第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「第2 事業の状況4.事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策を背景に、企業収益の好調の持続や雇用・所得環境の改善がみられるなど景気は緩やかな回復基調で推移したものの、引き続き将来不安等からくる節約志向や米国の政治動向、中国の景気失速懸念等、海外経済の不確実性の高まりにより、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。

当業界におきましては、消費者の低価格志向や競合他社との価格競争も激化し、さらに国内食肉相場は高値が継続するなど、依然として厳しい環境で推移いたしました。

このような状況のなか、当社グループは、「お客様第一にあふれる味覚をお届けします」をモットーに「安心・安全・美味しさ」を追求し、創業100周年に向けて経営理念のさらなる浸透を図るとともに、コンプライアンスを重視した社員教育を実施いたしました。また、製造コスト等の上昇が当社の経営を強く圧迫する要因となっている状況のなか、作業効率の改善や仕入の見直しを重視し、コスト削減努力を継続してまいりました。さらには、関西エリア等での販売強化の拠点として、平成29年10月より岡山支店と福山支店を統合し、岡山営業部(岡山県浅口市)を立ち上げました。

販売に関しましては、「JAS特級あらびきポークウインナー」のCM放映の放送エリアを拡大し、販売強化を図るとともに、商標登録ブランド「ロマンティック街道」シリーズに加えオリジナル商品「花ソーセージ」や歯ごたえ・ジューシー感が特徴の「JAS上級あらびきポークウインナー」などの重点商品の販売に注力してまいりました。ギフトにおきましても、高付加価値商品としまして「弥山」シリーズをリニューアルし、価格帯を増やすなど販売拡大に取り組んでまいりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、203億25百万円(前年同四半期比2.6%減)となりました。利益につきましては、営業利益は3億21百万円(前年同四半期比26.0%減)、経常利益は3億48百万円(前年同四半期比31.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、広島市の社宅跡地売却にともない固定資産売却益を計上したことなどにより、3億11百万円(前年同四半期比11.6%減)となりました。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

 

加工食品事業

加工食品事業につきましては、消費者の節約志向が続くなか、「JAS特級あらびきポークウインナー」、「JAS上級あらびきポークウインナー」及び「ローストビーフ」が堅調に推移いたしましたが、企業間競争の激化等により売上高は減少いたしました。

  利益面においては、原材料価格の上昇や動力費等、製造コストの上昇により前期を下回りました。

その結果、売上高は89億85百万円(前年同四半期比4.4%減)、セグメント利益(営業利益)は5億40百万円(前年同四半期比20.4%減)となりました。

食肉事業

食肉事業につきましては、国産牛肉は、生産頭数減少の傾向にあり、昨年来からの相場高止まりによる高値からの消費の縮小が進み、売上高、販売量ともに減少いたしました。一方、輸入牛肉においては、高値の国産牛肉に比べて値頃感もあり、消費が伸びている環境下で売上増となりました。国産豚肉は、前年に比べ高値で推移する中で販売量は前年をわずかに上回り、輸入豚肉においては、チルド商品の売上を伸ばすことができ、セグメント利益に貢献いたしました。

その結果、売上高は113億40百万円(前年同四半期比1.2%減)、セグメント利益(営業利益)は1億59百万円(前年同四半期比21.0%増)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

(資産の部)

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ14億22百万円増加の184億86百万円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末に比べ7億88百万円増加の84億34百万円となりました。主な要因は、受取手形及び売掛金13億27百万円、原材料及び貯蔵品67百万円の増加及び現金及び預金6億23百万円の減少によるものであります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べ6億33百万円増加の100億52百万円となりました。主な要因は、建物及び構築物2億98百万円、機械装置及び運搬具1億19百万円、投資有価証券4億93百万円の増加及び有形固定資産のその他1億26百万円、繰延税金資産1億63百万円の減少によるものであります。

 

(負債の部)

当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ8億4百万円増加の116億16百万円となりました。

流動負債は、前連結会計年度末に比べ9億93百万円増加の85億47百万円となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金6億21百万円、短期借入金3億78百万円の増加によるものであります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べ1億88百万円減少の30億69百万円となりました。主な要因は、長期借入金1億87百万円の減少によるものであります。

 

(純資産の部)

当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ6億17百万円増加の68億70百万円となりました。主な要因は、その他有価証券評価差額金3億39百万円及び利益剰余金2億61百万円の増加によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億69百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更等はありません。