
△33.4% |
|
TOSYSグループ |
10,611 |
△13.3% |
8,720 |
△5.9% |
27 |
△85.1% |
|
つうけんグループ |
26,069 |
19.3% |
18,917 |
8.4% |
820 |
5.1% |
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コムシス情報システムグループ |
3,956 |
9.7% |
3,593 |
13.3% |
237 |
△4.5% |
(注) 「受注高」及び「売上高」は外部顧客への取引高を記載しております。なお、「セグメント利益又は損失(△)」は当社及びセグメント間取引により生じた利益を含んでおります。
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ183億9千万円減少し、1,371億5千万円となりました。これは、現金預金が82億7千万円、未成工事支出金等が129億5千万円増加し、受取手形・完成工事未収入金等が400億8千万円減少したことなどによるものであります。当第2四半期連結会計期間末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ36億6千万円増加し、1,141億7千万円となりました。これは、有形固定資産が104億円、無形固定資産が3億円増加し、投資その他の資産が70億4千万円減少したことによるものであります。
この結果、当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ147億3千万円減少し、2,513億2千万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ170億2千万円減少し、441億9千万円となりました。これは、支払手形・工事未払金等が141億1千万円減少したことなどによるものであります。当第2四半期連結会計期間末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ12億円増加し、95億円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ10億8千万円増加し、1,976億2千万円となりました。これは、利益剰余金が12億1千万円増加したことなどによるものであります。
この結果、自己資本比率は78.2%(前連結会計年度末は73.4%)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ83億円増加し、371億2千万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の減少額440億5千万円、税金等調整前四半期純利益61億8千万円などの増加要因に対し、仕入債務の減少額212億7千万円、未成工事支出金等の増加額128億9千万円などの減少要因を差し引いた結果、164億5千万円の収入(前第2四半期連結累計期間は141億6千万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出34億9千万円などにより、37億円の支出(前第2四半期連結累計期間は35億5千万円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出40億1千万円、配当金の支払額22億1千万円などにより、60億8千万円の支出(前第2四半期連結累計期間は66億8千万円の支出)となりました。
当第2四半期連結累計期間において、コムシスグループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は5千万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間においてコムシスグループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設のうち、当第2四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。
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会社名 事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
投資総額 (百万円) |
完了年月 |
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日本コムシス㈱ 福岡テクノステーション (福岡県筑紫野市) |
日本コムシスグループ |
工事基地 事務所 |
1,328 |
平成28年6月 |
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㈱TOSYS TOSYS松本ビル (長野県松本市) |
TOSYSグループ |
工事基地 事務所 |
1,478 |
平成28年6月 |
当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設の計画は、次のとおりであります。
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会社名 |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
投資予定額 |
資金調達 |
着手年月 |
完了予定 年月 |
完成後の |
|
|
総額 |
既支払額 |
|||||||
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日本コムシス㈱ 賃貸用不動産 (福岡市博多区) |
日本コムシス グループ |
賃貸用 不動産 |
332 |
― |
自己資金 |
平成30年 5月 |
平成31年 1月 |
(注) |
(注)完成後の増加能力については合理的に算定できないため記載しておりません。
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会社名 |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
投資予定額 |
資金調達 |
着手年月 |
完了予定 年月 |
完成後の |
|
|
総額 |
既支払額 |
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㈱TOSYS (仮称)南信事業所 (長野県上伊那郡) |
TOSYS グループ |
工事基地 事務所 |
600 |
― |
自己資金 |
平成29年 10月 |
平成30年 4月 |
分散施設の集約等による 作業効率の向上 |
また、当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した除却等の計画はありません。