なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、受取返戻金等の計上基準の変更を行っており、遡及処理の内容を反映させた数値で前四半期連結累計期間との比較を行っております。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策による雇用環境の改善や11月以降の円安・株高から、緩やかながら景気の回復基調は見られるものの、一方では野菜の高騰やガソリン価格の上昇などにより家計の節約志向は強く、厳しい状況が続いています。
また、世界経済の先行き不透明な部分が多く、企業にとっては不確実性への警戒感から経営環境の激変などに直面しながらの難しい舵取りを迫られる、予断を許さない状況が続いています。
当業界におきましては、11月中旬までの円高により輸入原材料や輸入商品等の調達に関しては安定しているものの、景気動向から消費者の低価格志向が再燃し、特売等の安売り商品に消費者の購入が集中する傾向が強くなるとともに、企業間の競争も激化し、事業環境は厳しいものとなりました。
このような状況のなか、当社グループは「健康で豊かな食生活を創造するために安全・安心な商品を提供し、社会と食文化の発展に貢献していく」という基本的な考えのもと、中期経営計画の目標の達成に向けて、「事業領域の拡大と収益基盤の更なる強化」と「成長市場に向けた事業創造とグローバル展開」を基本方針と位置づけ、諸施策を講じてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高は2,774億92百万円(前年同期比0.0%減)、営業利益は132億4百万円(前年同期比86.0%増)、経常利益は135億66百万円(前年同期比79.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は87億10百万円(前年同期比87.8%増)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
なお、当社グループは第1四半期連結会計期間より、「注記事項(セグメント情報等)セグメント情報 2.報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおり、(組織再編に伴うセグメント区分の変更)及び(セグメント利益又は損失の測定方法の変更)を行っております。また、前年同期比は、前年同期を新事業区分に組み替えて計算しております。
<加工食品事業本部>
① ハム・ソーセージ部門
引き続き「香薫あらびきポークウインナー」をはじめとする重点商品を中心とした販売活動や東京ディズニーランド®貸切プレシャスナイトへのご招待キャンペーンやプライベートキャンペーンなどの「おいしさ、ふれあい。キャンペーン」、「ハッピーハロウィーンキャンペーン」などの数々のキャンペーンを展開し、販売数量拡大に大きく貢献しました。生産面においては、改革・改善を継続実施し、人時生産性向上やユーティリティーコスト削減などを推進し、コスト競争力も着実に高めてまいりました。
また、2016年6月より稼動を開始した茨城工場新ウインナープラントは、計画通り秋の最需要期の数量を取り込み、好調に推移しました。さらに、環境面においては大幅な省エネルギー化等により、環境に配慮したクリーンな生産環境の実現に貢献しました。
ハム・ソーセージ部門においては、業務用商品は企業間競争の激化から昨年を捉えることが出来ませんでしたが、コンシューマー商品は好調に推移し、全体としては、売上高、販売数量ともに昨年を上回りシェアを伸ばすことができました。
② 加工食品部門
コンシューマー商品では「サラダチキン」や「スパイシースティック」、「絶品点心春巻」などの商品を拡販するとともに、コンビニエンスストアを中心にPB商品についても積極的販売に取り組みました。
コンビニエンスストア向けのベンダー事業については、得意先様の出店増を背景に売上が拡大するとともに、利益面においても原材料価格の安定や生産性の向上により、収益が拡大しました。
結果、加工食品事業本部における売上高は1,882億57百万円(前年同期比2.5%増)となり、セグメント利益は122億99百万円(前年同期比41.3%増)となりました。
<食肉事業本部>
国際的な仕入れ競争激化により、食肉の仕入れ環境は極めて厳しいものとなりましたが、「オレガノビーフ」や「ハーブ三元豚」などのオリジナルブランド商品の拡販や得意先の新規・深耕開拓を積極的に行い、食肉売上高の拡大に努めました。また、昨年に評価損を発生させた輸入冷凍牛肉の在庫消化問題も解消したことから、収益面は大きく改善し、販売数量も昨年を捉えることができましたが、販売単価の下落から、売上高は昨年を大きく下回る厳しい状況となりました。
結果、食肉事業本部における売上高は、890億17百万円(前年同期比5.0%減)となり、セグメント利益は7億57百万円(前年同期はセグメント損失16億67百万円)となりました。
<その他>
その他事業の売上高は2億17百万円(前年同期比15.0%増)となり、セグメント利益は1億47百万円(前年同期は62百万円)となりました。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ255億81百万円増加し1,790億93百万円となりました。これは主に現金及び預金が126億24百万円、受取手形及び売掛金が120億84百万円、有形固定資産が48億80百万円増加したことによるものです。
(負債)
負債については、前連結会計年度末に比べ169億66百万円増加し、1,004億48百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が95億54百万円、長期借入金(1年内返済予定を含む)が72億61百万円増加したことによるものです。
(純資産)
純資産については、前連結会計年度末に比べ86億14百万円増加し786億44百万円となりました。これは主に利益剰余金が77億8百万円増加したことによるものです。
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は3億11百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。