第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

<コムシスグループの業績>

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府や日本銀行による各種政策の効果もあり、企業収益や雇用環境が改善するなど緩やかに回復していくことが期待されております。しかしながら中国をはじめとするアジア新興国の景気減速や英国の欧州連合(EU)離脱問題などの海外経済の不確実性により、国内景気への影響が懸念される等、依然として先行きは不透明な状況が続いております。

コムシスグループを取り巻く情報通信分野におきましては、スマートフォン・タブレット端末の多様化・高機能化に伴い急増する大容量のトラフィックに対応するため、モバイルネットワーク環境の構築が進められております。また、公共・民間分野におきましては、あらゆるものがインターネットにつながるIoT、自ら学習し高度な判断が可能となるAI(人工知能)などICTを活用した新たなイノベーションや国土強靭化施策、環境・エネルギー事業及び東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた社会インフラ投資の拡大が期待されております。

コムシスグループといたしましては、太陽光建設工事をはじめ、太陽光発電を活用したグリーンイノベーション事業への参画、スマート社会に向けた公共投資・ICT投資の増加に対応した新たな事業領域へのチャレンジ及びM&Aの実施等トップラインの拡大に取り組んでまいりました。また、成長事業分野への要員流動、施工効率の向上及び経費削減等の利益改善にも努めてまいりました。

このような状況のもと、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、受注高2,763億7千万円(前年同期比11.9%増)、売上高2,049億円(前年同期比1.7%増)となりました。

しかしながら、損益につきましては、構造改革による生産性向上に努めたものの、子会社の連結化による営業費用の増加等により、経常利益112億3千万円(前年同期比3.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益71億7千万円(前年同期比1.6%減)となりました。

 

<セグメント別の業績>

セグメント別の業績につきましては、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

報告セグメント

受注高

売上高

セグメント利益
又は損失(△)

金 額

増減率

金 額

増減率

金 額

増減率

日本コムシスグループ

185,836

15.6%

129,562

2.3%

8,490

△2.8%

サンワコムシス
   エンジニアリンググループ

31,370

1.3%

25,697

△4.8%

318

26.6%

TOSYSグループ

16,131

△10.6%

13,824

△5.6%

328

7.7%

つうけんグループ

36,296

16.3%

29,425

6.1%

1,331

△8.8%

コムシス情報システムグループ

6,087

10.2%

5,734

15.4%

393

△5.9%

 

(注) 「受注高」及び「売上高」は外部顧客への取引高を記載しております。なお、「セグメント利益又は損失(△)」は当社及びセグメント間取引により生じた利益を含んでおります。

 

 

(2) 財政状態の分析

(資産の部)

当第3四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ174億4千万円減少し、1,381億1千万円となりました。これは、未成工事支出金等が230億円増加し、受取手形・完成工事未収入金等が389億8千万円減少したことなどによるものであります。当第3四半期連結会計期間末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ63億円増加し、1,168億2千万円となりました。これは、有形固定資産が126億円増加し、無形固定資産が1千万円、投資その他の資産が62億8千万円減少したことによるものであります。

この結果、当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ111億3千万円減少し、2,549億3千万円となりました。

 

(負債の部)

当第3四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ133億4千万円減少し、478億7千万円となりました。これは、支払手形・工事未払金等が130億4千万円減少したことなどによるものであります。当第3四半期連結会計期間末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ16億8千万円増加し、99億8千万円となりました。

 

(純資産の部)

当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ5億2千万円増加し、1,970億7千万円となりました。これは、主に利益剰余金が20億4千万円増加し、自己株式の取得等により純資産が減少したことによるものであります。

この結果、自己資本比率は76.8%(前連結会計年度末は73.4%)となりました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、コムシスグループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億1千万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間においてコムシスグループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

(5) 主要な設備

前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設のうち、当第3四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

投資総額

(百万円)

完了年月

日本コムシス㈱

福岡テクノステーション

(福岡県筑紫野市)

日本コムシスグループ

工事基地

事務所

1,328

平成28年6月

㈱TOSYS

TOSYS松本ビル

(長野県松本市)

TOSYSグループ

工事基地

事務所

1,478

平成28年6月

 

 

当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設の計画は、次のとおりであります。

 

会社名
事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

投資予定額

資金調達
方法

着手年月

完了予定

年月

完成後の
増加能力

総額
(百万円)

既支払額
(百万円)

日本コムシス㈱

賃貸用不動産

(福岡市博多区)

日本コムシス

グループ

賃貸用

不動産

332

自己資金

平成30年

5月

平成31年

1月

 

 

会社名
事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

投資予定額

資金調達
方法

着手年月

完了予定

年月

完成後の
増加能力

総額
(百万円)

既支払額
(百万円)

㈱TOSYS

(仮称)南信事業所

(長野県上伊那郡)

TOSYS

グループ

工事基地

事務所

600

10

自己資金

平成29年

10月

平成30年

4月

分散施設の集約等による

作業効率の向上

 

 

会社名
事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

投資予定額

資金調達
方法

着手年月

完了予定

年月

完成後の
増加能力

総額
(百万円)

既支払額
(百万円)

コムシスクリエイト㈱

(仮称)利府町太陽光

発電所

(宮城県宮城郡)

日本コムシス

グループ

太陽光

発電所

3,600

11

自己資金

平成29年

7月

平成30年

9月

 

 

また、当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した除却等の計画はありません。