第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府や日銀による各種政策の効果もあり、企業収益や雇用環境が改善するなど緩やかな回復基調が続いております。しかしながら、中国を始めアジア新興国等の経済の先行きや米国の政策動向の影響など海外経済の不確実性により依然として国内景気への影響が懸念されております。

コムシスグループを取り巻く情報通信分野におきましては、スマートフォン・タブレット端末の多様化・高機能化に伴い急増する大容量のトラフィックに対応するため、モバイルネットワークの構築が進められています。また、公共・民間分野におきましては、IoT、AI(人工知能)などICTを活用した新たなイノベーションや国土強靭化施策、環境・エネルギー事業、東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた社会インフラ投資の拡大が期待されております。

コムシスグループといたしましては、太陽光発電設備工事をはじめ、グリーンイノベーション事業への参画、スマート社会に向けた公共投資・ICT投資の増加に対応した新たな事業領域へのチャレンジ及びM&Aによる子会社化(株式会社カンドー)等のトップラインの拡大に取り組んでまいりました。また、成長事業分野への要員流動、施工効率の向上及び経費削減等の利益改善にも努めてまいりました。

このような取り組みの結果、当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、受注高1,930億6千万円(前年同期比8.1%増)、売上高1,521億8千万円(前年同期比15.1%増)となりました。

また、損益につきましては、経常利益99億8千万円(前年同期比54.6%増)となり親会社株主に帰属する四半期純利益についても68億1千万円(前年同期比65.1%増)となりました。

なお、グループ別の業績につきましては、以下のとおりであります。

 

 グループ別の受注高・売上高・セグメント利益[営業利益]                    (単位:百万円)

報告セグメント

受注高

売上高

セグメント利益
[営業利益]

金 額

増減率

金 額

増減率

金 額

増減率

日本コムシスグループ

124,185

6.3%

96,146

14.5%

6,871

35.2%

サンワコムシス
   エンジニアリンググループ

27,042

29.7%

21,164

26.8%

1,356

TOSYSグループ

11,148

5.1%

9,764

12.0%

310

つうけんグループ

25,100

△3.7%

20,097

6.2%

621

△24.3%

コムシス情報システムグループ

4,787

21.0%

4,216

17.3%

426

79.3%

 

(注) 「受注高」及び「売上高」は外部顧客への取引高を記載しております。なお、「セグメント利益」は当社及びセグメント間取引により生じた利益を含んでおります。

 

 

(2) 財政状態の分析

(資産の部)

当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ111億4千万円減少し、1,560億2千万円となりました。これは、現金預金が212億2千万円、未成工事支出金等が133億1千万円増加し、受取手形・完成工事未収入金等が434億1千万円減少したことなどによるものであります。当第2四半期連結会計期間末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ188億9千万円増加し、1,360億9千万円となりました。これは、有形固定資産が108億9千万円、無形固定資産が58億5千万円、投資その他の資産が21億3千万円増加したことによるものであります。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ77億5千万円増加し、2,921億2千万円となりました。

 

(負債の部)

当第2四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ168億3千万円減少し、544億5千万円となりました。これは、支払手形・工事未払金等が157億7千万円減少したことなどによるものであります。当第2四半期連結会計期間末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ33億4千万円増加し、134億7千万円となりました。

 

(純資産の部)

当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ212億4千万円増加し、2,241億8千万円となりました。これは、主に株式交換等により資本剰余金が82億4千万円増加し、自己株式が73億円減少したことなどによるものであります。

この結果、自己資本比率は76.2%(前連結会計年度末は70.9%)となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ211億円増加し、419億8千万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

<営業活動によるキャッシュ・フロー>

営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の減少額483億4千万円、税金等調整前四半期純利益104億2千万円などの増加要因に対し、仕入債務の減少額205億円、未成工事支出金等の増加額132億8千万円などの減少要因を差し引いた結果、256億7千万円の収入(前第2四半期連結累計期間は164億5千万円の収入)となりました。

 

<投資活動によるキャッシュ・フロー>

投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出51億円などにより、48億2千万円の支出(前第2四半期連結累計期間は37億円の支出)となりました。

 

<財務活動によるキャッシュ・フロー>

財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出35億円、配当金の支払額21億8千万円などにより、53億7千万円の支出(前第2四半期連結累計期間は60億8千万円の支出)となりました。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、コムシスグループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は9千万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間においてコムシスグループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6) 主要な設備

前連結会計年度末において計画中であった主要な設備について、当第2四半期連結累計期間に著しい変更はありません。

 

当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設の計画は、次のとおりであります。

会社名
事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

投資予定額

資金調達
方法

着手年月

完了予定

年月

完成後の
増加能力

総額
(百万円)

既支払額
(百万円)

㈱大栄製作所

本社

(神奈川県厚木市)

日本コムシス

グループ

事務所

530

1

自己資金

平成29年

8月

平成30年

6月

本社機能の統合による
業務の効率化

コムシスシェアード

サービス㈱

日吉寮

(横浜市港北区)

その他

寮・社宅

303

8

自己資金

平成29年

10月

平成30年

3月

コムシスシェアード

サービス㈱

船橋寮

(千葉県船橋市)

その他

寮・社宅

348

0

自己資金

平成30年

7月

平成31年

3月

 

 

また、当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した除却等の計画はありません。