第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度における有価証券報告書「第2 事業の状況4.事業等のリスク」に記載の事項から重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
 

(1) 経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策を背景に、企業収益の改善や雇用・所得環境の改善がみられるものの、引き続き個人消費が伸び悩み、円高や株式市場の低迷に加え、アジア経済新興国等の景気の下振れや金融資本・商品市場の動向の懸念もあり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。

当業界におきましては、輸入原料価格は安定したものの、国内牛肉相場は高値が継続し、消費者の低価格志向や競合他社との価格競争も激化し、依然として厳しい状況で推移いたしました。

このような状況のなか、当社グループは、「お客様第一にあふれる味覚をお届けします」をモットーに「安心・安全・美味しさ」を追求し、創業100周年に向けて経営理念のさらなる浸透を図るとともに、コンプライアンスを重視した社員教育を実施いたしました。また、製造コスト等の上昇が当社の経営を強く圧迫する要因となっている状況のなか、作業効率の改善や仕入の見直しを重視し、コスト削減努力を継続して行ってまいりました。

販売に関しましては、「花ソーセージ」シリーズのテレビCM放映や福留ハムの今を伝える情報誌”ザ・プレミアムブック”を創刊し、販売促進に繋げ、コンビニエンスストア・ドラッグストアでの販売、そして「ロマンティック街道」シリーズに加え、マイスターこだわりの「広島港町ハム工房」シリーズや真空調理法の「ロースト」シリーズなどの高付加価値商品の販売強化を進めてまいりました。また、ギフトにおきましても「宮島」・「弥山(みせん)」ギフトや佐賀牛・熊本牛・広島もち豚の食肉ギフトも含めて充実を図ってまいりました。さらには、地元プロ野球球団である広島東洋カープとのタイアップ商品を発売し、応援セールや優勝セールを実施し、販売の拡大を図ってまいりました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、135億17百万円(前年同四半期比5.8%減)となりました。利益につきましては、営業利益は2億4百万円(前年同四半期比35.1%減)、経常利益は2億39百万円(前年同四半期比 29.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億72百万円(前年同四半期比15.1%減)となりました。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

 

加工食品事業

加工食品事業につきましては、全体的な消費不振のなか「花ソーセージ」、「ローストビーフ」、広島東洋カープとのタイアップ商品が堅調に推移しましたが、企業間競争の激化などにより売上高は減少しました。

その結果、売上高は61億13百万円(前年同四半期比7.3%減)、セグメント利益(営業利益)は4億14百万円(前年同四半期比7.9%減)となりました。

 

食肉事業

食肉事業につきましては、国産牛肉において、相場の高騰による消費の縮小が進み、売上高、販売量とも大幅に減少しました。国産豚肉においては、国産牛肉の代替需要による競争激化で収益確保が厳しくなり、売上高、販売量とも減少しました。輸入ミートにおいては、国産牛肉の代替需要や現地価格の下落、円高傾向等により売上高、販売量とも増加しましたが、販売価格の高い国産牛肉の落ち込みをカバーするまでにはいたりませんでした。

その結果、売上高は74億3百万円(前年同四半期比4.6%減)、セグメント利益(営業利益)は86百万円(前年同四半期比30.4%減)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

(資産の部)

当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ6億20百万円増加の171億82百万円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末に比べ5億74百万円増加の80億42百万円となりました。主な要因は、現金及び預金5億74百万円の増加によるものであります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べ45百万円増加の91億40百万円となりました。主な要因は、土地2億40百万円の増加及び投資有価証券1億67百万円の減少によるものであります。

(負債の部)

当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ6億4百万円増加の113億10百万円となりました。

流動負債は、前連結会計年度末に比べ2百万円増加の78億89百万円となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金2億2百万円の増加と未払法人税等87百万円及びその他77百万円の減少によるものであります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べ6億2百万円増加の34億21百万円となりました。主な要因は、長期借入金5億93百万円の増加によるものであります。

(純資産の部)

当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ15百万円増加の58億71百万円となりました。主な要因は、利益剰余金1億22百万円の増加及びその他有価証券評価差額金1億19百万円の減少によるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ6億24百万円増加の38億1百万円(前連結会計年度比19.7%増)となりました。

各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、4億68百万円(前第2四半期連結累計期間は7億20百万円の資金獲得)となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純利益2億39百万円と減価償却費2億19百万円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、2億77百万円(前第2四半期連結累計期間は1億99百万円の資金使用)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出3億33百万円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果得られた資金は、4億34百万円(前第2四半期連結累計期間は3億15百万円の資金使用)となりました。主な要因は、長期借入による収入9億円と短期借入金の純減額2億円及び長期借入金の返済による支出1億55百万円によるものであります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は94百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更等はありません。