文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、今夏の猛暑や自然災害がさまざまな影響を及ぼし、個人消費は足踏み状態が続きました。また、諸外国の政策動向や貿易摩擦の動向による海外経済の不確実性や地政学リスクの影響により、先行きの不透明感が強まる状況となりました。
食品業界におきましては、健康志向の高まりなど、消費者の価値観が多様化するなかで様々な需要が生まれる一方で、人手不足の深刻化、物流費の高騰に加え原材料価格が上昇し、厳しい環境となりました。
当社の主力分野であるチーズ業界におきましては、国内の生乳生産量の減少傾向が続いていることによる国産原料チーズ価格の上昇に加えて、国際的な乳製品需要の高まりにより輸入原料チーズ価格も上昇し、調達環境としては厳しいものとなりました。
このような市場環境のもと、当社におきましては、原価高の影響を受けましたが、一方で健康志向の高まりと「家飲み」の浸透によるおつまみ需要の拡大で販売量、販売金額が伸長しました。また、食品メーカーとして最も重要な基本である食の安全・安心の確保を最重点とし、品質管理体制のさらなる強化、販売の促進、新製品の開発、生産効率の向上等に引き続き努めました。
これらの結果、当第3四半期累計期間の業績につきましては、チーズ製品の売上が順調に推移したことから、売上高は38,073百万円(前年同四半期比107.3%)、営業利益は3,101百万円(前年同四半期比82.0%)、経常利益は3,113百万円(前年同四半期比82.5%)、四半期純利益は2,130百万円(前年同四半期比82.4%)となりました。売上高の内訳はチーズ部門が36,422百万円(前年同四半期比107.7%)、チョコレート部門が925百万円(前年同四半期比98.2%)、ナッツ部門が636百万円(前年同四半期比102.1%)、その他部門が89百万円(前年同四半期比99.1%)となっております。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期会計期間末の資産は、有形固定資産が8,448百万円、原材料が544百万円、流動資産の繰延税金資産が388百万円、関係会社株式が157百万円、長期預金が113百万円、商品及び製品が97百万円、前払年金費用が65百万円増加し、現金及び預金が9,309百万円、売掛金が1,205百万円減少したこと等により、前事業年度末と比較し610百万円減少し、45,750百万円となりました。また、負債は設備関係電子記録債務が933百万円、買掛金が499百万円、未払金が439百万円、未払費用が179百万円、未払法人税等が151百万円、預り金が109百万円減少したこと等により、前事業年度末と比較し2,340百万円減少し、19,710百万円となりました。純資産は、四半期純利益の計上等により、前事業年度末と比較し1,729百万円増加し、26,039百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は110百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。